2007/11/28
タイミングは人それぞれ、犬それぞれ
家の中に入ってきたお客さまに、その方が帰るまでずっと吠え立ててしまうダックスくん。このまえわたしがお伺いしたときもそうでした。
吠え声に人の会話もままならないほど。外に行っても、家の中ほどではないものの、やはり吠えてしまいます。
いろいろなことを苦なく受け入れ、柔軟に対応していける、していくことを学ぶ時期に、ちょっと経験が不足してしまったようですね。
今日は外を歩き、近くの公園で歩き方やチェックの練習。
でもおどろくほど、飼主さんがお上手!
そこに飼主さんの「なんとかしてあげたい!」という強い思いがひしひしと感じられましたよ。
1週間前、あれほど不安そうに歩いていらっしゃったお母様の、今日の堂々とした歩き方!(笑)
でも、これはとても大事なことです。
「わたしについてきなさい!」
「わたしといれば大丈夫よ!」
「あなたは安心していていいのよ!」
そのメッセージを、リード越しにWanに伝えていくには、まずリードを持つ飼主さんご自身の気持ちが定まっていなければなりません。
わずか1週間でここまで出来たこと、本当にびっくりもし、嬉しくも思いました。
お母様はもっと早くにやればよかった、とおっしゃっていましたが、逆に今だったからこそ「なんとかしよう!」って強く思えたのかもしれませんよ、前だったら同じように思えたか、わかりませんよとお話ししました。
たしかにもっと早くにやれば、できることならパピーのうちからやれば、こういった問題はある程度回避できたかもしれません。
ですが、このWanと飼主さんには、「その今」が今現在だったのかもしれません。
なにごともポジティヴに考え、気持ちを楽にして、たのしくレッスンしていきましょうね!

1週間前まで、表情をこわばらせながら歩いていたWanが、練習のときにはこんなリラックスした表情で、飼主さんと歩調をあわせて歩くことができましたよ!
コメント