2007/11/27
我慢、我慢
Wanを見ると突進してしまうミニブルちゃん。決して攻撃的に突進するのではなく、興味が強すぎて、相手の状況おかまいなしに突進してしまうタイプ。どう接したらいいのか分からず、相手を怒らせてしまう、損なタイプ。
今日はクレアと一緒に練習。
他のWanがいても、飼主さんの「おいで」にはちゃんと反応できるようにひたすら、その練習。
最初こそはクレアの周りをうろうろ、くんくん、ぐるぐるでした。我慢できなくなったクレアに「うー」と言われても(ごめんね!)、それでもぐるぐる……。
その間、飼主さんはずっと呼び続けています。ノーリード想定の状況ですから、リードは頼みの綱、にはなりません。
戻ってきたら褒め、また解放して、クレアの周りをうろうろ。
ですが、だんだん飼主さんの呼び戻しに、ミニブルちゃんの戻りが早くなり、20分後には、クレアの周りを飼主さんのノーリード想定状態でもヒールウォークすることができましたね。
もちろん、他のWanに攻撃的ではなかったミニブルちゃんだったからこそ、ノーリード想定の状況を作って出来た練習でしたが、よく頑張ったと思いますよ!
ミニブルちゃんがマテをしている状態で、クレアが目の前を歩いたり、真正面からやってきても、突進したり、飛び掛ったりせず、ちゃんと待つこともでき、今日はミニブルちゃんの練習成果がよく出たレッスンになったと思います。
もちろん、いつもいつも好調子というわけではありません。ときには悪くなったように見えることもあるでしょうし、出来なくなったように感じることもあるでしょう。伸び悩んだりすることもあるかもしれません。
でも「学習」の過程には、いつもいい状態が続くとは限りません。
伸び悩んだりしたり、悪くなったと感じても、それは学習の過程の一段階である場合もあります。
大事なのは、目の前の事象に一喜一憂しないことです。
Wanだって生き物で、ロボットではないのですから。
淡々と、粘り強くやっていけば、きっと目指す目標に近づけるようになります。それを信じて、ひとつずつ頑張ってやっていきましょうね。

クレアのほうがなんだか、腰引けですね(笑)
個人的に、ミニブルちゃんの自信満々そうなこの表情が大好きです。
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