2016/01/11
依存心の強い仔ほど

ラブラドゥードルのもなかちゃんの訓練がありました。
いつもはお母さまが公園につれて来てくださり、そのままベンチに座って訓練風景をみてくださっていたのですが、前回、お母さまの都合で、もなかちゃんをわたしが迎えに行き、途中からお母さまが迎えに行きます、とおっしゃっていたのですが、そのときにお母さまがいないともなかちゃんがきょろきょろ、きょろきょろして集中できなかったので、そのときは、お母さまに連絡して、帰りも送りますので、公園に来ないでください、とメール(笑)
で。
今回も同じように迎えに行き、送る、というスタイルで。
少しお母さまへの依存心が強くなってきて、このままいくとあまりいい状態ではなくなるので、あえていらっしゃらない状態を作って訓練。
まるで幼稚園に行き始めたこどものような状態ですが、そうやって精神的にも自立していくことも大事。
自分の頭で考え、理解し、行動することができるようにしていくことも大事なことです。不測の事態があったとき、犬がパニックになり、なにもできない事態になったときを想像したら、そのときかわいそうなのは犬自身です。
飼主さんがそばにいないこともあるんだ、でも大丈夫、という精神を作ってあげられるのは、やはりほかならぬ飼主さん。
飼主さんべったりも可愛いと言えば可愛いのでしょうが、それはなにもないときです。
なにかあったとき、を想定して、そのために犬が困らないように、不安でたまらなくならないような精神を作ってやれるならば、その機会があるならば、それは生かした方がいいとわたしは考えています。
だからこそ、パピーからお世話させていただいている仔のほとんどは、一度ならず、わたしの家で、お泊り練習をします。(そういえばもなかちゃんは、まだやっていませんね・笑)
飼主さんから離れて、他の犬たちと一緒に過ごすという経験をしているのと、しないとのでは雲泥の差。
たとえそれが1泊であったとしても、経験値というものは大きいのです。
依存心が強くなりそうな個体であればあるほど、わたしは経験値をふやすためにも、敢えて飼主さんがいない状況に馴れさせていったほうがいいですよとお話しします。
画像は、この仔のちょっと気になる一面があったので、訓練を早めに切り上げ、てくてく散歩へ。
その道中、気になることを修正しながら、やっていいことと悪いことをきっちり区分。
悪くなりそうな芽は早めに摘み取って、いいところをどんどん、伸ばしていってやりたいですものね!
今日もおつかれさま!
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