2008/04/11
思わぬ事故
今日のレッスンWanのなかに、ひさしぶりにレッスンとなったWanがいます。のんびりした性格の、マイペースなゴールデンちゃん。
おおはしゃぎしたりすることもあまりなく、ひなたぼっこしながらウトウトするのが大好きといった、そんなのんびりさん。
そんなゴールデンちゃんが、ここ最近、黒い犬を見ると警戒し、寄られると唸るというのです。
人、犬大好きのゴールデンちゃんだけに、わたしもビックリしましたが、よくよくうかがってみると、ちょっと事情がありました。
ことの起こりは、ドッグランでのこと。
会員制のドッグランで、いつものように遊ばせていましたら、見ず知らずの黒ラブが全力疾走でゴールデンちゃんのところへ走ってきて、わき腹に突っ込んできたというのです。
かなり体の大きなゴールデンちゃんで、ちょっとやそっとのことではびくともしなさそうなのですが(失礼・笑)、そのときはあまりの衝撃によろけて転んでしまったそうです。
それ以来、黒い犬、黒っぽい犬がダメとのこと。また自分のほうに走ってくる犬にも唸り、吠えるようになったとのことでした。
よほど、怖かったのでしょうね…。
仲良しさんに、黒ラブMixのWanがいるそうですが、それ以来、そのお友だちWanにも唸るようになってしまったとのことでした。
たまたま、クレアとユリウスを乗せていましたので、対面させてみることに。
クレアとは面識がありますが、ユリウスとはありません。
最初は面識のあるクレアと少し距離を置きながら会わせ、少しずつ近づけましたが、クレアのことはわかっているらしく、唸ったりすることもなく、普通にご挨拶して終わりました。
続いてユリウス。
ゴールデンちゃんが苦手な黒ラブですが、まだパピーということ、あまりチャカチャカ走るタイプではないので、遠目から見せてみました。少し警戒はしたものの、徐々に距離をつめてもジーッと見ているだけ。
そのうちにユリウスのほうが、尻尾を振ったまま、コロン…とお腹を向けてきたので、ゴールデンちゃん、おそるおそる様子見にやってきました。ぺろんと舐められてビックリしたみたいですが、ユリウスがそのまま転がっていたままだったのが良かったのか、ユリウスにも大丈夫でした。
公園に行き、黒い犬、黒ラブに会いましたが、…こちらには唸りました。
クレアやユリウスは当方の犬で、飼主さんも、ゴールデンちゃんも安心していたので大丈夫だったのでしょうが、まったく知らぬ人の犬となると話が違うのでしょうね。唸ったらいけないよと忠告、距離をとりましたら、見つめてはいるものの、それ以後は唸らなくなりました。
急激にではなく、心の準備ができるまで、ゴールデンちゃんがリラックスできるまで、ゆっくり慣れさせていきましょうね。
仲良くしてもらいたい…という気持ちはやまやまでしょうが、まずはゴールデンちゃんが、黒い犬を見てもピリピリしなくてもいいのだということがわかるようになるまで、同じトレースを重ねるようにして練習してみてくださいね。
そしてまた、わたしも含め、みなさまにも言えることですが、どんな状況でも、さまざまなことが起こるのだということを常に頭において、犬と行動するようにしましょうね!

ブレイクタイムで、飼主さんとボール遊び。
アイコンタクトばっちりです♪
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