2019/01/12

本日は救助犬訓練初めとなりました。
訓練がはじまるまえ、まだ他のメンバーが来ないうちにガス抜き、ガス抜き(笑)
向かって左から、フェリス、シリウス、アリス、宙。

足の速い順も、よくわかる(笑)
アリス→宙→フェリス→シリウス(爆)
またこの距離感が絶妙なんです。ああ、このスピード差よね…って、毎回笑ってしまう。
シリウス、走り方がへたくそで、とんでもなく遅いのです…。
ここまできたら、この仔の特徴ととらえてあげるしかないくらい、遅い…。
犬なのに、こんなに遅くていいんだろうかと思ってしまうくらい、ほんとに遅い…(爆)

続いてこちら。
ユリウス、グランツ、ソフィア。
ルシアもいたのですが、画像に収まっているものがひとつもなく…。
寒さのせいもあり、わたしの足元から離れず、ガタガタ震えていたので、早々に洋服着せて車内退避。
最近ではすっかり寒がり犬になってしまいました。

地形上、多少の高低差はあるものの、グランツの体高を微妙に、2㎝ちょいほど抜いたソフィア。(体重差はいまのところ7kg弱)
それでもグランツは、あと1,2kg乗せても問題ないくらいなのですけどね。
まぁ、そうなると40kgになってしまう…。
ソフィアのきょうだいで、わたしが知る中では女の仔に24kgの仔がいるのですが、ソフィア、すでに31kgをゆうに超えています。
うーん、でっかいなぁ~……わたしの予定では25kg前後だったのですけど(汗)
まぁ、いっか!(爆)

ワカゾのなかの一番の有望株、宙!
本日も安定の成長ぶりを発揮。
鼻も使う、足もよく伸びる。
でもわからなくなると、わたしの指示待ちをしてしまうので、この部分の自主性を少しずつ作っていきたいところですが、まぁ自信がついてくれば、そのうち嫌でも行くようになるんじゃないかなと思っているのですが。
なので、ヘルパーさんへの執着を上げる練習の一環として、わたした近づいても、離れても、わたしの行動に惑わされず、ヘルパーにアラートし続けるという練習をしました。
午前中は、まだ「え? え?」でしたが、午後には少し理解をしてきたようで、一瞬は止まるものの、頑張って、自信のあるアラートし続けることができるようになりました。
がんばれ!
期待しているよっ!

今週中には11才になるユリウス父。
先月くらいから、「耳が遠くなってきたのか? それとも聞こえないふりをしているのか?」な行動、そしてボールの取り損ねなどの行動が見えてきたところから、目と耳に衰えが見られてきたような気がします。
それでも本犬の走りっぷり、捜索態度は、11才とは思えないはっちゃけぶり!
多少の怪我をしてもなんのその、ぶっとびユリウスでした。
それでも老いは確実にやってきているわけで、本犬が自信をなくしたりしないように気をつけながら、楽しく訓練を続けさせてやりたいなと思っています。
このタッパーいっぱいのおやつ、もらったんだ! byアリス
シリウスはまだ目を使っての捜索が今日は多かったものの、執着をあげる練習にはくらいついてきてくれました。
午後には「強くなってきたな~」とヘルパーさんが褒めてくれるくらいに、執着できるように!
フェリスは昨年末の最後の訓練のときにアラートを理解したようで、今日、いい声でアラートができるようになりました。
アラートして褒められ、ボールはもらえるわ、遊んでもらえるわで、大得意!
そのおかげで、捜索も俄然意欲的で、いい捜索作業。
本日ぐっと成長した姿を見せてくれたフェリスでした。
そうして残すところアラートできず犬、アリスだけになってしまいました(爆)
アラートのコマンドが、ストレスにもなりつつあるようで、パンティングしたり、瞳孔が開いて、カタカタ震える始末。
でも、捜索は楽しいようで、ヘルパーを探し出すのは早い! でもアラートができない!
次回あたりには、新規アイテムがチームに投入されるようなので、それに期待したいところです。
訓練をするからには、試験合格レベルにまで全頭もっていきたいというのはわたしの希望ですが、アリスにはちょっと酷かもしれないなと思う最近。
でもだからといって辞めはしません。
その昔、男性恐怖症のあまり、歯を剥いて「こわい、こわい!」となって、おなかピーピーになって、逃げていたクレアが、救助犬の訓練を通して、人が好きになり、他人、それも男性にほめてもらうことで自分に自信をつけて、いろいろなことに挑戦することに、クレア自身がストレスなく、楽しくなってきた過程を見て知っています。
そのとき、「訓練ってすごいなぁ!」「犬ってすごいなぁ!」と思ったものです。
どれだけその環境をこちらが用意してあげられるか、それによって、犬自身の「生」そのものが、よりよく深くなっていけるのかを知った瞬間でもありました。
だからこそ、警戒心も強く、不安心の強いアリスも、クレア同様に、苦手克服のために、救助犬訓練は続けさせるつもりでいます。
救助犬の訓練を通して、本犬のキャパシティを、今後も生きていくうえで、ストレスなことにさらされても、それを乗り越えることができるメンタルパワーをつけさせていくことが、飼主であるわたしが与えてあげられる「環境」であり、責務かなと思っています。
4頭きょうだい中3頭は生まれたときから一緒、宙も、理解ある飼主さまのおかげで、多くの時間をわたしやきょうだい犬と過ごしています。
成長速度もそれぞれ。
昨年まではみんな横並びな訓練でしたが、捜索の方法や意欲、精度に差が出てきたこともあり、ヘルパー役、リーダーと話し合い、ここで訓練内容をばらけさせることに。
ここからは4頭みな、それぞれのペースの訓練に突入。
でもわたしが定める目標「だれがハンドリングしても、コントロールできる救助犬」というゴールは同じ。
たどりつけても、つけなくても、それが目標であることは変わりません。
さて。
ユリウスっ仔たち!
ユリウス父さんに続けるよう、そしてできれば、ユリウスを超えられるよう、がんばれ!