2018/04/09
4月6日から8日までの3日間、朝霧で、2018WUSV世界選手権 日本代表選考競技会が行われました。
グランツにとっては、初の選考会。
成績よりも、ここまで来れたことが嬉しかったですね。
以下、いただいた画像です。
1日目は公開練習なので画像はなし。
2日目は追求と服従。
3日目は防衛が行われました。
追及の画像はありませんので、服従から♪
【2日目】

脚側。これから群衆に入るところ。

伏臥からの招呼。
ぶっとびグランツ。
あとで他の方から、「この仔はいつでも楽しそうに、あなたのところに走って戻ってくるわね」と言われました。
いつも、にこにこしているからですかね(笑)

1mの障害とダンベル持来。
ソフィアは後肢を伸ばして飛ぶように教えたいなぁ~。
グランツではここまでわたしの意識がなく、そのままにしたら、飛ぶとき折り畳み足になってしまいました。
これで足が障害板に当たったら減点なので、伸ばして飛ぶことを教えたいものです。

1.8mの障害とダンベル持来。
おなじクラブの犬は一番高いところから飛び降りるという、おっかないことをしてくれますが(笑)、もともと高いところが苦手なグランツは慎重(笑)

前進。
またしても失敗したけれど、それっぽそうな画像をば(笑)
【3日目】
ここからは3日目の防衛の画像です。

パトロール1
5このテントを回り、最後の6こめにヘルパーが隠れています。

パトロール2
パトロールではV評価がもらえました。

ヘルパー発見!
すぐさま禁足咆哮です。

指導手が戻ってくるまで、ここでヘルパーを留め置かなければならないので、その気持ちの姿勢の評価がつくところです。
グランツは、もう少し連続性のある咆哮をということが指摘されました。

禁足咆哮中~。
かーちゃん、まだ戻ってこないのか~っという声が聴こえてきそうでした(笑)
まだまだ修行不足です。

追補。
逃げるヘルパーをすかさず追いかけます。

鞭で威嚇されてもひるまないことが大事。

監視。
グランツの一番苦手。

背面護送。
これもV評価がいただけたところ。
わたし的には、グランツが出過ぎているのですが、ジャッジの視点はまた少し違うのでしょうね。高評価でラッキーでした(笑)

護送中のヘルパーの奇襲。
それに対しては、犬は指示なく向かっていかなければなりません。

ジャッジのところまで、側面護送。
鞭をジャッジにあずけて、このあと遠距離のため、待機地点へ移動。
ここでの犬の態度も評価のうち。
ヘルパーに執着してしまう仔はこのときの態度が「(指導手に対して)従順ではない」という評価になってしまいます。
気が抜けません。
グランツは、従順評価いただけました(笑)

遠距離。第2ヘルパーさんです。

ふりまわされても、くらいつきます(笑)
とまぁ、画像ではとってもかっこよく♪ですが、当然あらもあるわけでして、なかなかうまくいかないものです。
そんなこんなながらも初の選考会、怪我なく無事に終了できました。

デビューから選考会まで、一緒だった、きょうだい犬のレイアと。
実は、レイアとグランツ、本日をもって、IPO競技から引退することとなりました。
ついこの前デビューしたばかりなのに? と思われるかもしれません。
でもわたしにとって、そしてレイアの訓練士にとっても、IPO3を取ることが目標でした。
IPO3をとって、そのご褒美として、ここまでよく頑張ったねという記念に、選考会にふたりで参加。
おっとりグランツと、防衛苦手のレイア。
IPOで上に行こうと思ったら、気質的にも足らないものもあり、またハンドラーであるわたしたちにとって最初のIPO犬ということで、失敗もたくさんして、変な癖もつけてしまって、でもそれ以上に勉強させてもらった仔たち。
レイアの訓練士は、すでに1才になる次世代IPO犬を育てており、今後はその仔に集中して訓練。
そしてわたしは、先達て迎え入れたソフィア、現在2か月半のこの仔で2頭目のIPO犬を育てることにしています。
レイアがいたから、グランツもがんばれました。
レイアのオーナー訓練士がいたから、わたしもがんばれました。
お互い励まし合い、なんとかここまでやってこられました。
O訓練士、ありがとうね!
それでも同じクラブメイト。
IPO歴もまったく同じ(笑)
今後もそれぞれの犬で、それぞれ頑張っていきたいと思います。
グランツの応援、ありがとうございました。
このあとは第二の犬生を楽しませるべく、なんの訓練をやろうかなと考え中です。
おっとり、のんびりグランツに合う訓練、探してやろうと思っています。
グランツとのIPO訓練4年半。
おつかれさま、グランツ。どうもありがとうね!