2018/03/30

Careでおうかがいのボーダーくん宅。
3頭を代表して、画像はごえもんくん♪(単に撮り忘れた犬&ブレブレ犬だったので、ごえもんにだけ登場してもらいました)
オビディエンスに、アジリティにとドッグスポーツを楽しんでいるこのお宅。
Careしながらも、話はたいがいその向きになる(笑)
オビディエンスがらみで「今これが苦手で~」という話になり、わかる範囲、気が付く範囲で「こうしてみては?」とお伝えすることも。
で、今回、ブログに上げといてくださいということで、業務連絡よろしく、こちらにアップ(笑)
こまかなことは省きますが(笑)
色覚を使って見ては?とアドバイスをさしあげました。
わたしがガンドッグレトリーブの練習をしていたときに、犬に鮮明に理解&イメージをさせるために、ダミーの色を使い分けたことを参考例にお話し。
犬は以前はモノクロで世界を見ているというのが通説でした。
それが15年くらいまえに、色を認識はできるらしい、でも生活するうえで色を必要としないから、モノクロで見ている、という説が出てきました。
それがいまは、いくつかの色は見やすい、認識しやすい傾向にあるらしい、ということがわかってきているようです。
ちょうど最後の説がではじめる前に、わたしはガンドッグレトリーブの練習の時、「なぜこの色の時は迷って、こっちの色の方ができるんだろう…」と疑問をもったことがありました。
重さも、感覚も、(たぶん)匂いもそんなに大差ないはずなのにな…と思ったのですが、そのときはわからずじまい。経験の浅い犬にはわかりやすいものを使ってみようというところで、なんとなしに色の使い分けをしていました。
それが上記の説を読んだとき、「おう!」と頭の中で電球が灯って、「なるほど!」と納得したというわけです。
緑色や赤は犬には見えづらい色で、でも白や青は比較的鮮明に見えているらしい色。
それが如実にわかったのが、鼻を使うことをまだわかっていない経験の浅い犬にオレンジダミーや迷彩柄ダミーは迷わせ、白のダミーはほぼ確実に回収できたとき。
そんな話をごえもんのママにして、苦手と言われている科目で主に使われるのはオレンジや赤、黄色だったということをうかがい、一時的に、理解させる過程においてはあえて、白やブルーを使ってみて、イメージができたら、それの色を変えてみてはどうですか?とお話ししました。
たとえばチェーン店でも、知らなければ通り過ぎてしまうものでも、そういう店があるというのを知り、さらにそこが自分が気に入ったとすると、他所の土地であっても、その店が目につくようになるものです。
それと同じで、こういうものだと理解すると、それがたとえ色として認識しにくかったとしても、「ここにはある、この科目はこういうものだ」と見えてくるので、使われている色が変わろうと、大きさが変わろうと、犬には「見えて」「理解」出来るものになるわけです。
犬に無理なく、シンプルに教えること。
なんで出来ないのっ?ではなく、どうしたら犬がもっと楽にわかるようになるかな? と犬の習性、本能を理解したうえで、トレーニングなり、日々の生活なりを楽しめたらいいなぁというのが、ここ数年の、わたしのハマっている(?)推察です。
ごえもんママ、わかりましたか~?(笑)
で。
話をかえまして。

今朝、突如として、フェリスが、ソフィアに「遊ぼう!」とお誘い。
ちょっとソフィアがびっくりしていますが、いままでは唸られたり、無視されてきたので、当然といえば当然の反応です。
実はソフィア、まだうちの犬たち全員とまともにはフリーで会っていません(笑)
来た日から、クレア、グランツ以外の犬から締め出しをくらっていたのです。
クレアは口を舐めるのでなければ、ソフィアが背中に乗ろうと、首根っこに顔を突っ込もうと許してくれていました。
怒る元気もなくなっちゃったのかと心配したのですが、同じことをアリスがやったら、やはり怒ったので、そうではなかったらしいです。単にソフィアを受け容れただけだったようです。
あわれなアリスだこと(笑)
グランツは来た日からソフィアにかまいたくて、かまいたくて、逆にソフィアに「探検の邪魔しないでください!」と怒られていました。
しょんぼりしながらも、まだ環境に不慣れなソフィアを心配してか、そのあとをでっかい図体で、ちょこちょこついて歩いている始末。
やっぱりグランツは保父さんです。
ユリウスは年齢のせいもあり、仔犬がうざったいようで唸るので、それを尊重して離しておき、ルシアはヒートが近い関係で苛々モードなのでこれも離しておき……
ワカゾたちは、パピーという敵の襲来に、こぞって反抗!(笑)
いっしゅん、きょうだいの絆結集!といったふうでした。
でもそのなかでもフェリスは来て2日目くらいには、Houseの中をのぞきこまれても唸らず見ているだけになったので、様子をみて、昨日ご対面。
そうしたらフェリス、おなかをだしてソフィアと遊びモードに。
軽く接触させて、いいイメージを与えた状態で終了。
そうしたら今日、上記のとおり「遊びましょう!」とフェリスから。

フェリス、ソフィア双方の心の逃げ場でもあるグランツを仲介に、3頭で庭で遊んでいました。
なにかあればグランツもわたしも割って入れる状態のなか、フェリスとソフィア、仲良く遊んでいました。

メスにしたらドライな気質のフェリスなので、独占欲が強く、べったり依存型アリスよりはソフィアの相手が上手だろうなとは思ったのですが大当たりでした。
意外にもシリウスはまだ、「やだ!」と文句タラタラ。
ちょっとソフィアに脅威を感じているようです。ソフィアがもう少し大きくなって、オトナ犬の扱いがうまくなれば、シリウスの怒りを買わずにさらっとかわしてくれるようになるかな?
アリス、シリウスと遊べるようになるのはもうちょっとあとになりそうですね(笑)