2017/11/30
グループケア日
西東京方面で、グループケアがありました。
ダックスのルンちゃん。
ただいま持病かかえながら、元気に頑張り中。
年齢もあるので、ゆるゆると、負担をかけないようにサポートしながらの毎日。
飼主さんとしては、ルンちゃんが苦しくないように、つらくないように、を頭に置きながらとはいえ、それでも咄嗟のときには、「どっちがルンちゃんにとっていいことなんだろう?」と迷い、後悔したりすることもあるでしょうね。
飼主の葛藤を、犬はよく見て、感じています。
飼主さんに不安になるな、不安定になるなというのは、酷なことですし、難しいこと。
でも、ご自分の葛藤を犬はよくわかっている、ということだけは頭に入れていてほしいのです。
そうすれば、なにかあっても、はっとして「落ち着かなきゃ!」とご自分に言うことができるでしょうし、結果、迷ったり、葛藤しているところを犬にみせることが減ってくると思うのです。
闘病している仔をかかえて、心に平静をもつことは難しいことです。1頭飼いだったらなおさらです。
でもあえて言います。
毅然と、落ち着いていてください。
それだけで犬は、心安らぐことができますから。
飼主さんに、「ファイト!」とエール送ります。
なにかあればいつでも言ってくださいね。

チベタンスパニエルのモカちゃん。
身体にぽんと手を触れると、電池が切れたみたいにふっと落ち着いちゃうモカ。
だけれど触れるまでは「ウォウ!ウォウ!」と吠えまくり(笑)
手が離れても「ウォウ!ウォウ!」。
でもCare中に手が離れても何にも言わない。
それどころか、「手が止まってます」と前脚をわたしの手にかけて、「ここ、やってください」とアピールも。
なんとも不思議ちゃんなモカ。
そんなモカが面白い(笑)
モカ宅に、不思議なものがありました。
Furbo(ファーボ)。
カメラアプリで、留守番中の犬の様子を見たり、声をかけたり、おやつが飛び出したりする、アレです。
どうなのかと聞いたら、おやつが飛び出したら、いちもくさんに逃げていってしまう……そうです(苦笑)
怖いらしい……
なので、そこからしか出てこない、すっごくいいおやつを入れてみたらどうですか? とアドバイス。
食い気があれば、最初は怖がっても、「あ、あのおやつだ!」と気付けば、そのうちに馴れると思いますよ。
せっかくあるFurbo。
うまく使いたいですよね~。
次回お目にかかったとき、Furbo大好き犬になっていますように(笑)

トイプードルのナナちゃん。
内弁慶ナナちゃん。
お母さまに先んじて、わたしが先に部屋に入ったら、お母さまが来たと期待していただろうナナが、わたしを見た途端、耳がぺたん、体硬直。
「ナナ~♪」と言ったら、「なんで、アナタがいるんですか…」と固まってしまいました。
Careは、目がトロトロするくらい受け容れてくれるくせに、入ってきたときだけは硬直ナナ(笑)
シツレイな…(爆)
でも家の中ではナナの天下だそうで、気に入らないことをしようとすると、歯ムキッ!になるそうです。
コラコラ…
最近、食後の歯磨きで、つかまえるタイミングを間違うと、歯ムキ!になるということでしたので、それに対してちょっとアドバイス。
うまくいくといいですね。
話は脱線しますが、わたしの個人的な趣味で(笑)、犬の歯垢取りが好き。
なのでわざと1週間放置して、週に1度、全員の歯をぺかっとするのですが、クレアの介護が加わってからはちょっとその時間を作るのがむずかしくなってきました。
特に唾液が出にくくなってきているクレアの口内環境を整えるためには1週間に1度なんて悠長なわたしの趣味に付き合わせるのは気の毒なので、毎日毎食後に歯磨き。(おかげで歯垢取りができない……つかないので・涙)
で。
最近のルーティンが、食後、年齢順に、1頭ずつ歯磨き、耳拭き、顔拭き、食器回収……(笑)
宙がきているときはここに宙も加わります(笑)←飼主に許可取り済み。
歯垢はつかないけれど、1日1回にしていた歯磨きが、最近2回。
歯コシコシが趣味の飼主に付き合わされる我が家の犬たちです。
意外と歯磨き上手はワカゾたち。
そのなかでもフェリスは言われた通りにやってくれるので、そのうち、「あーん」で静止することを教えたい…(笑)

話が脱線して失礼いたしました。
最後のCare Wanはボーダーのララちゃん。
寒さの成果、背中がまるまり気味。
ちょうどこのとき、雨が強くなりだしました…。
なので背中中心にCare。
Careしながら飼主さんとおしゃべりしていて、仕事関係の話から、なぜか論文を書く…に話が飛び(笑)
わたしは論文を書くのが大好きで、中高時代の小論文の授業では時間内で1テーマ2~3小論文(600~800字内という指定のとき)書いていたくらいです。(先生が書かせてくれました)
大学では卒論が楽しくて、楽しくて、論文を書きたいためだけに大学院に行こうとさえした人間です。(願書提出寸前になってやめましたが)
教授にも、もう1本卒論書きたい~とごねましたが、当然ダメでした。
結果、教授に「よくこのテーマで、ここまで掘り下げたね…」と絶句された卒論を仕上げて、論文と別れを告げてもう何年??
で。
ララちゃんの飼主さんと論文話で盛り上がり、論調や文構成の組み立て方などを楽しくしゃべってしまいました。
(ちゃんとララのCareもしています)
あ~、また論文書きたい~~!
学者の道にいく気満々だったのですが、人生わからないものですね。
気付けばここで、たくさんの犬にかかわり、楽しく毎日過ごさせてもらっています♪
訓練、Careを通じて、Happyな笑顔をたくさん見ることができるいまが、わたしは楽しくてしょうがないです。
みんな、がんばろう~!
本日は脱線話全開になりました。
失礼いたしました(笑)