2016/07/02
本日は救助犬訓練日。
今日は3人で行う予定だったのですが、道中、LINEが。
最寄りのパーキングエリアで確認したら、なんと1人が体調不良で休みとな!
ということはわたしともうひとり。
もうひとりの方は、わたしよりずっと後に家を出る方なのでもしかしたらまだ高速乗っていないかも? と連絡したところ、まだ一般道とのこと。
一旦はそこで、訓練中止にしますか、と結論が出て、ここから引き返すか~と思ったのですが、残り30分足らずのところまで来てしまっていたので、現地でうち犬たちだけでも放牧して、遊ばせて帰宅しようかな~と思って出発しかけたら、再び連絡が!
「仔犬たちの訓練、やろう!」
との、ありがたい申し出に、午前中だけ訓練をすることに。
そしたら、そしたら。
いつも使っている訓練エリアがなんと使えない! しかも当分使えなさそうな様子に、ふたりで、「新しい訓練場所探しの旅に出よう」となりました(笑)
で。
走ること30分強。
このあたり、使えるかも? というエリアを発見して降りてみました。
ある特定の訓練をするには向いているエリアでしたので、さっそく仔犬たちの訓練から。
アリス、シリウス、フェリスの3頭を順番にリコール練習。
このところ、見慣れないものや、新しいものに対して、かなり注意深くなったアリス。
警戒まではいかないのですが、自分が「大丈夫かな…」と判断できるまではほふく前進で近づくというような状態。
でも反応がいいのもアリス。
経験をどんどん積ませれば、もともとがパワフルで、明るい性格のアリス。
自信もった作業ができるようになり、そうなったらますます訓練が楽しくなる相棒になること間違いなしの仔です。
シリウス。
のぽぽんとした性格のシリウス。
呼ばれれば行くけれど、欲がまだそこまでなく、相手が少し遠くなると、「もういいや~」とわたしのところへ戻って来ようとしてしまう。
アリスの作業を見た後だと、頭の回転、足のスピードは……決して速いとはいえない(爆)
のんびりさんなんだよね、シリウス。
だいじょうぶ、ユリウス父さんも、そんな感じだったから(笑)
フェリス。
前回の練習ではフェリスが一番反応がよかったのですが、今回は相手が違ったこともあるのか、いやに慎重になって、「別にあの人に興味あるわけじゃないし~…」と。
でもそのくせ、相手がもっているおやつがなかなか美味しいものだと気づくと、今度はこっちの呼び戻しが効きにくくなる仔。
良くも悪くも、我が強い仔。
パピー時代は、アリスのほうが我が強くて、フェリスはよわっちい感じがしたのだけれど、このところ性格が逆転モード。
フェリスの方が、きつめに訓練をいれてもへこたれなさそうな仔になってしまいました。(シェパモードの訓練に耐えられるタイプかも?・笑)
真っ黒くろすけなので、炎天下では暑くてばてるだろうからと、とりあえず一旦しまって、せっかくなのでオトナ犬たちも1本だけやろうということに。
みるからに、怪しいひとがいるわ…車から見ているクレア。
見てちゃだめだよ、とこのあと、車の奥におしこみ(笑)

風がいい具合に吹いてきたので、さくさくっと発見に至る(笑)
だだっ広いエリアのどまんなかでぶっ倒れている人でも発見できるか?(つまりイキダオレ)という想定でやっていたのですが、4頭やって、4頭とも発見に至りました。
捜索に馴れている仔は、こういうところにくると、まず茂みの方を捜そうとしてしまうので、意外とど真ん中でばたん…の人を発見するのは出来なかったりするんです(笑)
でもとりあえず全犬、さらりと発見。
ルシアの走りっぷりが猟犬そのもので、臭いの取り方が独特なのも、しっかり見られちゃいました(笑)
ただルシアはただいまヒート中ということで、いくぶん集中力に欠けていましたが。
「これ、ヘルパー?」というように、訝しげなようすでうろうろしていましたが、臭いをかいで、「やっぱりこのヒト、ヘルパーさんです!」と気付いたようで、無事アラート。
成長したものです。
この後1本ずつ、仔犬たちの呼び戻しをやって、終了!
帰りの車内は、ガンガンに冷房いれて帰宅。
犬たちはだれひとりとしてばてなかったのだけれど、予想外にわたしがバテました。
実はこの日、軽い熱中症になったらしく、夕方遅く、犬のごはんをいつもよりも早めにあげて、ちょっと休む…と休んで、そのまま朝(4時)まで寝てしまいました(笑)
何年ぶりだろう、一度も起きることなく、の、10時間弱の睡眠!(爆)
人間、寝られるもんですね。(普段4~5時間睡眠がベースのわたしです)
で、仔犬たちの、夜中の最後のトイレだしもしていなかったので、慌ててトイレだし。
House内では、みんなしておらず、トイレエリアで大量のトイレ。
10時間ちかく、よく我慢できたものです!
でも、いくらなんでも、仔犬に10時間はかわいそうなことをしてしまいました…。
長いこと我慢させて、ごめんね~。