2016/06/18
救助犬の訓練がありました。
クレア&ルシアの出番です(笑)
今日は後から見たら、今年初の猛暑日だったのですね。
どうりでタープの下に居ても暑かったわけです。
犬たちも涼しいところに置いて、休憩。
訓練もなるべく日陰を使って行いました。
いつもはヘルパーをやってくださる方々が、本日はみなさんおらず、いつもはヘルパーをしてもらう側のわたしたちだけでの訓練となりました。
そこから、普段の練習でできないこと、気になっていることを話し合って、訓練テーマを決めて、訓練。
そのせいか、何が足りないのかが明確になったような気がしました。
ヘルパーさん任せではなく、こういうことも大事。
救助犬の訓練はチームワーク。
人と犬。
人と人。
個とチーム。
さまざまな訓練方法があって、合う、合わないがあるのはもちろんのこと。
だけれどもお互いに「この方法のほうがいいのではないか」「ああいう方法もあるけれどどうだろうか」と話し合い、知識や経験を交換しあい、共有していくことで、次につながっていくと思うのです。
もちろん、これは救助犬の訓練のみならず、すべてのことに言えることですが、こういうときにつくづく感じるのは、「聞くちから」「コミュニケーション」の大事さ。
それを感じます。
話がかたくなりました(笑)

普段とは違うエリアで、違うヘルパーで、あえて挑戦。
あたらしもの好きのクレアはにこにこ笑顔で楽しそうに向かっていきました。
大型犬と小型犬は匂いの取り方が違い、それがよくわかるところで見学できたのは、今回の練習の、いい収穫でした。

いつもとは違うヘルパーさんに、最初は戸惑った犬たちも、「アラートだった!」と気づいて吠えられるように。
訓練にもバリエーションもたせていかないと、ですね。

わたしがヘルパーのときは、クレア&ルシアは他のメンバーにハンドリングを依頼。
どんな人が持っても、ハンドリングされることを拒否しないで出来る犬を。
昔のクレアだったら難しかったかもしれませんが、歳を重ねて丸くなり、やることもはっきりわかっているので問題なかったようです。
ルシアのほうが、正直いってわたしは心配でした。見つけることはおそらくできるだろうとは思ったのですが、ハンドリングされるかなぁ?と。
メンバーも最初は四苦八苦したようですが、そのうちに大丈夫になってきた様子。
木の上というのは、上への意識がない仔にはなかなか難しいものですが、今回久しぶりにやってみました。
なかには「なんでそんなところにいるんですか」と目がテンになっている仔もいました(笑)
クレアもルシアも、木の下をうろうろして、行ったり来たりしていましたが、あるとき上を見上げて、発見。
発見したらすぐにアラートできました。

ルシアは他の犬の3倍以上走り回っても、まだまだスタミナばっちり(笑)
「見つけた~!」と楽しそうな表情でした。

おともでつれて来ていたミニシュナのもものすけくん。
暑くなる前と、涼しくなってからお散歩。
はじめてのところで最初はヨダレだらだらだったけれど、午後には落ち着いて、お散歩できました。
歳をかさねると、新しいものに対して抵抗感が強くなる仔もいます。
そういったところも加味して、普段の日常のなかでスパイス的に、新しいものを取り入れて刺激を与えてやるといいかもしれませんね♪