2016/02/11

今日は、某地区のグループケア日。
祝日ということもあって、なかなか都合がつかなかった方もいらしたようですが、今日は3頭のWanがきてくれました。

7才のMix Wanのコロ美ちゃん。
寒かったりすると、後肢に爬行がみられるとのこと。
以前よりちょっと膝に不安が出ているのは確かですが、それよりも気になったのはネックライン。
左右差が出ているのみならず、ぺったりと張り付いたかのような張りが片側だけに見られたのでそれをCare。
ゆるみだしたら、反対側が正常に「こっち側、なにかヘン!」と反応。
体が正常に「異常」に気づけるというのは、いいこと。
それがあるから、元に戻ろうという意識が出てくるのですから、この場合は望ましい反応です。
もちろんコロ美ちゃん自身が反応したというよりも、筋肉などが正常に反応したということなので、コロ美ちゃん自身は、「……ヘン、みたい…」というあやふやな感覚だったかもしれませんね。

立位も、Care前に比べてすっきりと、きれいになりました♪
(またしてもCare前画像撮り忘れていますが…)

5才のダックス、ルカちゃん。
なかなかカメラ目線をくれなかったルカちゃんですが、あら、かわいい顔撮れた♪(笑)
後肢の歩幅がそろわず、なんだかガチャガチャした歩き方。
飼主さんにうかがうと、jumpはできるのだけれど、後肢二本で立つ、というのができないということ。
段差に前肢をのせて、立つ、という姿勢がとれないということですね。
骨盤周辺が固くなっていましたので、そこを重点的にCare。
そのほか連動する他の場所もCareして、30分後、なにごともなかったかのように、段差にひょいと手をかけて二本足立ちができていました♪
それまでできていたことが、あるときから「そういえば出来ない」となるのは、ひとつの指針。
加齢でできなくなることもあります。
事故や病気などでできなくなることもあります。
でもそれ以外の可能性として、体を自由に使えていないということもあるので、その部分はCareが役立てる部分。
またまた絶好調ルカちゃんでがんばってね♪

訓練にもちょっと興味をもってくださっている様子。
ぜひぜひ、愛犬とのコミュニケーションとしてやってみましょうよ。
こういうコミュニケーション方法もある、こういう遊び方もあるという気楽な気持ちでぜひ♪
首をながーくして、お待ちしていますよ~♪(笑)

今日、お初のCareとなった、6才のアフガン・ハウンドのアルマーニくん。
おお! かっこいいですねっ♪
アフガンくんに会うのは、ほんと、久しぶりです。
Careの最中はいたっておだやかでおとなしいアルマーニくんでしたが、お話をうかがっていると、お母様に対しては、なかなかのやんちゃ息子ぶりを発揮している様子(笑)
Wanにも、人には見せないカオっていうものがあるのね(笑)
それでも人に体を触られるのは嫌いではないようですので、人の手が触れることでリラックスすること、ふっと肩の力を抜くことができるようなタッチ、Careをしてみてはいかがですか、とお話し。
そうしたら、このやんちゃ息子、お母さまを困らせない息子になれるかも?
上半身は、今後蓄積されやすいであろう張りの場所がいくつかありましたが、下半身が少し代謝が悪い様子。
おうちでもその部分へのCareをしていただき、そこにもう少し運動をプラスしてみると改善されるかもしれません。

Careが終わった後はここちよくお疲れ。
うとうと眠る姿が、やっぱりサイトハウンドの寝顔♪ すっとした鼻梁がきれいですねぇ。
撮るポイントを変えると、ダックスにもなっちゃうことに気づき、ちょっと笑ってしまいました(笑)
コロ美ちゃん家、いつも場所の提供をありがとうございます。
また来月、お邪魔させていただきますね。
今日お目にかかれなかった皆さま、次回お会いできるのを楽しみにしています♪