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尻尾もフル稼働!

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Careでお伺いした、ゴールデンのナナちゃん。

いつもは、わたしが行ったときは寝ていて、わたしが入ったときに起きて、「げ!」という表情をするナナちゃん。
Careそのものは受け容れてくれますし、「ほへぇ~」とリラックスの表情になるのですが、いきなり現れると、「来るなら、はやく言ってください」といわんばかりの眼差しでこっちを見てくれます(笑)

今日はお伺いしたら、「機嫌悪いんです」と飼主さん。
鼻シワ寄せのナナちゃん復活かな、と思ったのですが、終始リラックス。

「(Careを)やらせるまで、帰らないひとと諦めたのかしらね」と飼主さんと笑ってしまいましたが、そういうところが、やっぱりシニアの、ゴールデン女子です。


おなかまわりが固くなっているのと、上半身のバランスを取る、ある一点が「ホネ」を指先に感じられないくらい厚く、固まっていました。
まるで、ちくわ!
ちくわの穴の空いた部分をホネにたとえたとすると、ちくわの身の部分のように(触れる範囲では)厚くかぶさっていて、これでは動きもわるくなるでしょう…といった状態。
緩んでいくにつれて、その周辺の筋肉群がぴくぴくと反射のような痙攣を起こしていました。
でもナナちゃん自身は「ほへぇ~…」と、気持ちよさそうに伸びていました(笑)



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足の動きが悪くなってしまってから、大活躍…というよりも手段のひとつになっているのが、尻尾!
尻尾でのバランス取りに、それまで以上の比重がかかって、尻尾もガチガチ。
うーん。
使える部位を総動員して、生活していますね…。
自然なことですけれど、いかに「生きていく」うえでは、体に、無意識のうちに無理をさせてしまうかってことですよね。
体のあちこちの部分が連携しあって、普段ならば使わないであろうところもフル稼働して、通常生活を営めるようにしてしまう…。
自然な摂理とはいえ、それがからだの不調によるものならば、緩められるものは早くゆるめて、いい状態にして、楽~に、過ごさせてやりたいものです。




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ほら、こ~んな素敵な笑顔見せてあげたんだから、報酬(おやつ)、はずみなさいよねっ!

和犬なツボ

ぽかぽか陽気。
あったかい日中となった今日。



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遊び疲れて、イキダオレになっている柴犬の奈々ちゃん。
この仔の「イキダオレ」は、もう名物化してます。
訓練の合間の休憩時間で寝、競技会会場でも寝、いつでも寝られる奈々ちゃん。
無防備このうえない奈々ちゃん。

でも日本犬。
そう簡単には問屋が卸しません。
「え? ソコ?」というところで、変な特徴をもっていたりします。
わりと和犬全般の共通事項に思えてしまいますが、どうなのでしょう?

まず「トイレ」コマンドですぐにトイレしない。
あっちこっち、うろうろ。
しゃがんで、「あ、やっとトイレするかも?」というこちらの期待を裏切って、「やっぱやめた」と立ち上がる…。
なので和犬たちのトイレ時間は、多めにとらないと、あっという間にタイムオーバーになる。


ごはんもわりと一粒ずつ食べる。
つまり遅い。
他の犬がじとーっと見ていると、食べるのをやめてしまう。(図太く一粒ずつ食べる仔もいますけれど)

感情表現が、ちょっとズレてることが多い(爆)
おおむね、嬉しい、楽しい、のときのようにポジティブ感情のときに、このズレが大きいように思う(笑)
感情の波のピークが、他とずれているので、「なんで、そのタイミングなわけ?」となりやすい。


……そのほかいろいろありますが、まぁそれらをひっくるめての、和犬の魅力なんでしょうね。
ツボにはまると、はまりまくるのも和犬かもしれません(笑)
ほかにもあるかなぁ? 和犬なツボ(笑)

OPDES競技会

雨予報もあるなか、なんとか天気、もちました!
小田原で、OPDES主催のオビディエンス競技会&チームテストに行って参りました。


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チームテストでは、永久資格取得のため受験の、ラブドゥのあづきちゃん。



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ステップ競技1、3でオプデスデビューのパピヨン、ラックくん。(過去画像でごめん!)


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ステップ競技1で、競技会デビュー、パピヨンのイチローくん。(こちらも過去画像~)



さてさて、どうなりますことやら?(笑)


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トップバッターはチームテスト受験のあっちゃん。
仮想群衆のなかを八の字えがいて歩いているところ。
若干遅れましたが、それでも全体的によかったのではないでしょうか。
前回の競技のときに行進作業に難が出てしまい、それを克服すること数か月の今回。
今回は、成功!

前回と同じジャッジであったこともあり、あっちゃんのことを、ジャッジが憶えていてくださり、「前回よりも良かったですよ」とコメントくださったようです。
ジャッジのそういうコメントは、競技者にとって励みにもなります。
Dジャッジ、ありがとうございました。




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あっちゃんの最大のチャームポイント(笑)
招呼のぶっとび!(爆)
ハイ、今回も絶好調、健在でした!



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勢い余ってぶつかってしまうくらい。このときは後肢が滑るくらいのぶっ飛び。
ぶつかるのは減点対象なのは承知ながら、これを止めてしまうと、あっちゃんの明るい作業の魅力が薄らいでしまうので、減点覚悟で、あえて直していないぶっ飛び招呼です。
競技ならともかく、試験ですから、楽しく、あっちゃんらしい作業が出せてよかったのではないかなと思います。

指導手のパパも、「(招呼のとき、ギャラリーから)歓声上がった?」と、お茶目っぷり。
前回は、ギャラリーから上がったんですよね、歓声が(笑)



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Aセクションは余裕(?)で合格。
Bセクションに至ってはさらに、さらに余裕かましていたあっちゃん。
カメラ目線も忘れません(笑)

と、いうことで、あっちゃんはチームテスト無事合格、永久資格ゲットです!
おめでとう!
よくがんばりました!




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続いてはこちらの方。
ラックくん。
全体的にギャラリーはいつのときもいたのですが、体のちっちゃいラックくんがやっているときは、これまたギャラリーが多かったこと!(笑)
競技会というものには慣れているラックくん。
でもそれまで出てきていた競技会の雰囲気とはがらりと違うなか、どんな作業になるかなと思って見守っていました。

総じて、練習の時のラックくんのまま、いい作業ができたように思いますよ。
あえて今教えている正面停座(指導手の前でスワレをすること)。
左にすぐつけるように、斜めになってしまったり、左についてしまったりすること多々でしたが、今回はすぱっと前に入ってこられましたね!



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以前はリンク内では、トボトボ、ドナドナな脚側だったそうですが、指導させていただくようになって数か月、少しずつ上を向くようになってきました。
がんばってます!



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スワレのときの、このちんまり感!(笑)
ちっちゃいんだなぁと改めて思ってしまいました。

リンクを出てきた指導手に、「緊張しませんでしたか?」と聞いたら、「全然!」とのこと。
指導手の気持ちが、いい状態に保てていたこと、それがラックくんの作業を全体的に明るくしてくれた証明ですね!
他の競技会のときでは、周囲の雰囲気も違いますし、おそらく指導手自身が、苦手な課目が近づくと、無意識のうちに気持ちが身構えてしまったりしていたのだと思います。
その課目は今回なかったですし、だからこそリラックスしてできたのだと思いますが、ラックくんのなかにある、リンクにおけるイメージ転換には、とてもよかった今回の競技会ではないかなと思いますよ。

結果はのちほど(笑)



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続いてこちら、イチローくん。
競技会デビューとなりました!
でも、デビューとは思えないくらい落ち着いてできていたと思いますよ。

本番直前の週に、すぱんとした伏臥ができるようになったのですが、本番ではさてさて? と思って見ていましたが、すばらしい! 見事に決まりましたね!



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このときは緩歩のときの画像ですが、このまえに速歩をやっていました。
ジャッジにいただいた講評で、「速歩は満点」とのこと。
横で見ていても、息の合ったいい走りでしたよ!



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呼び戻し後の脚側停座。
この胸を張った座り方がイチロー!(笑)
わたしはこの姿は好きです♪

指導手は緊張していたのかもしれませんが、それを感じさせない、普段通りの指導手態度でした。
まぁ……時々、「普段することを、していない」ことはありましたが(笑)
リンク外で叫びたい心境のわたしでした。



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結果。


ステップ1
ラックくんが、95点で優勝♪
イチローくんが、94点で3席♪

ステップ3
ラックくん、95点で優勝♪


素晴らしい~♪
よくがんばりました!


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応援部隊ではこちらの方。
パピヨンの、ラヴィくんがきてくれました♪
6ヵ月令にちょうどなったというラヴィくん。
その月齢とは思えないくらいの落ち着きっぷりでした!
今度はキミが出る??(爆)


なにはともあれ、あっちゃん、ラックくん、イチローくん。
みんなおつかれさま!
わたしも嬉しいですよ~! また次回、みんなで頑張っていきましょう!

心のキャパ

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ボーダーのラッキーくん。
うち犬と走るようになってから、少しずつ、少しずつスタミナがついてきました(笑)

グランツと一緒に出しても、「ひ~!」となることもなくなり、心のキャパが広がってきた様子。
いくつになっても、社会化。
心のキャパシティを広げていく努力を怠ってはいけませんね。


昔は大丈夫だったのに……という話は、実はよくある話(笑)
でも、一度頭にインプットしたからすなわち、一生大丈夫かといえばそうではありません。
常に上書き、常に更新していかなければ、心のキャパシティはどんどん狭くなっていってしまいます。

人も犬も皆同じ。
意識して外へ、意識して他と交わり暮らし、そのなかで、ひとりよがりにならないように気を付けていきたいものですね。

休止練習

あたたかな陽射しの中、ラブドゥのあづきちゃんの訓練がありました。

ちょっとこのところ、休止が苦手課目になりそうな気配がただよっているあっちゃん。
犬の誘惑に負けちゃっての、苦手化のようす。


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なので、同伴していたボーダーのラッキーくんを横に据えて、休止練習。
ラッキーくん、遊びにきたというのに、その前にお仕事をひとつしていただいちゃいました(笑)
ラッキーを気にしてふんふん匂いを嗅ごうとしたり、ラッキーを呼ぶわたしの声に反応して、一緒に動いてしまったり…。あっちゃんの、いい休止練習ができました(笑)



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ついでに、同期同輩の2頭での休止練習。


さまざまな状況下、条件下のなかでも、落ち着いて待つことができるということは大事なことですね。
試験や競技云々にかかわらず、どんな仔でも「マテ」といわれたら「マテ」をし続けることができるようにしたいものですね!





*余談*

虫の報せか、近くを通ったので、お昼頃、ふらっとルシアの父犬を持っている方のところへ。
お伺いして、びっくり。
危篤状態の父犬。
おもわず父犬の名前を呼んだら、はっとしたように一瞬目を開けて、返事をするように「はぅ」と口を動かし、そのまま本当に静かに息を引き取りました。
はからずも看取らせていただいた格好になってしまいましたが、来月15歳ということで、大往生といえるのではないかと思います。
この仔の現役時代を、わたしは知らないのですが、大会に出れば常勝という犬だったようです。
その父犬に、顔も色も、猟場でのグラウンドワークもよく似ているルシア。
父犬のようにはなかなかいかないかもしれないけれど、それでも血は争えないのでしょうね。
夕方、弔い猟として猟場でルシアを訓練。
1羽、キジを出すことができ、父犬へのはなむけになったかなと勝手に思っています。
ひょんなことから我が家に転がり込んできたルシアですが、それでもわたしとルシアを出会わせてくれた父犬であることには変わりはありません。
父犬の冥福を祈ります…。

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またいつか、会えますように。
パパの猟犬魂は、アチシが頑張って引き継ぎますっ!

犬は感情の動物

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ほへぇ~…

Careでお伺いした、コーギーのりんちゃん。
最近、Careが始まるや否や、(場合によってはCareの前から!)、寝てしまう、りんちゃん。

Care=気持ちいい=寝る

こんな図式がすっかりインプットされたようで、タオルのうえに乗っかると、よろよろ~っとして、そのまま催眠術にかかったように、転がって寝てしまいます。
たまに「まだ何もしていませんが?」なときもあります。

いかにWanが、イメージやその時いだいた感情で動いているのかがよくわかる…(笑)
訓練でもCareでもいいイメージがあると定着しやすく、嫌なイメージがあるといつまでも払しょくできないってことなのですよね。




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Before……  After!
スッキリしました!!

いつも理性的というわけでは?

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デジイチを忘れてしまったので、過去画像。
Care中に飼主さんに撮っていただいた画像を発掘(笑)

パピヨンのレイラちゃん。
今日はちょっと不調だったのか、ご機嫌ナナメでしたが(笑)
飼主さんによると、ここ何日か、パピーたちにも怒ったり、苛々しているとのこと。
まぁたまにはそういう日もあるでしょうが、なんらかの不調のアピールでもありますから、あっちこっち触って、「うん?」な場所発見。
飼主さんにも確認してもらって、ちょっと意識に留めていただくことに。
なんともないといいね。

数日前に大ハッスルして走っているみたいなので、その影響かなとも思いますが、年齢を思えば、キャピキャピ年齢ではないですから(笑)、まぁ気を付けていただくことに。
犬にも、自分で自分の体力をコントロールできる仔、できない仔がいます。
レイラちゃんはコントロールできる仔のようですが、それでも楽しかったり、俄然やる気になっていたりすると、そんなときは理性(!)もぶっとんでしまうこともありますから、それだといいですね(笑)

ちりも積もれば、にならないように

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蓄音機を前に座っている絵の、某社の犬みたい…と勝手に思った画像。
ジャックラッセルの、こてつくん。

お持ちのフィットネス道具を使って、体の使い方をチェックして、ストレッチとしての使い方もちょっとお話しして、最近のアジリティでの動画もみさせていただきました。

途中、「うわうわ…」な危なっかしい動画もあり、それをどう、怪我しないように体への意識を向けていくか、腕組みして考えてしまいました(笑)
人もそうですが、興奮状態のときは痛みも感じにくく、体もきちんと扱えていないことが多いのです。
多少の無理も押し通してしまいがちな状態。
年齢が若ければ若いほど、無理もしがち。(楽しいことならば余計に)
でも無理して、知らずため込んでしまった疲れや、痛みや、固さは勝手には消えてはいきません。
ちりも積もれば…のことわざ通り、蓄積されていってしまいます。

それを予防するにはどうしたらいいか。
無理をさせないこと。
ためこんでしまったものは出来るだけ早く解消するようにすること。
そして、これは訓練でもいえますが、「冷静な頭」を作ること。

最後に挙げたものは、性格だったり、環境だったり、いろいろな要因があるので、一朝一夕にできるものではありませんが、それでも、犬を動かす側の人間が意識して作って行ってやりたい部分かなと、わたしは思います。



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お、おかーさん。……だ、大丈夫デスカ??

こてちゃんの表情が、なかなか面白い(笑)
だいじょうぶ、お母さんはまだCareの方法に慣れていないだけだから(笑)
そのうちスムーズにできるようになるはず、だから。


大会の前日までやっていいCare。
出走前にやっておくといいCareをお伝えさせてもらい、終了!


今週末も、怪我なく、楽しく、笑顔で走れますように!
それが一番の朗報です♪

パピヨン祭りのようです

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黄色い春を囲んで、パピヨン4頭♪
手前左から、きなこちゃん、イチローくん、デュークくん、ラックくん。
今日、訓練をしたのは、イチローくんとラックくん。
あとの2頭はお供(笑)



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脚側が安定してきたイチローくん。
左反転がまだ少し弱い感じはありますが、一定のスピードを維持できる指導手なので、犬もペースをつかみやすいのでしょうね。
若干脚側位置が下がることもありますが、離れていく、前へ行くなどのフラフラ感はずいぶん無くなり、よくなってきたと思いますよ。
ダイレクトなフセもすぱんと決まり、なかなかいい調子。
この調子でね♪




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脚側ポジションなどで自分の動きが止まっているときは、このようにしっかりと指導手を見上げることができますが、体が小さいことも手伝い、歩き始めるととたんに真正面に顔が向いてしまいます。
体符で覚えていることもあるようで、いまはいかに体符頼みにならずに、言葉で動けるかということに重点を置きながらの訓練。
犬って指導手の体の向きや、無意識であろうクセをよく見ていますからね~(笑)



訓練終了後は、お伴犬もフリータイム♪

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デュークくんがしっかりガン見しているのは、ボール(がバッグから出されるのを確認中)。
パピヨンもいろいろなお顔がありますねぇ~。



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きなこちゃん。
Careでお世話させていただいているきなこちゃん。
ついつい体の動きを見てしまいます。画像もバシバシ撮って、体の使い方をじとーっと見てしまいますねぇ(笑)
そのなかで、こんな1枚を発見。
ムササビちっくな、きなこちゃん。
後肢も過可動なんじゃないかと思うくらい、ビヨ~ンと伸びています(笑)



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撮影会モード。
モデルは、紅一点のきなこちゃん。
メンズは、「ボクたち、関係ないし」とうろうろしているのに、きなこちゃんはしっかりモデル。
で、それを真剣に撮るオーナーさん2人。
うーん、いい1枚が撮れました(爆)

指導手が成長せねば!

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久しぶりに、グランツの訓練でお里へ。
本当はもっと行ってやらないといけないのですが(汗)

まだまだパピーな表情をしていることが多いものの、少しずつ表情が変わってきました。
この画像では、スイッチオフから、徐々にオン状態になっていくときのもの。めずらしく変化が撮れました(笑)


グランツ、訓練が今日、新しい段階に。
それでも躊躇ひとつなく向かっていく様子に、ぼやぼやしていると指導手であるわたしが、置いていかれそう。
指導手も必死に成長あるのみです(笑)

グランツのやっている訓練(IPO)はわたしにとっても、はじめて、かつ高難度!
一緒に勉強していたんじゃ、とっても間に合わない!
犬の成長以上に、こちらがもっともっと成長しないと!


コツコツ、コツコツ。
がんばろうっ!

コツコツは自信の源♪

朝イチで近郊の猟場へ。


2頭の同時飛行犬画像を撮りたくて、やってみたのだけど。


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グランツが飛んだ! と思ったらユリウスが足1本残ってて。




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ユリウスが飛んだ! と思ったらグランツの足が残ってて。



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シンクローズな画像はたくさんあるのだけど、同時飛行犬のシンクローズは、次回に持ち越しと相成りました(笑)
ユリウスの飛行犬率はかなり高いので、ユリウスのペースを軸に、グランツのタイミングを図れば撮れるかな。
連写機能を使わずに、単写で挑戦中のワタシ。(このへんに、わたしの微妙なこだわり・笑)

このデジイチも、そろそろ寿命かなと思える症状がちらほら。
コンデジが壊れたいま、デジイチ頼みなのですが、これも壊れたら、さてどうしようかな(笑)




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ボクの車の前にだれか居る…


猟場で会った猟犬仲間のラッキーくん。
彼の車の前に居るクレアが怖いらしく、遠目から(笑)



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ここが安心♪

パパにべったり。
ルシアもべったりセッターだけど、ラッキーくんもだね(笑)






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今日は、母の生徒さんのピアノ発表会のスタッフとして駆り出されました。
毎年のことですが、1年ごとに成長した音を聴かせてくれるこどもたち(&おとな)。
わたしも、それを聴くのが楽しみでもあります。
仕事から戻って、レッスン室から聴こえてくるピアノの音。そして母の、ときには厳しい指導の声(笑)
「先生、おっかないね~。でも頑張れ!」と心の中で応援しながら、その音を耳にしてきました。
その集大成を発表会で聴くと、わたしも感慨無量になります。

発表会という舞台に立てば、みんなひとり。
失敗したり、音を忘れたりということも、当然あります。
音を外したならまだ弾き続けていかれますが、頭が真っ白になって指が止まってしまったとき、そのこどもがどう判断するのか、そこにその子がどれだけ練習に励んできたのかがよく見えてきます。

だれも助けてくれないその場を、どう切り抜けていくのか。
いままで見てきた生徒さんのほとんどが、わかるところまで戻り、弾き終えることができます。(今回は完全にストップした子はそういえばいませんでした)
失敗したことよりも、自分が練習してきたことを信じて、落ち着いて対処できたこと、弾ききることができたこと。
それはなにも失敗しなかった子よりもはるかに、今後自信となって、血肉となっていくことだろうなと思うと、そういった子たちの1年後の音が、わたしはとても楽しみです。
もちろん失敗せず成功した子は、自分の中の力を十二分に発揮することができたという自信ももつことができるでしょう。
成功しても、失敗しても、どちらにも学びがあり、どちらにも実りがある。こんな素敵なことってないですよね!


だれも助けてくれない場で信じられるのは、自分の力だけ。
コツコツやってきたこと。
それはコツコツやっているときにはわからなくても、あとで必ず「自分を信じきれる」という力になってくるのです。
それがわかるから、わたしは完成形よりも、その中途、その過程が好き。
完成形を目指して、コツコツやっていく、その過程に幸せ、やりがい、喜びを感じます。

だからこそ訓練が好きなのかもしれません。
ああだこうだと試行錯誤しながら、コツコツやっていくことが好きなのかもしれませんね。
自分のペースで、コツコツ。
悩みながら、苦しみながら、でも楽しく、いろいろなことをコツコツ、やっていきたいものです。

知るは楽し♪

今日はGundogのセミナーがありました。
本当は今日から3日間あるのですが、明日明後日がわたしが参加できないので、本日のみの参加。
今回、講師の方はNick Coates氏。前回もいらしてくださったようなのですが、わたしはそのときはGundogをやっていなかったので、今回がお初。

少し前に、イギリスから一時帰国されたトレーナーさんのGundog Seminarも受講していたので、いくつか被る内容がありましたが、同じ内容でも、ジャッジ目線による内容はまた違い、勉強になりました。
この分野は、知っているからいいや…と思いがちですが、同じ方のものでも、時間が経てば経験値などでも内容は多岐に、深くもなり、テーマは同じでも、決して全く同じ内容にはなることはありません。
同じテーマでも、人が変わり、立場の違う者が話せばまたがらりと変わって感じるのが普通。

だからこそ、同じ内容かもしれなくても、できるだけ色々な方のSeminarに参加して、多角的にとらえていくように、そうやっていけるように意識してやっています。まぁ勉強…というとお堅いですが、「知る」ということが好きで、わくわくするから、というのが一番なのですけれどね(笑)


わたしはたくさんのTrainingのヒントをもらい、スタンダードというものの重要性を今日感じて、それだけでもたくさんの学びが得られました♪
しっかり咀嚼して、理解して、応用きかせられるようになったら、みなさまのレッスンのときなどに、たくさんそのヒントを練りこんでいきますからね~♪


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今日しか参加できなかったので、一緒に撮っていただいちゃった♪

合同訓練日でした

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雨が心配された今日でしたが、無事に合同訓練ができました♪
本日の参加Wan、左から、パピヨンのイチローくん、ラックくん、柴犬の奈々ちゃんの3頭。
競技会メンバーで、今日も頑張りましたよ!



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お母さまが腰を痛められて1ヶ月ほど訓練お休みされていましたが、少しずつ再開。
また腰を痛められないように、無理せずやってくださいね~。
小型犬パピヨンですが、ラックくんは、そのなかでもさらにちっちゃい!
褒めるにも、かがむことができないと一苦労ですね(笑)

正面停座をいままでやってこなかったので、どうしても「Come」というと左脚側ポジションにすとんと入ろうとしてしまいます。
飼主さんと相談したうえで、いまは正面も教えていますが、刷り込まれた意識はなかなか難しいですね。
なにもクセがついていないパピーに教えるのとはわけが違いますから、しばらくは大変かもしれませんが、コツコツやっていきましょう♪




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飼主さんも、「今日のイチローは調子がいい」とおっしゃるほど、今日はノリノリ、うきうきのイチローでした。
合図として送るチェックのタイミングが少し違うだけで、こんなにも犬の動きは変わるのかと驚かれたかもしれません。
見栄えのいい作業をするイチローくんなので、それをさらに磨きをかけていきたいですね。



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奈々ちゃん、今日はお母さまと一緒にやっています。
奈々に限らず、小・中型犬をお持ちのかたは、脚側をしていても、時々視界からふっと消えてしまうことがあります。
確認しながらやろうとすると、覗きこむことになり、上半身も犬の方に向けられたりして、正しい脚側ポジションを教えることが難しくなってしまいますので、できるだけ指導手は、自分の体の向きなどが曲がったり、上半身を折り曲げるようにして犬の方を見ることが無いように、まっすぐ歩く練習をしていきましょうね。
体の合図は体符(たいふ)と言いますが、それと思われてしまったらもったいないですものね。



レッスン終了後のお遊びタイム。

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奈々ちゃん、ボールをキャッチするには、ちょっと口を開けるタイミングがちがうんじゃ?
案の定、このあとボールくわえられませんでした(笑)



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真面目なるボール遊び(笑)



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疲れたら休む、でもボールは手放さない。
これ鉄則! ……のラックくん。


今日もおつかれさまでした!

殿堂入りしたお達者~ず

季節の変わり目は、なにかと体調を崩しやすいもの。
シニアの子たちには、特に敏感かもしれません。



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甲斐犬系ミックスの、ちょびくん。
今朝連絡があり、昨夜、息を引き取ったとのこと。
5月には14才になるところでした。
最期までごはん食べて、寝たきりになることもなく、多少おなかをゆるくすることはあってもそれだけで、すっと旅立って行きました。
毛艶もよく、わたしもまた来月のCareで会えると信じて疑ってもいませんでしたのに、あまりにあっさりと旅立って行ってしまったちょびくんでした。
ちょうどちょびくん家の方向で仕事をしていたので、その帰路、お別れに行ってきました。
眠っているかのような表情で、やすらかだった最期を思わせました。



実は、ブログには載せていませんでしたが、先月、お達者~ずの黒ラブたちも旅立って行ってしまいました。

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16才のラブラドール、梅ちゃん。
2月14日に永眠いたしました。



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梅ちゃんと仲良しだった、15才のラブラドール、ポチくん。
後を追うように2月21日、永眠いたしました。

最期まで仲良し2頭でしたね…。



Careで関わらせていただくシニアWanたち。
何度となく、わたしもWanたちを見送らせていただいてきました。
でも本当に幸いなことに、苦しんで、苦しんでという仔をわたしは見ていません。
もちろん個々に病気を持っていたり、薬が効かなくなったらどんな苦しみ方をさせてしまうだろう?というような仔もなかには当然いました。
でも不思議なことに、Careで関わらせていただいた仔たちはみんな、安らかで、おだやかな最期を迎えてくれました。
飼主さんの、どうか安らかであってほしい、おだやかな最期であってほしいとの祈りを具現したかのように。

Careがどこまでのことができたのかわかりません。
でもいえるのは、人の手を通して、気持ちを伝えることはできるということ。
みんな、大事にされてきた仔たち。
飼主さんたちの想いを一身に受けて、きっと犬生をみごと生き切って、「もう悔いなし!」って旅立っていったのだろうなとわたしは思うのです。

みんな、お達者~ず殿堂入り。
みんな、花マル! よく頑張った!


わたしもCareを通して、Wanたちが見事に生き切って、笑顔で旅立てるように、精一杯お手伝いしたいなと改めて思いました。

ちょびくん、梅ちゃん、ぽちくん。
またどこかで、どんなかたちでかはわからないけれど、会えるといいな。
あなた方と出会えて、わたしは嬉しかったですよ。
どうかやすらかに、眠ってくださいね。

「意識」を大事に

昨日も競技会会場でお目にかかったボーダーくん家と、シェパードくん家。
本日はCareで。


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ボーダーのファジくん。
施術後、玩具を使って体を大きく動かすストレッチのような遊びをしたら、楽しかったのか、こんな可愛い表情をみせてくれました。
昨日も競技をたまたま拝見していて、ここに難ありかなぁと思った部分をCareさせていただきました。
年齢をかさねたからこそのものでもあるのですが、だからといって諦めてCareしないというわけにはいきませんし、それでやめてしまうにはもったいないので、意識的にゆるめていく部分と考え方を変えて、Careしていきたい部分ですね。
ファジくんは、ずばり骨盤。
それも尾てい骨付近がガチガチ。その部位と股関節付近のCareとストレッチを説明して、おうちで(気が付いたとき)やっていただくことに(笑)
ファジのお母さま、無理にとは言いませんので(爆)




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シェパードのナイスくん。
先日、足を痛めたのか、不調とのことで急遽この仔もCareに参加してくれました。
油断すると、何度もウサギの足のようにキックを食らい、そのうち1回は顔に決まったキック!
でも大丈夫。
うちにも似たような暴れん坊いるので、慣れてます。
別に攻撃的なキックではもちろん無いので、笑って終われちゃいます(笑)
可愛いんだ、この仔(笑)

ただかなり下半身はギクシャク。
筋肉も固くなっていましたがそれよりも腱が、よくここまで固くなったものだと思うくらい固く、厚くなっており、それをほぐすのに、キックをくらいました。
違和感大アリなんでしょうね…。
で、ついでに体幹を鍛えるためにバランスディスク。
怪我予防のためにも、これを使ってみましょう~とやってみました。
5分ほどのバランスディスクトレーニングのあと、停座(スワレ)の姿勢がぴしっとして、いい状態に。
がんばれ!




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シェパードのシャッツくん。
Care後、「ボクにもお茶を」とにこにこ笑顔でここに鎮座。
このユーモラスさが可愛い。

先週1週間は、忙しくてなかなかかまってやれなかったということで、今日のCareでは最初からにこにこ笑顔。
かまってもらえれば、やっぱり嬉しいよね~♪
シャッツくん、肋骨回りがなんだか狭くなっていましたので、そこをメインにCare。
肋骨は肺を守っている骨ですから、十分に広がらないと、一度に吸い込める空気の量も減ってしまいます。
酸素を十分に吸い込めなければ呼吸は浅く、早くなってしまいますから、当然スタミナも落ち、持久力も落ちてしまいます。
シニアWan、スポーツをするWanには肋骨回りのCareは大事。
Care後は、ふわっとふくらんで、上から見るとまるで肥ったかのように見えてしまうほど。
飼主さんも「肥ってみえるくらい」とびっくりされていました。(実際は肥っていないですよ!)
いつまでも若々しくしてなくちゃね♪



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昨日の競技会では、デビュー戦ながら、1席と、とても素晴らしい成績をおさめた、ポメラニアンのポンタくん。
今日の画像も、どこかキリリっとしています(笑)
小型犬なので、ずっと首を上げているせいもあり、首回り、肩周り、そしてそれとは別件で顎周辺がガチガチに。
でも日々、ちょこちょこCareをしてもらっているのでしょう。肩周りがほぐれるのは早く、可動域を広げるストレッチも十分にできました。
頸部は、神経を圧迫するほど張ってしまう仔もいるのですが、ポンタくんはそこまでではなく、わりとすぐにゆるめられました。
そういったことひとつとっても、日々リラックスして生活できているのだなぁと感じます。
緊張のあるなかで生活していたり、性格的に緊張しいだったりすると、ゆるめてもすぐに元に戻ってしまうこともあるのですが、Careを通して、リラックスすることを覚えて、そこから好転して、人に触れてもらうことで、ふっと力を抜けるようになる仔もいます。

ポンタくんにはその心配はなさそうですが、だからこそ人の手はいいものだと教えることは訓練においても、Careにおいてもとっても大事で、ぜひとも教えておきたいものですね。
でもそれは、四六時中触っていろということではないですし、犬に要求されたから撫で続けるというものでもありません。
けじめをもって、意識して、犬に触れるということは、大事なこと。
意識して触れる、アクションを起こすということは、無意識にすることとはまったく意味が違ってきます。

Careにおいても訓練においても、常に「意識」を大事にしたいですね♪

サクラチルだけど・笑

今日は競技会がおこなわれました。
本日はひさしぶりにわたしが出陳。久々すぎて、ドキドキ…(笑)


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本日の相棒。
柴犬の奈々ちゃん。

とっても真面目で、とってもキュートなのは変わらないのだけど、………競技会会場の魔物は、奈々ちゃんが好きなの??って思うくらい、奈々ちゃんの様子はえらく変わってしまいます(涙)

まず、固まる。
下手すると、トコトコと逃げる。
頭が真っ白になるとなにを仕出かすかわからない…。
突如、集中がぶっつんと切れる。
集中が切れるのは、まぁわかるとして、固まった後に逃走されるのが一番つらい。

今回は久しぶりだからということもあり、10課目を逃走せずにやり通すこと、が目標でした。
低い目標かもしれませんが、奈々ちゃんの目標はそこから(笑)



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健闘を誓い合った直後、寝ました。
………その神経の図太さがあるのに、なぜ、固まるのだろう?
いまだもって、謎です(笑)


結果としては、1課目落としてしまいましたが、それ以外は想像したよりは出来ていました。点数も思ったよりもいただけて、感謝です(笑)

プロとしては、そんなのでいいのかと言われてしまうようなことも、競技中にたくさんフォローとしてしましたが、リンクにおけるイメージの悪さ、頭が真っ白になってしまうことをまずは払拭したかったので、敢行!(爆)
ジャッジの方も、ほほえましそうに見守ってくれていたのが、正直ありがたかったです…。


それでも飼主さんもご覧の中、奈々ちゃん、戻りのターンがとてもよくなっていました。
昔は脚側ボジションにつくまえに匂いを嗅いでしまったり、下手すると人の背中に隠れるようにしてスワレをしてしまうことがありましたが、その心配は今回はまったくありませんでした。
少しずつ進歩はできているのだから、頑張ろうっ!


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頑張ったご褒美?
移動用の、背中にも背負える犬リュックを、奈々ちゃんお母さまに買ってもらっていました♪(購入したのは赤で、可愛かった~)
背中に背負えたら、両手も空きますし、電車移動、災害時のときには大いに役立ちそうですね♪
わたしも猫用にひとつ買おうかなぁって思うくらい、いいリュックでした。お店の方に聞いたら、猫の爪対策もほどこされているとのことで、車内同伴することもある、猫のミモザ用に今度買おうかなっ!




* 追記 *
夜、金曜日にCareさせていただいたパピヨンのきなこちゃんのお母さまからメールで、きなこちゃん、アジリティで席次に入ったとの嬉しいご報告をいただきました!
まだアジリティ大会に出て日も浅いのに、確実にきちっとできるきなこちゃん&お母さまペア。
見事、見事!
こういうお知らせをいただくと、やっぱり、本当に嬉しい!
怪我なく、楽しく、Happyに競技を楽しんでもらえているんだなって、嬉しくなります。
これからもCareを通して、わたしも精一杯、応援させていただきますよっ!
頑張ってね♪

スポンジな頭

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Careでお伺いした、ラブラドールのらぶちゃん。

状態は良好♪
本日は、歩き姿から、可動域がやや狭くなっているかな? ということでストレッチ多目に。


この数日、わたしはいままで勉強してきたことを、復習兼ねて見直しをかけているのですが、ところどころ、「あ! これはあの仔に使ったらどうだろう?」というようなことが出てきたりします。
パーフェクトに覚えているということは、残念ながらわたしにもありませんので、やはり日々勉強は必要ですね!
そしてたまに、復習すると、そのときにはわからなかったこと、疑問だったことが、意外とすんなりと理解できたり、答えがいつの間にか出ていたりして、面白いものです。

Careに関しては、本当にありとあらゆるジャンルを勉強させていただいてきましたが、それゆえに「これはこっちのほうが良いに違いない!」と知らず思い込んでいたりするものもあったりして、復習をすると「あ、こういう見方もあったんだな。頭が固くなっていたな」と気付かされ、反省&収穫です。


らぶちゃんにも、復習で思い出した方法を試したら、するりとほどけるのが早くなって、「なるほど、こういうケースはこっちのほうが早いんだな」とわかったりします。
思い込みって、視野が狭くなるだけでなく、頑固にもなりますから、意識して頭を柔らかく、いつまでも、なんでも吸収できるスポンジ状の頭の柔らかさでいたいものです(笑)



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まぁ、ほどほどにね

ハイ…

B&CさんでのCare日でした

B&CさんでのCare日でした。



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パピヨンのイチローくん&きなこちゃん。

きなこちゃんは明日、アジリティの大会。
ということで、ゆるめすぎないように気を付けて、可動域を広げることをメインに。
からだがなめらかに動けば、怪我する確率もさがりますし、無駄な動きも減ってきます。
楽しむために始めたアジリティ。長く楽しめるように、わたしもせっせとCareさせていただきますねっ!
今日の夜まではやっていいCare内容、明日走るまえにCareしておいたほうが良いポイントなどをお話しさせていただきました。

このまえは、「なぜそこにそんなに時間を取る?」というところで時間を使い、タイムがギリギリだったとのことで、今回は、お仲間さんからも、「アジリティはタイムトライアルだからね」と念を押されたそう(笑)
確実にやるのは、イチきなママさんのとってもいいところなのですけれどね~(笑)

楽しんで、笑顔で終われますように♪



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きなこ:お兄ちゃん、まだぁ~?
イチロー:きなこ! まだモデル終わってないよっ。ちゃんとして、ちゃんと!

ドゥードルず

本当は昨日の話題なのですが、せっかくなのでアップ♪
(本日の方、ごめんなさい)


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オーストラリアン・ラブラドゥードルの、サリフくん。
今日はお外でレッスンです。
呼び戻しがちょっと自信ない…というお母さまだったので、ロングリードを使いながら呼び戻し練習をメインに行いました。



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名前を呼ばれて戻るところ。
犬や人が大好きなのはいいのですが、まずは飼主さんの許可が出てからだよということを教えていきましょうね。
相手によっては、犬が苦手な方かもしれません。犬自身も犬が苦手な仔もいます。
いつもはフレンドリーだけれども、その日は機嫌が悪くて、他の犬と接触したくないという仔もいるかもしれません。
まずは飼主さんが相手の飼主さんや相手の犬の様子をみてから。
Wanは、飼主さんのOKが出るまではおだやかに、落ち着いていることがベスト。
「今日は無理だよ」といわれたら、素直に、相手をスルーすることができるようにしておくこともスマートな接し方。



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まっすぐに飛び込んできたサリフくんでした♪
瞬間的に出る行動、出してしまう人からの行動にも動じないように、このときにいろいろなアクションをわざととって、それでもサリフくんが、怖気づいたり、逃げたりしないように慣れさせていきます。
首輪をつかむかもしれないし、尻尾をかるくつかむかもしれない。
ぱっと抱き上げるかもしれないですし、わしわしわしっと撫でるかもしれません。
どんなアクションを人が取っても、過剰な反応をしないように、落ち着いていられるように、小さな刺激から練習ですね。




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そしてこの日。
サリフくんに会いに、レッスン終了後、あづきちゃん家がやってきてくれました!
同郷同士、なにか通じるものがあったのかしら?


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初対面から意気投合して、まぁよく遊ぶ、遊ぶ(笑)
あっちゃんも上手に遊ばせ、サリフくんもおだやかに遊び、見ていて安心できる2頭でした。
このとききにわざと2頭を、それぞれの飼主さんが呼ぶという練習もして、ちゃんと戻ってきたらまた遊び再開、という練習もできちゃいましたね。



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お勉強を頑張ったサリフくんには、とっておきのご褒美になっちゃいましたね♪
いつまでも仲良く遊べるといいね♪

予防こそすべて!

今日は記事にしたい話題がたくさんで迷ったのですが、……こちら!



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お初のCare Wan。
ジャーマン・シェパードの女の仔、テスちゃん。
現在9ヶ月令。
久しぶりにみた、ロングコートのシェパちゃん。かわいいのなんのって(笑)

実はこの仔が4ヵ月令くらいのとき、ほかの仔の訓練中にお見掛けして、対面させていただいたことがあるのです。
そのときもぐにゃぐにゃな軟体動物だったテスちゃん。

これから成長していくにあたり、きちんとした骨格、筋肉をつけていきたいという飼主さんの意向で、定期的にCareでお伺いさせていただくことになりました。
意識の高い飼主さんに多く恵まれていて、本当にありがたいし、その犬の生涯を見越し、きちんと考えてもらえるお宅に迎え入れられたWanと出会えることができてうれしいなぁ!
訓練に、Careにと、Happyな笑顔がたくさんで、それだけで嬉しくなっちゃいます!

我が家の犬たちの中では、軟体動物度はルシアがダントツ! テスちゃんといい勝負かも?(笑)
でも体の特徴といいましょうか、触ったときの筋肉の質感としては、テスちゃんはグランツとよく似ています。
身体的な特徴として、どういうウィークポイントが出やすいか、それが似ているだけに、オスメスの違いはあれど、こういう動きが出てくるかな、とか、これを教えるときにはちょっと難儀しそうだなとかそういうのが見えてきます。

いまはとにかく体に変な癖をつけさせないことをメインにCare。
訓練もCareも同じですが、悪くなってから取り入れるよりも、悪くなる前に予防的に取り入れることで、どれだけ飼主さんとWanの、その先の生活がHappyを呼び込めるだろうか、と思うと、やっぱりそれは想像以上のものだと思うのです。
そう考えると、わたしも予防的なCareなり、訓練なりをもっと広めていきたいな!と思います。



Care終了後、おそれおおくも(笑)、テスちゃん宅にグランツ、お邪魔!
我が家と違い、玩具がたくさんあるお宅で、グランツは、「うわ!」「うわ!」だったことでしょう。
あちこち探検しては玩具をひっぱりだし、ハムハム。
きっととてもシアワセなひとときだったことでしょう…。


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テスちゃんが、そーっと寄ってのぞきこんでも、玩具ハムハム。



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もうちょっと寄って匂いを嗅いでも、玩具ハムハム。

………レディに対する態度がなっちゃいません(笑)
気の利かないオスで、ごめんね、テスちゃん。



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かーちゃん、オレに言ってる?

……あなた以外に居ません。



* 追記 *
今日は、東日本大震災から4年目をかぞえた日。
あの日のことは誰しもの記憶にまだ新しいことでしょう。
わたしもまたそのときのことに思いをはせ、いまこうして犬とともに生活できていることに感謝です。
でも一方ではまだまだ先の見えない生活を余儀なくされ、また、心が一歩踏み出せずにもどかしく過ごされている方も多くいらっしゃることでしょう。
ここからわたしが何ができるのか、いまふたたび考え、行動していきたいなと思います。
すべての方が、心穏やかに過ごせる日が1日でも早く訪れますように。
そして亡くなられた方々、動物たちの冥福を、心からお祈り申し上げます。

頭はやわらかく

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相棒トイプーCocoの訓練日でした。
未明まで雨が降っていたせいもあり、Cocoが嫌いな濡れた足場(笑)
なもので、表情も、いつもに増して仏頂面。

若いころは、濡れた場所でフセなんてさせようものなら、「意地でもやりませんっ!」と腕を突っ張って、わたしとバトル(!?)になったこともあったCoco。
それでも訓練を通じて、お互いに押して引いて、培ってきた関係。
いろいろな意味で、阿吽の呼吸になってきました。
こういう関係になると、朝ぱっと見たときですとか、リードを持ったときなどに、「あ、今日はノリノリでやるな!」とか「今日は同居犬と喧嘩して、負けたな」とかわかります(笑)

そんなCocoも10才。
いまはもっぱらリハビリ的なメニューを組み込んだ訓練内容。
ダンス的なものもいれたり、アジリティもどきなものも入れたり、もちろん服従作業をきちっとやることもありますし、それに応用を効かせて、いろいろなことを組み合わせてみたり、頭もやわらかく、体も若々しく!を目指して、訓練しています。
大会などに出る機会はめっきり減ってしまいましたが、それでも日々のなかで、スパイス的に楽しめる時間を過ごさせてやれれば嬉しいなと思っています。





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おまけのうち犬2頭もプラス。
冷たいところに座らされてブス~っとしたシニア犬2頭と、すまし顔の現役生が1頭(笑)

次ステップ♪

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本日のCare Wan。
シェルティのシオンくん。

他のお身内にも、目の大きさがそろってきたんじゃない?と言われるようになってきたとのこと。
良かった!
Careが終わった後、大きさがそろうようになって3回目の今回。Careでお伺いしていない期間に同様の状態が続いているというのは、好転してきていますね♪
まばたきもだいぶできるようになってきて、目に関してはもう一息という感じですね!


おうちでも肩周りのCareを頑張ってくださっているようで、ずいぶん指が入るようになっただけでなく、体全体が締まっていい感じでした。
ちょっと前までは、厚いなぁって感じる体でしたが、今日は状態がすご~く良くてわたしも嬉しかったですよ!

今日は、目に関するCareはもちろんのこと、顔のゆがみ屋引き攣れに対してのCareにも重点を置いて行いました。
骨格的なものもあったり、頸からくるものもあったり、複合的で、「さてどこから手をつけようか?」でしたが、顔周りを障っても嫌がらない仔なので、顔周りから。
そのうち、気持ちよくなってきたのか、口をくちゃくちゃさせて、大あくびして、うとうとと寝たり…。
嫌な場所になると、すかさず逃げようとしたシオンくんですが、今日はほとんど、ごろんと寝たままCareを受けてくれました。
だいぶ、体のあちこちを意識できるようになったことと、ゆるめたあとの快適さを覚えてきたのかもしれませんね。
頑張ろう♪

雨の日は研究日♪

今日は朝から雨でしたね。
クレア&ルシアの救助犬訓練も見合わせとなり、お仕事も見合わせとなり、1日お休みの日となりました。


ということで、久しぶりに(?)、うち犬たち、部屋のなかで、リハビリワークをば。

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バランスパッドのうえに足を載せて、バランス感覚を養うというもの。(それ以外でもいろいろと使い道はあるのですが)
これは載せた直後。
その後の画像を撮ったのですが、どこに落ちてしまったのか、または間違って消去してしまったのか、見つからなくなってしまいました。
バランスが戻った証拠写真ないので、ごめんなさい。

この画像からはちょっとわかりづらいかもしれませんが、ユリウスは前肢にかなりの負荷がかかり、左後肢に力がほとんど入っていません。(なんとなく体がナナメになっていることが分かればいいのですが…)
スマホ画像なのでちょっと粗くてごめんなさい。

左前肢はパウパッドがへこむくらい、ぎゅっと力が入っています。
このときはボディケアをせず、ストレッチだけでバランスを戻す方法を試してみました。
賞味5分のストレッチと意識を変えていく内容でやってみましたら、わりとすぐに戻りました。(でも証拠画像なし・苦笑)


普段のCareのなかでは、なかなか道具モノを使わないわたしですが、こういった内容のものも実は、やっています。
リハビリトレーナーの研修をしていたときには、センターでも使っていたのですけれど、いまはこういった道具を使う以前の状態の仔が多くて、なかなかお目見えしない道具たち。
研究がてら、ちょこちょことうち犬たちで練習。

リハビリも、工夫次第でいくらでも方法があるので、従来通りの使い方でなくても、それぞれの犬に応用利かせられるように、わたしも研究です♪

あすりーとWan

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お初のCare Wan、ジャックラッセルのこてつくん。
アジリティに、オビディエンスにと、大活躍のこてつくん。
頑張り屋のこてつくんが怪我したりすることがないようにと、Careを受けてくださいました。
ありがとうございます~!


犬の訓練やお散歩で使わせていただいている広場でも会うことが多いこてつくん宅。
そのときに、オビディエンス競技を練習光景、内容はよく見ていたのですが、アジリティモードのこてつくんはあまり知らないので、動画をいくつかご用意をお願いして、拝見させていただきました。

成功しているとき、失敗しているときのものを比べて見て、体遣いのなかで、「ここがおかしい」というものがいくつか。
動きのイメージを頭に入れてから、体に触らせてもらうと、なるほど、という感じでした。

筋肉は、普段から飼主さん方がCareされているからということもあり、やわらかくていい状態。
がっちがちの筋肉ではなく、しっかりしたいい筋肉でした。
こてつくんの場合は、体幹にちょっと難がありそう。
でも日常生活に支障があるほど、とかそういうことではありません。
アスリートドッグとして、怪我なく走り通せる体をいつまでも維持していくという観点に立って見てみると、「このカタイ体をなんとかしたいな~」というものです。

ストレッチも大事。
ボディケアも大事。
こてつくんの場合、ボディケアと、ストレッチの間の部分が一番強化して、なんとかしたい部分。

さて。
このカタイお体、どこまでくにゃくにゃになれるか、わたしも楽しみにしています(笑)



11039521_331667850365116_559269881_n (298x400)
Careをしているわたしからは見えない、こてつくんの表情。
飼主さんが送ってくださったのをアップしちゃいます~♪

「う~、そこそこ」というような表情!
可愛い♪
こてつママ、画像をありがとうございました~!

結果はあとから

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お久しぶりのWan。
ボーダーコリーのポポちゃん♪

ポポちゃんの状態はどうですか? と伺ったら、飼主さん、「毎日触っているとそれが普通で、いい状態なのか悪い状態なのかもわからない…」とのこと。
しょ、正直ですね(笑)

でも実際そういうものなのですよね。
わたしたちも肩が凝っていても、最初は痛いなとか、重いなとか感じるのですが、それが慢性化したり、あまりCareできなかったりすると、凝っている状態が普通になってしまって、ゆるめてもらって初めて、「ああ、すごく凝っていたんだな」とわかることがありますよね。

Wanの体もまったく同じ。
最初は多少の違和感なり、不調なりを感じていても、楽しかったり、嬉しかったりすることがあると、それをおしてでもやってしまったり、うまい具合に回避しながら、ごまかしながらやり過ごしてしまうのです。
それが積もり積もって悪化してしまったり、すぐにはどうにもならない状態になったりします。

Careも、訓練も、日々の積み重ね。
一見単調で、たいした進歩もないように見えますが、これが1年、2年と重なると、大きなものになります。
結果は後からついてくる、とはよく言ったもの。
コツコツ、コツコツやったことは、決して無駄にはならない。そう思えば、コツコツやるのも、なかなかいいものですよね!


ポポちゃんにも、積もり積もったものがたくさん(苦笑)
手のひらの下に感じたポポちゃんが、前よりも大きく(?)感じてしまいましたよ~。以前のしゅっとしたポポちゃんになるように、またせっせと、地道にゆるめていきましょうね~♪

ツボにはまる

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甲斐犬系ミックスの、ちょびくん。
元気いっぱいです。

いつもは部屋でごろんとしているところに、わたしが来て、「来るなら言ってよ~」というように、ばつが悪そうな顔をして、「わわわっ!」と吠えてご挨拶してくれます。
そしてひとしきり吠えると、くるっと背中を向けて「じゃ、よろしく」とあっさり。
そんなちょびくんが、わたしは可愛い(笑)

今日はめずらしく玄関先までお出迎えに来てくれ、「遅かったじゃないか!」というように、パワフルに「わわわ!」と吠えて、部屋までみずから道案内。
今日はすぐにごろんとはならず座ったまま「そこそこ」と首だけうなだれて、目はウトウト。
そうのうちに足がプルプルしちゃって、結局はごろん…。
やっぱりそんなちょびくんが、わたしは可愛い(笑)
個人的にたぶん、とてもツボにはまるんですよね、この仔の面白さが。

お客さんの中に、ちょびくんファンがいることは知っているのですが、なぜか飼主さんは信じない(笑)
和犬系が好きな方には、この顔は人気なんですけど、なぜに信じてもらえないのか、不思議でしょうがない!(爆)

そんなちょびくんも現在13歳。5月には14歳になります。
この歳になるまで、痴呆らしい症状もなく、食欲は旺盛とのことで、まだまだお達者街道を進んでくれそうです♪
ファイト!

やっぱり早期発見♪

グループ施術日でした♪
今日は5頭来てくれました。どうもありがとう~♪



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本日お初のWan。
マルチーズのレオンくん。
御年2才。

とってもおだやかで、年齢の割には落ち着いていて、人当りのいい子でした。


歩様に特徴がとてもあり、それをメインとした施術をさせていただきました。
マルチーズにしたら足が長く、それが原因?とも思われるような歩様。
でも肩周りなどを触ってみると、その歩様になる、特徴的な状態に。
それをゆるめて、再度歩いてもらいましたら、完全とはいわないまでも、だいぶストレートに、きれいな歩様になっていました。
それでも悪い状態を「普通」と認識している体に、「それは実は違うよ!」と認めさせるのはちょっと時間がかかることがほとんど。
まだまだ若いことを思えば、いまから少しずつ体にいい状態というものを教えて、もっと楽に歩けるんだということを体感してもらいたいものです。

いまはそれほど問題はでなくても、年齢を重ねれば当然日々の蓄積で体は固く、厚くなってきます。
そうなってからゆるめるよりも、おうちでもCareをしながら、いい状態を保つ工夫ができると、後年、やっていてよかった~!ってきっと思えると思います。

頑張ろうね!


そして、場所をお貸しくださったコロ美ちゃんママ。
おいしいちらしずし、ごちそうさまでした。
いただくまで、今日が雛祭りの日だということ、忘れていたわたしです(笑)
ありがとうございました♪

姉vs弟対決!

キャンセルが出て、ぽっかりと空いた隙間時間に、所用あって、先輩のスクールにお邪魔。
うち犬4頭も、ドッグランでガス抜きさせていただきました。
ドッグランがうらやましい……わたしも欲しい~と思っちゃいました(笑)

そこで繰り広げられた姉vs弟の対決!




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グランツがくわえていたジュート。
クレアが気になったらしく、隙をついて、端をバクッ!
体力的な力は絶対的にグランツのほうが上!
だけれど、精神的な力やら、年功的な力関係(笑)の上では、……さてさてどっちに軍配があがる?




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グランツ、しばらくは「クレア姉ちゃん、譲ってくれないかな~」と粘ってみたけれど、思い切り、ぐいっと力任せに引っ張ることはどうやらためらわれたらしく、離しちゃいました。
クレア、意気揚々と引き揚げ(笑)



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まだまだ、姐御は健在です!


パピーの頃からクレアから知っている先輩も、「よく頑張ってるな~」とほめてもらえたクレア。
昔のような、狂喜乱舞の表現ではないけれど、シニアらしい笑顔で、先輩に甘えに行っていました。
まだまだ健在ぶり発揮して、遊びに来させてもらおうね~♪


H先輩、お邪魔さまでした~!

手出しすべきか? 我慢すべきか?

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Careでお伺いした、コーギーのりんちゃん。


りんちゃんは毎回トイレシーツをビッリビリにしてしまい、その粉をかぶっている状態だそう(苦笑)
ストレス発散なのか、クセなのか、たんに暇をもてあましてなのか…。
思うように動けないので、そのぶんシーツをビリビリにすることを遊びにしているような気がしないでもないのですが。

ですので、洗えるトイレシーツとかはどうですか?と前回お話ししましたら、さっそく試された様子。
だけど。
さすがりんちゃん。
ビリビリできないのが、お気に召さなかったようです…。
毎回洗う手間もあるので、やめてしまったとのこと。うーん、難しいですね~。

後肢がうまく動かないのでおむつをしても脱げてしまうでしょうから、おむつはお勧めしませんでした。
でもおすすめしないのには別の理由もあります。
りんちゃんの飼主さんにはお話をしたのですが、りんちゃんはトイレをしたい、と思ったらちゃんとトイレエリアまでいく努力をしています。
間に合わなくてトイレシートに全部体が乗らないでやってしまうことはあるようですが、それでもトイレエリアに行く努力はしているのです。
無意識に排泄をしてしまうことはないので、おむつをする必要はないのですが、そのままやってもいいんだ、と一度でも思ってしまうと、トイレエリアに行くことをやめてしまう可能性が高くなります。
ただでさえ今動きが悪くんて、面倒くさくなって、そのまま排泄することが癖になってしまうと、動くということをしなくなってしまいます。
そうするとどんどん、後肢への意識は落ち、筋肉も衰えて、排泄への意識も無自覚になってしまいます。
病気が進行していずれはそうなってしまうにせよ、それでも、人の手でその状態になることを推進させることがないように、あえて手出ししないということをしてくださいとお話ししました。

いまでもわたしは施術後に、りんちゃんのお尻突っつきをしています。
りんちゃんのなかでもそれが意識されているようで、突っつかれた方に顔を向けて「わぅ!」と吠えたり、足をひっこめるしぐさをしたりします。
はた目には「後肢が動きにくい仔をいじめている」ような行動かもしれません(笑)。
でもそうすることで後肢への意識をなるべく持続させていきたいのです。

そういったことを飼主さんと相談し、いろいろお話をしながら、リハビリメニューを組んで行っています。
いまこの仔がどういう状態で、どんなサポートが必要なのか、もしくは手伝ってやりたいけれども我慢していただくところなのかを、事細かに、オープンに話していける関係は、わたしにとっても嬉しいことです。


飼主さんがどうしたいのか、それを全力でサポートすること。
飼主さんが迷い、わからなくなったときに、その相談に乗って、一緒に考えること。

それがわたしの携わり方。
こんなときに、つくづくそう感じます。
がんばろ~!

プロフィール

Clea

Author:Clea
【Julius】
LR・♂
13才8ヵ月
幼顔になりつつあります


【Lucia】
ES・♀
11才3ヵ月
年齢不詳の美犬になります


【Glanz】
GSD・♂
8才3ヵ月
オレの苦手な季節がきた……


【Sirius】
LR・♂
5才7ヵ月
少し肥えられたんだ


【Felice】
LR・♀️
5才7ヵ月
犬教育は任せて


【Alice】
LR・♀
5才7ヵ月
礼儀作法には五月蝿いわよ


【Sophia】
GSD・♀
3才8ヵ月
ゆっくり成長タイプなんだ


【琥珀】
Cat・♂
推定12才
呼びの聞く猫なんだ


**お空へ**
【Mimosa】
Cat・♀
2007年8月15日生と推定。
2017年5月17日永眠
猫っぽくない猫でした。
9才9ヵ月でお空へ旅立ちました。

【Clea】
GSD・♀
2003年7月22日生
2018年4月13日永眠
初代相棒犬、14才9ヵ月大往生でした。

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