2013/11/15
今日は雨。
当たってほしくないときには、当たる天気予報…。
本当は今日、訓練する予定だったゴールデンのすずちゃん。
今日が天気が悪いのがわかっていたので、急きょ昨日に変更して訓練♪
個人的にどうしても、アップしたい~というネタでしたので、すず家に許可いただいて、(本日の方にも許可いただいて??)、昨日のすずネタをアップさせていただきます(笑)

すずちゃんをご存知の方は、よくお分かりと思いますが、こちらのお嬢さま、ハイパー娘でございます(笑)
しかもわけのわからないところで、いきなりぶっ飛びます。
わたしも初めの頃は、「え? そこでぶっ飛ぶ??」となること多々のすずちゃんでした。
いまはすずちゃんとのコミュニケーションが取れてきたおかげでか、ぶっ飛ぶタイミングがわかるようになってきたので、ぶっとび率は激減。
ここ半年ほどは、わけのわからないぶっ飛びは無くなっています。(わけのわかるぶっ飛び、こちらが許可したぶっ飛びはあります・笑)
おうちの方がお忙しいこともあり、この1年ほどはわたしとすずちゃんの訓練がほとんど。
時折、お時間があるときは、すずパパと訓練することもありますが、大概わたしと訓練して、頭も体も疲れさせてお家にお帰り、というパターン。
すずちゃんの目下の課題だったのは、先に挙げたようにぶっ飛んでしまうこと。
一番わかりやすいタイミングとしては、呼び戻しの最中。そのままどこかに行ってしまいます。
もちろんロングリードを使っていますから、本当の意味でどこかへ行ってしまうことはありませんが、しばらく呼んでも戻ってこない仔でした。
幼くて、自制心が全然なくて、ガンとした自己主張をするすずちゃん。
ひとつひとつ、じーっと待って、すずちゃんが落ち着いて考えることができるように仕向けて行くのに半年以上。
「あ!」という叱責ひとつとっても、どこかに行ってしまうこともあったWan。
いまはすずちゃん自身が「おっと!」と止まることができるようになっています。
でもそれはあくまで、刺激物が無い状態のとき。多少の刺激がある場合のみ。
強い刺激の中で、これはどこまで理解&自制心がついたものかと見たい気もしましたが、わざとけしかけての刺激ではなく、あくまで自然な中での、と想定するとなかなか機会がないまま。
それが今日、思わぬかたちで到来。
呼び戻しの練習をするのに、15mほどロングリードをつけたまま離れ、対面し、コマンドを出した瞬間。
ちょうど、私の真後ろを横切るようにして、すずちゃんから見たら、自分から逃げていくようにも見える状態で、女の人が走っていくところでした。その方は焦っていたようで、わたしたちのことが目に入らなかったようです。
走ってきたすずちゃん、わたしのところへ来ようとして、ぱっと現れたその女性に、瞬間的に追いかけモードのスイッチオン!
とっさに「フセ!」とコマンドを出したところ、芝生にスライディングするようにしてコマンドと同時にフセをし、走り去っていく女性を目で見送り、わたしを振り返っていました。
こちらも慌てず騒がず歩み寄り、その場でしっかり褒め、再度呼び戻しの練習。
落ちついているすずちゃんの目を、わたしは感動とともに覚えました。
これが訓練の醍醐味なんですよね~っ!
くぅ~っ! と内心、ガッツポーズする瞬間ですよっ!(笑)
なんてことのない一幕でしょう。
走って行く人を追いかけかけたのを、コマンドで止めたというそれだけのことです。
でもそこに至るまでのプロセス、犬との信頼関係がなければ、そしてなによりも犬自身が自分の衝動を抑えて指示に従ったということが、大きなポイントになります。

たまたま、すずちゃんのあとに訓練予定のラブドゥのあづきちゃんのママが見学していらして、とても驚いていらっしゃいました。
「すずちゃん、ずいぶん落ち着きましたね!」と、まるで自分の犬のことのように喜んでくださったことが、わたしは嬉しかったです。
パピーのころからのお付き合いのあるWanず。
こうして、他の方々からも見守ってもらえるWanたちは幸せだなぁって思っちゃいました。
すずちゃん。
よく頑張ったね! キミにもできるぞ!
……で。
褒めて、褒めて、ノセノセにしたところ、申し訳ないけれど。やっぱりキミはキミ。すずちゃんです。
グランツとの初対面。
………なに、鼻にしわ寄せているのっ!
ケージ越しには大丈夫でも、いざ囲いがないと、2mの距離にいるグランツに対しても「わぅ~」と。
徐々にでいいから、犬との接し方下手はなんとかしようね? すずちゃん。
目を合わせずにスルーするということ、そろそろ学びましょう…(涙)
オレ、嫌ワレタカ??……かもね(笑)