2013/10/14

夕方、空いた時間で、近くの猟場でルシアの訓練。
久しぶりで、しばらくはスイッチが入らなかったルシアでしたが、数分後にボブホワイトに当たってから、ギアチェンジ!
たまたま、前日に大会が行われていたようで、放鳥された鳥が多数生き残っていました。
鳥さんには驚かせてしまって申し訳ないのだけれど、ルシアのいい練習相手になってくれました。
なかには、なかなか知恵者な鳥さんもいて、まさに「鳥 対 人&犬」の状態。
そのなかでもひさしぶりにもかかわらず、こちらが惚れ惚れとしてしまうほど、見事なポイントを取ったルシアに、ぞくぞくするような感動をまた味わわせてもらいました。
補足ですが。
よく鳥さんを捕まえて、殺してしまうんですか? と聞かれます。
フィールドトライアルの大会は、犬が鳥の居場所をハンドラーに教えるためにポイントというスタイルを取ります。そしてハンドラーの「Go」コマンドが出るまではポイント体勢のまま、微動だにせずじっと固まっています。コマンドが出たときはじめて、鳥が隠れている藪に飛び込んで、鳥が驚いて飛び立ったところで、終了です。
ルシアは数メートルだけ飛び立った鳥を追いかけていきますが、すぐにチェンジして、次の鳥をさがしに行きます。
ですので鳥さんは殺さないですし、大概の鳥が飛び立って行ってしまいます。
たまに弱った鳥さんは、猟犬に捕まってしまうことがありますが、だいたいの場合は逃げおおせています。
画像のときは、ルシア、腰がかなり下がっていますが、こちらもポイント体勢に入っています。
少し前までは、わたしが行くまで我慢できずに飛び込んでしまったものですが、今日は、8割方、わたしがルシアの後ろについて、「Go」と言うまで、じっと我慢することができました。
久しぶりでも本能は健在!
猟犬として血が騒いだらしいルシア。暗くなってしまうのが早いので40分くらいしか猟場を駆らせてやれませんでしたが、それでも本犬は、にこにこ笑顔。
この笑顔を見てしまうと、また近いうちに連れてきてやろうなぁ~と思ってしまいます。
その犬、その犬によって、持って生まれた本能というものがあります。
それを押しつぶしてしまうのもひとつ。
生かすのも、ひとつ。
わたしは家庭犬であり、猟犬であること。この両立ができる犬を目指して、ただいまルシアを作り中です。
いまはまだ家庭犬要素が多分なルシア。もう少し猟欲を出して、猟犬としての能力も発揮していってほしいものです。
それにはハンドラーであるわたしが、もっとがんばらねば!
fight~♪
レッスン話題とは関係ない話で、失礼いたしました~。
◆追記◆

宣伝です~。
茅ヶ崎の市民劇団「湘南座」が10月20日(日)17:30から「真夏の夜の夢」を上演いたします!
場所は茅ヶ崎市民文化会館! 駅から徒歩5分とかからないところにあります。
わたしもハープを奏でる妖精役で、セリフまでもらっちゃっている役者で登場(笑)
入場料無料ですが、市民劇団とあなどるなかれ!
フラメンコ、フラダンス、ベリーダンスからバレエ団、役者さんなど、プロたちも登場してしまう盛りだくさんな劇!
もちろんわたしのハープの先生も演奏されますし、オリジナルの音楽も作成!
いろいろなプロたちが作り上げている一方、この舞台がはじめてという人もたくさん。さまざまなパワーがギュッと詰まった舞台。
真夏の夜の夢自体も、演劇としてとても楽しい劇ですから、お楽しみいただけること間違いなし♪
お時間がありましたらぜひ、足をお運びくださいませ。