2013/06/30
シニアWanは面白い!
レッスン話題はちょっと今日はお休みさせていただいて(笑)単に画像を撮り忘れたのです……。

14才にもうすぐ…のラブラドールの女の子、きびちゃん。
足腰、まだまだしっかり。
食欲旺盛。何日も食べていなかったの?と、毎回思ってしまうほど、ものすごい勢いでがっつく、がっつく。
わたしがいままで見た中で最高レベルのがっつきWanです(笑)
でもその食欲が、いまなお元気なきびちゃんの原動力なのでしょうね!
そして同時にとても好奇心が旺盛な女の子。
お散歩していても、あっちこっち、においが気になって早歩きして行ってクンクンクン…。
これはわたしの考えなので、賛否両論あることと思いますが…。
わたしは、その犬にとって「シニア」に入ってきたなと思ったときから、お散歩のルールをかなり緩めています。
普段は臭いかぎは、こちらが許した場所以外はNoとしていますが、ある程度確認できている場所ならば、歩いている最中でもシニアの子たちには許してしまっています。
目も見えにくくなり、耳も遠くなってきているかれらが、鼻を使って情報収集したり、自分から行くという自発的な行動をOKにしています。
若いころのように、いつまでも走り回れるわけでもなく、歩ける距離も短くなります。そのなかでかれらが興味をもって外を歩けたらいいな、という思いから、年齢ではなく、その犬にとって「シニア時代」に入ったなと思ったら、基本的なことは押さえながらも、ある程度緩和しています。

夕方。
きびちゃんとクレアで、総合公園をのんびり、まったりお散歩。
このときに痛感したこと。
シニアパワー……いや、ばーちゃんパワーを侮るなかれ!(笑)
臭い嗅ぎなどでも、1頭だったら「もう行こうよ」と声をかけたり、少しリードを引けば、さっさと諦めてきてくれるのが、2頭になると俄然ガンコ&強気になります。
「まだ嗅ぎます!」とすべての指をモミジのように広げて踏ん張り、それを他方の犬が加勢するという、すさまじい連係プレーを発揮してくれるのです。
人、負けました……。
好きなだけ嗅ぎな~、と諦めて待ちモードです。
まぁもちろん、「コイ」とコマンドを出せば、しぶしぶ来てくれるWanたちですが、それは最後の切り札(笑)
若いころのWanは、こちらも思い切り一緒に動けて、楽しいこともたくさんできるので、その延長で考えると、シニアのWanは出来なくなっていくことが多いように感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、シニアはシニアで、おもしろい!
違う付き合い方ができます。
若いころのとちがって、人の心の機微にも敏く、「あ、これ以上は怒らせるな」ということの察知が早いのもシニアWanたち。なのでこちらが「ん?」と思うまえに、さっさと引き上げられる引き際といいましょうか、そのあたりの巧みさは見事。
これぞ、阿吽の呼吸ってやつでしょうか?
Wanがいくつになっても、どのステージであっても、人はいつもおもしろがらせてもらえます。楽しませてもらえます。
Wan、最高~♪ ですね。