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犬に変わってほしければ…

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本日のレッスンWan、ダックスのがんもくん。
いつもは朝早くのレッスンだけれど、今日は夕方のレッスン。
暑かったけれど、後半から涼しくなってきて、そのなかでがんばりました~。

今日は場所を変えて、はじめてのところでレッスン。
一緒に歩く練習や、普段の時の歩き方、飼主さんの心構えなどをお話し。

はじめて聞くことが多くて、頭がこんがらかったり、「え? そうなの??」ということも多々あったことでしょうね。
一度のすべてを理解しろとは言いませんし、むずかしいと思います。
ゆっくりでもかまわないので、きちんと理解することが大事。
飼主さんの気持ちがぶれなくなれば、犬ももっと堂々とふるまったり、「こうすると、もっといいんだな!」ということがわかるようになってきます。


Wanに変わってほしければ、まず人が変わること。


でもお母様がとっても素直な方なので、きっとすぐにご理解いただけるんじゃないかな~と、期待しています♪
がんもくんのいいところをたくさん引き出していけるように、がんばりましょうね!

1日フリーでした~♪

今日は久しぶりに、1日フリーの日でした。
まぁ~どれくらいぶりでしょうか??(笑)


いつもの年だったら、じゃあ湖に犬を泳がせに…となるところですが、あいにく、クレアの足の状態があまりよくないので、下手に感染されても困ります。
くわえてこのところ免疫系統がガタ落ちして、担当獣医と相談しながら、ケアをしている状態なのです。
でも元気は元気です♪

ただ体重が17キロ台に落ちてしまい、赤信号にリーチ状態。
若いころの彼女のベスト体重は21キロでしたが、いまでは20キロに乗せるのも苦労。
ここ数年、20キロ台の数字を見ずにきています。
元気はありますし、そこそこのスタミナもあります。
いまが意外とベストだったるするのかなぁと、そんな考えが頭をよぎらないでもないのですが、それでも低糖の状態に突然陥り、河川敷でももつれて倒れてしまったり、ひどいとけいれんを起こしてしまうことがあるので、ベストということはないのでしょうね。
運動量と食事の兼ね合いがなんとも大変な姉犬です。(うちの犬猫は全員、お肉も野菜も生がベースの手作り食です)
季節ごと、訓練の内容ごとに、食事の内容を工夫したり、それに伴って運動量を調整してみたり、それこそマッサージをしたりしてただいまひたすら強化中。
まぁ、勉強させてもらえていますけど。

なので今日はその勉強と資料あさりに終始してしまいました(笑)


犬たちも、朝、訓練時間をたっぷり取って、休ませながら順番に訓練。
夕方はまだ暑いので日没までの1時間強くらいの運動と訓練のみ。
わたしが楽しかった♪




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運動のあと、強制休息を取らせ中のルシア。
川のほうから聞こえる鳥(ここではカワウ)の声に耳をそばだてています。
キジさんと、久しく遭遇していないので、この際、カワウでもいっかな~、なんて考えているのかもしれません。

えと~、犬は??

このところ、よく遭遇するシチュエーションがあります。


車で細い道を通ることが多いのですが、そのとき犬連れの方とも、当然交差することがあります。
もちろんこちらは減速していますし、場合によっては先に行かせてしまってから走り出すのですが、このところ遭遇するケースというのがこのときに起こっています。

犬が道でにおい嗅ぎをしていて、それを待っている飼主さんがいます。
そこにわたしが車で通りかかります。
飼主さんは気づいて塀に身を寄せて待ってくれています。

ここまではふつう。
だけど問題はこのあと。


犬、そのまま……。


ん~、ん~……
そのままだと曳かれますが?
飼主さん自分の身だけ守って、犬守らないのはちょっといかがかと。
犬は気づかずにそのままふんふんふん。
犬を先に塀に寄せて、塀と自分の間に犬を置いて固定してくれるといいかな~??(汗)


これが子供だったらわかります。
あわてて塀に寄って犬を忘れちゃったんだなって、思えます。
そんなときは車の中で「わんちゃん、わんちゃん!」って指差すと、だいたいの子が犬をだっこして離れてくれます。
だけどこのところ遭遇するケースはほとんどが大人の方で、しかも携帯をいじっているか、音楽を聴いているかなのですよね。

携帯はいつでもできるでしょ?
音楽もあとで聴けるでしょ?
どうしても必要だったら、犬をしっかり固定して、安全にしてやってからしてくれるといいなぁと思います。


犬は自分の身は自分で守る、なんてことしませんから。
その責任は飼主さんのものですから。


今一度、お散歩させているとき、どのようにされているか、みなさんもお気をつけてくださいね!
リードを持ったら、主導権は飼主のもの。
言うことを聞かすのではなく、安全を守るために、命を守るためにリードがあるのだと、その主導権を預かっているのだということを意識して歩いていただけると、うれしいなぁと思いました。






口直しに。


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本日の19時頃の空模様。
空の色がとてもきれいでした♪

早期発見はいいことだ

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本日のケアWan。Eセッターのブラックくん。
ドアップです(笑)

お伺いするなり、「また膵炎なんです~」とお母様。
持病のように、3ヵ月というサイクルで発症してしまうブラックくん。
だけれど、今回は発見が早かったせいもあり、飲み薬だけでおさまっている様子。
お仕事しながら、ですので、日中に膵炎で嘔吐したりしてしまうこともあり、そうなると必然的に発見が遅れたということになってしまいますが、今回は夜間に出たとのことで、すぐに病院に連れて行くことができたとのこと。

だけど膵炎が持病化しているわりには、元気ですよね~、と感心のお母様。
もともとの体はきっと丈夫なのでしょうね。

ホームケアでお伝えしている内容でやっても、背中が丸いのが取れなくなってきたということで見てみましたら、ケアするポイントが上のほうに移動していました。
改めてそこをケアしましたら、また背中はまっすぐに。
人も犬もそうですが、常にケアしなければならないポイントは同じというわけにはいきません。
具体的な場所をお伝えして、ホームケアとしての部位を覚えていただきました。

持ち前の体の丈夫さにプラスして、お母様の日頃のケアがあるから、元気で過ごせるのよね!
ブラックくん!

その調子で暑い夏、がんばって乗り切っていこうね!

さまざまな経験

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本日、馴致兼ねて、相棒トイプーCocoの訓練に連れてきた、ヨークシャーテリアの健多くん。
2才の男の子です。

人苦手、犬も、……ん~、そんなに得意ではないかな?(笑)


ごはんを食べているときに、他の犬が通ると、歯をむいて「ウー」とうなり、それを叱ると、「じゃあ、ボク食べないもんね!」とストライキ。
お~、お~、(体はちっこいのに)強気だぁ~と笑っちゃいながら、当然、ごはん撤収。
水は入れておいたら、タオルだ、ペットシーツだをせっせとその水の器に入れて、隠したのだか、押しやったのだか……
ん~、いい根性してるじゃない??(笑)

ユリウスとCocoにフセをさせて、そのそばを通らせると、「う~」「ぎゃんぎゃん!」と吠えたて、それを叱られ、少ししたらなんとか我慢をするようになり、上記の画像の位置におさまることもできました。

パピーのころに、いろいろなことに慣れさせ、経験させるということが少し足りなかったかもしれませんね。
吠えるということは、犬自身も気持ちが不安定なことにもつながります。(コマンドで吠えさせているのは別ですが)
このままだとWan自身も、自分に自信もてないまま、その場その場をやりすごすことだけに終始してしまい、リラックスして過ごすということを知らないままになってしまいます。
それを修正してやれるのは、飼主さんですから、ぜひぜひ健多くんのためにも、ちょっとがんばってみてくださいね!



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しばらくしたら落ち着いて、この笑顔。
そうそう。
いつでもこの笑顔が出るようになるといいね!

表情が明るくなった!

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本日はB&Cさんでの施術日。
早めに着いたので、B&Cさんの看板犬デュークくんの施術をさせていただきました♪

最近前肢と前肢の間がとみに狭くなっちゃって…とお母様。
触ってみると、うーん、やっぱり肩甲骨周りがガッチガチでした。
お母様にも確認していただきながら、そのガチガチが前肢間の間を狭くしている要因だということを説明させてもらいました。

普段なかなかフセをしないというデュークくんが、べたーっとフセして施術を受けてくれました。
途中、そのガチガチが解けたとき、ずるっと指が中に入ったものだから、デュークくんも「うぎゃ??」というようにびっくりして振り返ってましたが、「気持ちいいかも?」とまたフセ体勢。
わかりやすい子です…(笑)

前々回のときも施術させてもらいましたが、ケアのあと、表情がすごくよくなった!と喜んでもらえてなによりでした。

クレアと同い年のデュークくん。
一緒に、のんびり、歳重ねようね!

慣れたもんです

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お散歩Wanず。

ボルゾイのアルテミスちゃんと、パーソンのシュクレちゃん。
この2頭でのお散歩は初めてです。

他の犬に興味はあるけれど、「きゃー!」になりやすいアルテと、見えないから突如来られたら「おおっ!」と驚いて飛びついてしまうんじゃないかというシュクぽん。

最初に会わせてみたとき、お互い様子見。
アルテははるか高みからシュクぽんのにおいをかぎ、シュクぽんは、高すぎてわからず、アルテのおなかの下をてくてく通っちゃうしのありさま(笑)
でもお互いに大丈夫そうだったので、レッツラゴー!

シュクぽんは、ルシアの首輪も同時装着して念入りに(笑)


拍子抜けするほど、お互い、われ関せず犬。
かたっぽが用を済ませているあいだは、座って待ち、わたしが処理していれば2頭で座って待ち、とてもベリーグッドな2頭でした。
また一緒に歩けるかな??

懐かしの犬

今日はお懐かしのWan。
クレアとも3か月違いで、幼友達でもある、ミニチュア・シュナウザーのもものすけくん♪
一緒に育ったようなものだものね!


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いつもはこんなお澄ましなカオしないのですが、久々で少しキンチョー??
ちょっとぽよん…の体になってましたが、元気いっぱいで、安心しました。

片っぽだけ垂れた耳。
もものすけのトレードマークでしたが、よく考えたら、クレアも同じ側の耳が垂れています。



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幼友達同士、トレードマークをそろえちゃったのかしら??



オトナ族は、軽くあいさつをしてさらりと。
ユリウスが、もものすけくんにラブコール三昧。
オスにモテるのも、変わらないね! ももくん!

マイブーム化

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本日の朝いちばんの訓練Wan、パピヨンのクリスちゃん。
うきうき、楽しそうに歩いています♪

すっかりマイブームとなった「立止」(笑)
今日はその立止の応用編もプラス。
そのうち、すっくと立つ、きれいな立ち姿をいかんなく発揮してもらいたいものです(笑)


あとは指導手であるお母さまが、知らず犬のほうを向いてしまっているクセを直していきましょうね。
犬はできているのに、指導手で減点だなんて、もったいなさすぎますからね!(笑)


ばてることもなく、だれることもなく、最後まで集中をきらさずにできるようになったクリスちゃん。
始めたころと比べると、すごい成長です!

でも油断は禁物。
暑さに対しても、集中力に対しても、気を抜かずにがんばってくださいね!

さまざまな経験

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本日のトレーニングWanは、トイプードルのコロンくん。
今日はお父さまも参加してくださいました!

手術して、足の不安もなくなり、がっつりトレーニング、本日もがんばりました。


ロングリードを使って、呼び戻しの練習や、ヒールウォークの練習、発散するときとコマンドに耳傾ける意識とのオンオフのつけ方を、日常のなかでどのようにしてやっていくのかを実践しました。


そのあとは他の犬との接触練習。
うち犬3頭+連れていたお客さんのWanで、合計4頭との練習です。
いい経験を積みかさねて、いろいろな犬がいるんだということが、少しわかったかな?
その経験が、コロンくんの自信になり、スマートにあいさつしたり、かわしたりすることができるようになっていくといいですね!

今日はおつかれさまでした。




で。
本日は我が家の姉犬Cleaさんの9回目の誕生日でした。
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ということで、一応ケーキなるものを作ってやりました(笑)
Cleaは2段、他の犬は1段のケーキ。
なんてことはない、今回はパンケーキを下地に、ヨーグルトのクリームと、フルーツです。
猫のミモザも母屋でちっちゃーいのを作ってご相伴。
わたしは残りのフルーツをいただいて、ご相伴(笑)
来年もお祝いできますように!

興味はあるけど

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本日の訓練Wan、ミックスのジンジャーちゃん(画像・左側)

ゴールデンのすずちゃんも、おまけで連れてきました。
さまざまな環境で落ち着いて待っていること、解放と待機のはっきりとした区別付けの練習がてら、ジンちゃんの訓練にご相伴~。
すずっち、頑張りました♪ 
ま~、デモ犬にはまだまだだけど(笑)


で。ジンちゃん。
目下の課題は、家族のだれの言うことも聞く、です。
たとえそれが、自分にとって不都合なことだったり、嫌だな~と思うシチュエーションだったとしても、です。
お姉ちゃん大好きっ子のジンちゃん。
リードがお父さんにわたると、「え? え? お姉ちゃんは??」と、リードを持っているのがお父さんでも、お姉ちゃんを振り返り、振り返りになってしまいます。
リードが他の人にわたったら、その人のコマンドに意識を向けること。
その練習でしたね。

すずちゃんに興味があって近寄ろうとはするけれど、いざすずちゃんが「遊ぶの?」となると、「ウォウ、ウォウ!」と緊張吠え。

興味はあるけど、怖い。
怖いけど、どうすればいいかわからない。
やっぱりヤダ!

という思考回路。
遊ばないとわかると、「なんだ、つまんないの」とすずちゃん。
そうなるとそれはそれでつまらないらしいジンちゃん。
またちょっかい出し。エンドレス。

ジンちゃん、もうちょっと頑張って、頭で考えよう~(笑)
がんばれ~!!

老いるということ

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今日は涼しかったですね。
朝いちの仕事がなかったので、涼しい朝のお散歩ができたうち犬たち。
ユリウスはしっかり訓練やってもらい、クレアとルシアはおまけ(笑)

で。
また、わたしはやりました。

ひろーい河川敷で、鍵を落としました!


わたしの鍵にまつわるトラブル話を知っている飼主さんから「またなのっ?」と怒られそうです…。
いつもはお散歩バッグや訓練のときに使っているベストのポケットに入れているのに、ぼーっとしていたのでしょうね。違うところに入れてしまいました。
いざ帰ろうと思って鍵を探して、無いことに気づきました。

河川敷で落としても、たいがいクレアが探し出してきてくれたので、あまり焦らなかったのですが(笑)
今回はショッキングなことがありました。

探し物得意のクレアと、母ちゃんのものはなんでも集めるユリウスの2頭を動員して探したのですが見つからない。
それでなくてもさんざん遊んで疲れ果ててる犬たちなので、集中力も半分以下。これでは探し出せません。
伏せて待てを命じて、人間ひとりで歩いたコースをたどりながら、30分強。
「あったー」となりました。

それはそれでよかったのですが、じゃあちょどいいから練習しようと、ユリウスでまずは練習。
わざと隠した鍵を短い距離から、「探せ」コマンド。
疲れているので簡単なのを2本ばかりやって、有頂天にさせて終了。

クレアにもやらせようと思って同じようにやってみました。
短い距離だし、この子は探し物得意だし…と思っていたのが甘かった。
本人としては多分一生懸命さがしていたのでしょうが、鍵の上を素通りしていってしまいました。
たまたまかと思ってもう一度送り出しても素通り。
クレアを止めて、鍵を拾い上げて見せると、彼女の表情が一変して、「しまった!」という表情。
そのあとは耳を垂れてしまい、自信を無くしてしまったことを感じました。
鍵もくわえず、目をそむけて伏せてしまったので、ボールで修正して、探せる、という意識を回復させたものの、もうこの子で「鍵さがせ」はお役御免にしなければならなさそうだなと感じました。


この子はできるから、でついつい見落としていました。
彼女も、あと2日で9歳。
老化がはじまっているのですよね。
いままでこういう形で老化を感じたことがなかったので、わたしにとっても少しショッキングな出来事でしたが、これが、老いということなのですね。

クレアの大好きな捜索訓練。
そこにおいても、徐々に鼻が悪くなっていることを感じざるを得ませんでした。
わたしの鍵探しサポーターはクレアからユリウスにバトンタッチさせる時がきました。

わたしもそれを受け容れなければなりませんね。
歳相応、分相応の訓練なり、やれることをやらせる。
それが大事だなと、痛感しました。



クレアへ。
できないことが増えても大丈夫。
なんにもできなくなってしまっても、クレアはクレア。
わたしの大好きなクレアだよ。
いつまでも姐御として、わたしの第1のパートナードッグとして君臨していてね。

基本形の修正

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本日の訓練Wan、柴犬の奈々ちゃん。
予定より30分早めに訓練開始! 暑いですものね~。

Seminarで勉強してきたことが、だいたい消化できたので、さっそく奈々ちゃんに伝授(笑)
最初はいつもと違うやり方に「?」のときもありましたが、すぐに理解して、「あ、こういうこと?」と、やってくれました。
頭が柔らかいうちに、いろいろなことを教えている子は、こういうときに違いますね。
応用が利くといいましょうか、思考回路に柔軟性があるというのでしょうか。

お母様にもやり方をお伝えし、家でもやっていただくことに。
これで基本3つのかたちの修正です♪


この訓練には、パーソンのシュクレも同伴。
ついでに奈々ちゃんのウィークポイント克服のお手伝いをしてもらいました。
目が見えなくたって、コマンドがしっかり入っているから、動かしやすい♪
デジカメ向けて、名前を呼べばこの通り、スペシャルな笑顔を向けてくれました。

うち犬たちは、奈々ママから氷をもらって、がりがりがり。
ごちそうさまでした(笑い)

犬のQOL

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本日のケアWan、コーギーのコロンちゃん。

ケアのあと、そのまま行き倒れ犬化してました。
このまま、耳ひとつ動かさず、「じゃあまたね~」と声かけても、身じろぎもせず、すぴすぴ…。
気持ち良くなっってくれたのはうれしいけど、見事な行き倒れ犬……。
これじゃわたしがまるで、放置したかのようだわ(汗)


病気持ちということもあり、後肢がほとんど動かせません。
前肢にも、わずかに変異が見られるとのことで、ぎりぎりまで粘っていましたが、この子のQOLを優先することで、いままでは保留にしていた事案を、決行しましょうかとのことで、飼い主さんとお話ししました。

いま、できることを精一杯に。
これからを有意義に過ごすためのひとつの決断。
ひとつひとつ、Wanの状態を確認しながら、飼い主さんと話して、一緒に悩んで、結論。


そこに付随するデメリットもしっかり伝えたうえで、ケアプログラムも一部変更。
なによりも優先するは、いまとこれからを過ごす、コロンちゃんのQOLを守ること。

がんばろうね!

慣れること

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ダックスのがんもくん。
本日は、一番の悩みという、動物病院での吠えを対象に。

飼い主さんの受け止める吠えと、実際のところの吠えの意味が違うこともありますので、そのチェック兼ねて。
他の人や、犬が通過するだけで吠えてしまうとのこと。

動物病院が開院する1時間前に、まずはうち犬と会わせる練習から。
ユリウス、ルシア、クレアと穏やか順に(笑)
他の犬は怖いものじゃないんだなということがすこーしわかったところで、病院の入り口でも場所を変えてあちこち。
吠えたら、それは「No」。
吠えずにいられたら「Good」
どうすればいいのか、がんもくん自身に考えさせながら、あっという間に1時間。

レッスン最後には、クレアと一緒に病院のなかに入っていく飼い主さんと犬たちを黙ってみていることもだいぶできるようになっていましたね。

少しずつ慣れさせながら、待合室でもおとなしく待っていられるように、飼い主さんとの関係も再構築しながら、やっていきましょうね!
今日はおつかれさま♪

後肢は要

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本日の訓練Wan。
なんのミックスでしょう~?
わかりますか~??(笑)




……なんちゃって。
相棒トイプーのCocoです♪
魚眼レンズ風に撮ってみたら、こんなカオになりました。
一見、シーズーだかマルチーズだかが入っているかのようなお顔です。
シュナウザーにも見えなくもない。
面白いものです。



さて。
Cocoは、夏の間、後肢の筋トレです。
今日も、いつも通りのトレーニングを少し短めに切り上げて、筋トレしましたよ。
最後には、へとへとで「つ、つらいです」と、さぼるようなそぶりを見せましたが、でもボールを見せちゃうと、「行きます♪」なので、まだまだ筋トレできそうです(笑)
飽きないように、時折ボール遊びを入れながら、後肢を自在に使えるように、せっせと筋トレ中です。

クレアにも同じメニューをやらせていますが、クレアには、後肢にできたデキモノの手術からこっち、後肢の使い方がへたくそになりまして、この筋トレメニューが少しきつそうです。ややペースダウンしつつ、筋トレ。

日常生活においても、後肢は要。
しっかりケアしていきたいですね。

怠け心??

パソコンが壊れて、怒涛のアップとなりました。
わたしがぶっ倒れているんじゃないかとか、行方不明(!?)になっているんじゃないかとか心配してくださった方、申し訳ございません。
7月中には、ホームページのほうも再開予定ですので、お待ちくださいませ。




さて。
本日の訓練はコチラ。

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うさぎ……ではなく、ゴールデンのすずちゃん。
朝いちばんのレッスンでした。
それでもこの数日の暑さで、すっかりバテバテになっているというすずちゃん。
確かに、集中力がなくて散漫~。
だけれど、わたしが持つと「は、は、はい! やりますです!」と必死にやってくれる(笑)
できるじゃん。
パパにも「別犬みたい…」といわれるほど。

ということで、やるにはやる。
だけどグダーとしていたら、パパはやめてくれるかな~、ごろごろしてたいな~という怠け心も手伝っての、注意力散漫、だったようです。
そのあとは、パパともしっかり頑張りました。
画像はそのときのヒトコマ。


まぁでも暑いのは事実。
へたばらないくらいで、短めに切り上げて、楽しくやってくださいね。

毛皮1枚脱いだの

ちょっと体調を崩していた柴犬のおかみちゃん。
ブラッシングをして思いました。
もともと毛がものすごく密集して生える子で、触るともこもこをとおりこして、ぎゅっぎゅっという感じなのです。
もしかして毛が密集しすぎて、暑いとか??…と思い、アンダーコートを抜くブラシでやってみたのですが、歯が立たない。というよりも入っていかない!
こんなことがあるんだ~と、驚きながら、コームでアンダーコートを抜いて行ったら、……抜ける、抜ける。
おもしろくなるほど抜ける。
コームなので、抜こうと思って抜けるものではなく、毛をかき分けるとごっそり抜けたんです。
で。この通り。

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そんなに~???
おそるべし、柴犬のアンダーコート!
クレアもすごいと思ったが、キミには負ける!!!




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      スッキリ♪



このあとは、ぜいぜいすることも、おなかをくだすこともなく、すぴすぴよく休み、遊んでいました。
すっきりして、よかったね。
あとは、お母さまにおまかせしよう(笑)

陽気負け…

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本日のケアWan、ラブラドールのレオくんです。
少しバテてきたのもあるのでしょうか、元気は元気ですが、なんだか息が浅くて荒かったですね。

体温など、手で感じる範囲では特段に高いというわけでもなく、わたしの目からの異常はそれほどなかったのですが、それでも呼吸が少し浅い。
呼吸が少しでも楽になるように、胸回りのケアをメインに行いました。

後肢も少し力が入りづらいようで、すぐにヘタッとなってしまうので、後肢のケアも。
ケアが終われば、ナックリングもせず、たったかたったか歩くのですが、この陽気で、すこし参っているのかもしれませんね。

熱中症は家の中にいてもなりますから、気をつけてあげてくださいね。

お散歩♪

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パーソンラッセルのシュクレちゃん。

目が見えないので、9mロングリードで安全な草原を歩かせたり、走らせたり。
今日は温度が高く、走るととたんに熱中症になってしまいそうな陽気でしたので、クレアとのんびり公園をお散歩です。

万が一、クレアが一緒に歩けない~というときのために、ユリウスとも歩く練習をしているのですが、まだまだシュクレの安心の比重は十分かけられないようです。(ユリウス、頼れるオトコには、まだまだです)

もちろんシュクレひとりで歩くこともありますが、他の犬がいるなかを歩かせるときには、となりに慣れた犬がいたほうが安心している様子だったので、慣れない公園のときにはクレアと歩いています。

一緒に歳かさねている2頭です(笑)

バウワウ!

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本日お初のトレーニングとなった、ワイヤーダックスのがんもくん。
がんもくんですよ、がんもくん!
ネーミングが、かわいい~♪


お仕事がお忙しいお母さまなので、なかなかまとまって時間が作れないようですが、すでに5歳ということで、長らくついた癖はすぐには直せません。
時間はかかるけれど直りますから、気長にやっていきましょう、とお話し。

家に来た人、病院などでも吠えてしまうとのこと。
特に病院では待合室にいられないほどで、呼ばれたら、小走りになって診察室に行かないと、その間ずっと吠えているとのこと。
その吠えが、はたして興奮なのか、不安からなのか、攻撃的なものなのか、いろいろな要因が考えられるので、それを今度、実際に外でやっていきましょうね。

お母さまとわたしが話しているあいだも、のんびり寝ているかと思えば、思い出したように吠えたり、その吠え方も、「遊ぼう」だったかと思えば「不審者!」というようなものもあり、いろいろな意味で不安定な様子でした。

頑張っていこうね!

再開です

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お久しぶり~。
トイプードルの、コロンくんです。


両膝の手術をしていたので、トレーニングを一時期お休みしていました。
足の不安がなくなったら、もう元気元気。
元気すぎて、手が付けられない??
ということで、心機一転、がんばっていきましょう!


直したいのは、犬に向かって吠えること、引っ張りぐせ、じゃれ咬みすること。
まずは集中的にこの3つを見直し、そこに付随して必要なトレーニングをしていきましょうね。

それまでは足の不安があって、おっかなびっくりのトレーニングになってしまいましたので、それではよくないということで、獣医さんと相談していただき、手術決行へ。
若くて、術後も良好とのことで、いまでは完治です。
早いうちに手を打ってもらえて、よかったね!


次回は実際に外でやってみましょう、ということで、朝早くにレッスン。
夏場は外でできる時間が限られてしまいますから、時間がつらいかもしれませんが、がんばっていきましょう。

ファイトー!

Seminarでの情報量の多さに、まだ頭がその世界から抜け出しきれていませんが、今日から一転、仕事です!!


ずっと車中泊だった犬たちを朝早くに訓練兼ねて河川敷へ運動へ。
もう、訓練したくてたまらない!!
その白羽の矢が当たったのは、もちろん現役バリバリのユリウス坊!

Seminarでのやり方のひとつで、これならクレアもいいのではないかというものがあり、シニアのボケ防止兼ねて、プログラム組んで、やることに。
3頭いるので、それぞれ分割して、担当してやっていただきましょう(笑)


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一緒に訓練~。
柴犬の、おかみちゃん。
相棒トイプーの、Cocoちゃんも一緒に。
おかみちゃんはまったり犬。
あとはバリバリ訓練がっつり犬(笑)

だから「ヨシ!」のことばに、これだけの差が……


       ↓
       ↓
       ↓
  

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おかみちゃん……出遅れてまっせ??

Seminar3日目

3日目のSeminar。
今日で最後か~と思うと、なんだか寂しい~。
もっと知りたかったな~と思うけれど、でもいただいた情報は山ほど。
これをしっかり消化して、また次回開催されることがあったら、そのときにまた耳ダンボになって参加したいものです。



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わずかな休憩時間に、写真、一緒に撮ってもらっちゃった♪
しまった、メガネ外せばよかった~。
撮ってくれたSさん、ありがとう♪

Seminar2日目

昨日も今日も大雨、濃霧。
レインコートを2つ持って行って正解だった♪
レインコートだけでは無理。傘もさしながら、大雨のなか、外で何時間も実技。

不思議と辛くないのです。
おもしろくって、楽しくって、時間があっという間。

エドガー・シェルケル氏のSeminarでしたが、とてもタフな方でした!
夕方は学科の勉強も。
スライドを見ながら、わかりやすい授業でした。


明日は晴れるかな~??
犬たちは車中拍。
雨であまり外に出せなくて、ごめんね~。

2泊3日でSeminar参加

昨日の恩師のところでのスピーカーから一転。
ただいま、長野!

昨夜22時に帰宅して、朝3時に家を出発。
一路、長野の霧ケ峰へ!


本日から3日間、指折り待っていた、IPOのセミナーが行われますので、うきうき♪
ですので、日曜日まで、お仕事をお休みさせていただきます!
がんばって、勉強してきますよ~。

ゲストスピーカー

本日は、毎年恒例の、恩師が教鞭をとる専門学校でのお手伝い日。
毎年わたしはゲストスピーカーでお伺いします。

恩師は、聴覚言語療法士(ST)の国家試験を受ける方々の通う専門学校で、小児聴覚の授業を担当されています。
この恩師あっての今のわたし。

この学校でスピーチをさせていただくとき、わたしは自分が聴覚障碍者であることを思い出します。
普段はすっかり忘れておりますが(笑)

先天性難聴である自分に、一般社会で生きていくうえで大事な「ことばの入力」という訓練を、母にたたきこみ、その母や、先生から訓練を受けてきましまた。
もっとも、そのころは幼稚園生だったころですので、わたし自身には「訓練」という意識はまったくなく、幼稚園とはちがう、楽しいお教室、というものでした。(もちろん楽しいだけではなかったですが、嫌というものでもありませんでした)

その訓練のおかげで、こうして普通に話し、好きなことを仕事にさせてもらえていることを思えば、ありがたいことです。

それがいま、聴覚障碍者教育というものが少し状況が変わってきていることを憂えた恩師が、「聴覚口話法」を用いて生活しているわたしを例に、この訓練、教育で育った聴覚障碍者はこうなっている!というふうに実物を見せたいということで、わたしに白羽の矢が当たっているのです。(自営業なので、仕事の融通がつけやすいから、という理由らしいです・笑)


聴覚口話法という言葉など、この学校でスピーチをするようになってから知った専門用語で、わたしにとっては、物心つかぬころからこの方法でしたので、「ふーん、そういう専門用語があったんだ」というくらいです。
書いて字のごとく、耳で聞いて、口で話すという、普通の方々と同じ方法でコミュニケーションをとるという方法で、手話を用いたり、筆談だったりという方法をとらないということだそうです。(このあたりもおぼろげですが)


手話だけで話してしまったら、手話ができる方とだけのコミュニケーションになってしまいます。
だけれど耳で聞いて、自分の言葉で話すということを最初から訓練としてやってしまえば、健聴者のなかにあっても、ほぼ変わらぬ生活ができるのではないか。自分から発信して、コミュニケーションをとっていけるのではないかというのが恩師の考え。
その考えのもと、両親、恩師に育てられ、いまがあることを思えば、感謝感謝です。


安きに流れ、安易な方法に逃げるのはいつでもできること。
だからこそ、ちょっとの努力を求めるものを最初にやってしまえば、苦労はないですよね。

犬の訓練だって、マナートレーニングだって、同じことが言えます。
最初に「こういうものだよ」ということを教えるまでが少し大変かもしれません。だけれど絶対にあとで楽になる、あとで犬も人もHappyになれるということをわたしは知っています。

恩師とも、そういう意味でも話が合います。
もしかしたら恩師の思いが、両親の考えが、知らずわたしに受け継がれ、形を変えても、同じように、こういう仕事をしているのかもしれないなと思ってしまうほどです。


わたしにとって、毎年恒例のこの日は、両親、恩師に感謝をより強く感じる日です。



2012na05h.jpg
我が家のWanずは1日お留守番。
お疲れ様♪

おしゃれ好き♪

ボルゾイの、アルテミスちゃんのお散歩のときのこと。



2012na04a.jpg

ヤラセではありません。
草むらに顔を突っ込んで匂いを嗅いで、顔を出したとき、ちょこんと、こんな素敵な飾りをつけてきました(笑)
直したわけでも、つけたわけでもなく、気付いたら、とってもナイスな場所に。


かわいいのでこのままつけていたら、お散歩のときにお会いする近所の方が、かわいいわねぇとほめてくださり、それに興奮して首を下げたら、落ちてしまいました。
残念。

でもまたアルテのことだから、つけてきてくれるかな??

バランスです

2012na03r.jpg

本日のケアWan、コーギーのロビーちゃん。

後肢がだいぶ棒状になってきて、歩く時もロボット様歩行になること多々ですが、それでもケアが終われば、たったか、たったか。
ただこの画像からもわかるように、前肢への負担がとても大きい状態。

これ以上前肢に負荷がかからないように、そして前肢もダメになってしまわないように、バランスを大事にしながら、ケアを続けていきたいなと思います。

この子のサマーカットを見るのも、もう何回目でしょうか。
わたしのなかで、ロビーちゃんといえば、このカット姿。
涼しそうでいいなぁ~。

体の使い方

2012na02f.jpg

本日のケアWan、ボーダーのファジくん。
これは今日の画像ではありませんが、前回のなかにかわいいのを見つけたので、こちらで(笑)


またまたパットが剥けてしまったファジくん。
ただむちゃくちゃ走ってしまうだけでなく、少し力の配分がへたくそか、足の使い方が悪いからなのかもしれませんね。

後肢は、使う意識を持たせること。
前肢は、可動域を広げること。


この2点を集中的にやっていきましょうね!

プロフィール

Clea

Author:Clea
【Julius】
LR・♂
13才8ヵ月
幼顔になりつつあります


【Lucia】
ES・♀
11才3ヵ月
年齢不詳の美犬になります


【Glanz】
GSD・♂
8才3ヵ月
オレの苦手な季節がきた……


【Sirius】
LR・♂
5才7ヵ月
少し肥えられたんだ


【Felice】
LR・♀️
5才7ヵ月
犬教育は任せて


【Alice】
LR・♀
5才7ヵ月
礼儀作法には五月蝿いわよ


【Sophia】
GSD・♀
3才8ヵ月
ゆっくり成長タイプなんだ


【琥珀】
Cat・♂
推定12才
呼びの聞く猫なんだ


**お空へ**
【Mimosa】
Cat・♀
2007年8月15日生と推定。
2017年5月17日永眠
猫っぽくない猫でした。
9才9ヵ月でお空へ旅立ちました。

【Clea】
GSD・♀
2003年7月22日生
2018年4月13日永眠
初代相棒犬、14才9ヵ月大往生でした。

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