2011/03/28
昨年8月に、こちらの病院でリハビリをするようになって、今日ほど忙しい日はありませんでした…。
リハビリは基本的に9時から12時過ぎまでと、14時から18時過ぎまで。
どんなに忙しくても、1日でお受けできる件数を超える件数はなかったのですが、今日ははじめて予備にとってある時間枠もすべて使い果たしても、お断りせざるを得ない件数がきてしまいました。
それだけみなさまが、ご自分のWanの状態を少しでもよくしよう!と思って、門戸をたたいてくださるのは、うれしいことでもあり、発起する思い。
いろいろな症例の仔をさわらせてもらいますと、同じ症例の仔も当然でてきます。
同じ症例だからといって、同じメニューというわけではありません。
年齢もちがえば、性格もちがいます。そしてなによりもご家族がちがいます。
どのように育てられ、家で過ごしているのか、お散歩の時間、ごはんの量、家の環境など、すべてが違います。
そうなりますと当然1頭ずつ、ちがうメニューをお渡しすることになります。
これは家庭犬トレーニングでも同じことが言えます。
同じ犬種であっても、環境がちがえば、真逆とみえるようなことを指導させていただくこともあります。
トレーニングも、リハビリも、根っこの部分は同じ。
全く違う分野にみえて、実はとても似通っているのです。
伝えたいことがシンプルということも、とても似ています。
ただ方法が違う、それだけです。
リハビリをしていれば、トレーニング理論が頭をかすめ、トレーニングをしていれば、リハビリに通じるものを見つけ…と、日々、新たな視点でそれらを見つめることの多いこんにちです。