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House



どこから言われても「House」ができるようになると楽!
…ということで、「House」練習となったMixちゃん。

もともとHouseには、夜寝るときなどに入っているということで、問題はないようですが、ちょうど昨日、Houseを新調したばかりとのことで、「いつもとチガウ…」と少し戸惑い気味。
いきなり新しいものを手渡して大丈夫なWanもいますが、この子のように、「見慣れない…」となるとすこし戸惑ってしまう犬や、警戒したり、怖がったりする犬もいます。
新しいものを使うときはその犬にあわせて、徐々に慣れさせていくなどの方法も使っていきましょうね。(もちろん、新しいモノ好きという犬もいますが)

なので、いつもと同じHouseだよと警戒をなくさせる練習から、徐々に距離や場所を伸ばしたり、変えたりして、どこからでも「House」というコマンドが出たら、喜んで入っていかれるように練習しました。

まだ喜んで、どこからでも、というわけにはいきませんでしたが、次回までにこの練習をしてくださいね。
頭の回転がはやいWanですから、教えた分、ぽんぽんとできてしまうところがあります。
教える側からしたらうれしくなってしまうところですが、それが意外と落とし穴にもなりがち。
そんなときこそ、急いだり、ステップを踏み外さないように気をつけてください。

勢いでおぼえた分、抜けやすかったり、どこかでステップが踏めていなかったりすると、あとで伸び悩むこともでてきてしまいます。

飼主さんが勢い込まないように、ね!
でもWanはとても楽しそう。その「楽しむ」気持ちは忘れないで続けてくださいね!

犬への興奮




他の犬を見ると、さまざまな理由で、一気にテンションアップしてしまうWanのレッスンがありました。

人に対してのテンションアップは、ほぼ改善されましたが、最大難関である、犬への興奮がなかなか落ち着かないWan。

今日も犬がたくさん集まる時間、場所で練習。
前回まではなかなかクリアがむずかしかった犬との距離感のなかでも、今回はずいぶん落ち着き、相手に来て欲しくてしてしまう、アプローチも最初の1回だけ。
それ以外は、ぐっと我慢。
わざと難関である、細い道での犬とのすれ違いを練習しましたが、これも無事クリア。

ロングリードを使って、他の犬のところへもいけるような状態(実際は長さ不足でいかれないようにしているのですけれど)で飼主さんに離れてもらって、Wanが、犬を取るか飼主を取るか、という選択肢が与えられた状態での練習でも、時間はかかりましたが、じっと考えて、動かずに考えて、最終的に犬ではなく飼主を取って、飼主さんのところへ戻ってくることができるようになりましたね。

となりに犬が来ても、無視することもできるようになりました。

ただ、まだロングリードで、相手と接触できる状況ですと、まだまだ飼主よりも犬を取ってしまうのが目に見えて分かりますので(笑)、次回までにこの練習をしてくださいね!

でも本当に良くここまでがんばりましたね!
もうちょっと、もうちょっと!

春季本部訓練競技会



昨日とは打って変わって、快晴の本日!
風は強かったですけれど、とても競技会日和でしたね。
せめて今日だけでも晴れて、よかった、よかった!

本日出陳は、フラット姉妹。
姉フラットは、中等科に競技で出陳。
妹フラットは、CD2(中等科)に試験で出陳。


最初に順番が来たのは、妹フラット。
会場に来てから、興奮やら緊張やらで、なかなかおトイレができず、試験に向かうことができませんでしたが、妹フラットがトイレをして、落ち着くまではリンクに出さないで様子見。
ようやく落ち着いたころ、ちょうどよい頃合いで試験に臨むことができました。
いつもの妹フラットにしたら、集中に欠けた作業内容ではありましたが、それでも指導手であるお父様の落ち着きを払った対処で、無難にこなせました。
ハプニングもありましたが、それに冷静に対応できたお父様に、進歩のあとがくっきり(笑)
それが、場数を踏むってことですよね~。
お見事、お見事!
結果、「優」の評価で無事、CD2合格! 次は競技ですね!


そして、なんとかお昼前に出陳できるか!?と思っていた姉フラット。
お昼時のアトラクションの関係で、時間を早めに打ち切られ、姉フラットの前の方で、タイムリミット。
午後1番にまわされてしまいました。
「落ち着いてお昼ご飯食べたかった…」という飼主さんでしたが………問題なく、落ち着いて、楽しそうに、お昼を召し上がられていたと思いますが??(笑)
たぶん、あなた方は、いつ出陳になっても大丈夫です、その度胸があれば!(爆)

姉フラットは強風に気を取られ、いつもならしないような小さなミスをかさねてしまいましたね。
リンクサイドで作業を見守りながら、お母様と、「今度、ああいうときは、こういうふうにしていきましょうね」とリアルタイムに打ち合わせ(?)。
それでも、とりわけ大きな減点となるミスはなく、小さなミスの点数を引かれて、100点満点中、97.6点。
はじめてのトレーニングチャンピオンポイントを獲得し、7席に入賞できました。
おめでとう!!
よく頑張りました!
今度は表彰台を目指して頑張りましょうね!

応援に駆けつけてくれた多くの方々、見学や遊びにいらしてくださった生徒Wanとその飼主さん方。
ありがとうございました!
Wanと楽しむ、別の一角度をみていただけたでしょうか?


画像をたくさん撮ったのですが、なぜか取り込みができず、明日、取り込めたら、画像編集しますので、今日は画像無しで失礼いたします~!


フラット姉妹、おつかれさま!
とってもいい日になって、わたしも嬉しかったですよ!

春季本部訓練競技会


大雨、強風という、すばらしく悪天候のなか、本部展<一般の部>が開催されました。

一般の部というのは、主に訓練士など、犬の訓練業務にたずさわっている、いうなればプロの部。
もちろんアマチュアさんもこの部に挑戦することはできます。(当然ですが、プロはアマチュアの部に出陳することはできません)

今日行われたのは一般の部ですので、わたしはこちらで出陳です。
6部にトイプーちゃんと、ユリウスを出しました。
6部は、中等科ともいわれるクラスですが、競技会のクラスでは、花形クラス。
10科目(規定7科目・選択3科目)のクラスですが、ちょっとのミスが命取り、0コンマ何点を、しのぎを削って争うクラスですので、レベルが高いクラスでもあります。
この中等科から上のクラスが、95%以上の成績を収めれば、大会のレベルに応じたトレーニングチャンピオンポイントが出されるので、皆さん、こぞって挑戦、といったところでしょうか?(もちろん、競技会に出るのはそれだけが目的ではありませんけれどね)


さて、戦果ですが…。
トイプーちゃん、撃沈です。
足場がぬれていたりすると、途端にいろいろなことを「No」としてしまうので、昨日飼主さんとお話ししていたときも「雨ですね~」と(笑)
それだけで通じてしまう、飼主さんとわたしの会話。

このところずっと、雨だとスワレすら拒否のトイプーちゃんでしたが、今回は、スワレはすべて出来ました!よく頑張った!
だけど、フセがね……努力したのはわかるのだけど、肘が完全に浮いてしまい、その姿勢を保つのはつらくない?と聞きたくなるほど、半端な姿勢で止まっていました。
いつもならば勢いよく来る招呼も、水溜りや足場を気にして、走らずに、避けて、歩いて、止まって、トロトロやってきました。
雨だと小型犬は不利ですね……。
もちろんこういう状況下でも出来るWanはもちろん、できます。
すばらしいことです。
ああいう作業を目指したいものです。
(もちろん犬の性格もありますけれどね・笑)


そしてユリウス。
中等科デビューになります。(半年前は初等科に出陳、CD2の試験だけでしたので)
リンクに出る前に、嫌な予感。
スワレをいっさいしなかったのです。
フセはするくせに、スワレをしなかったので、嫌な予感をかかえながらの出陳。
案の定、わたしからしてみたら、「なんじゃ、この作業は!」と、作業中に、くらくらしてきてしまったほど。
スタートラインのグチャグチャに「スワレ」を躊躇。そこをわたしの眼力(?)でやらせたので審査員は気付かなかったことでしょう。
コース途中の水溜りも、審査員の指示通り、迂回して避けたら、近くなった隣のリンク(?)の犬の吠えにびくついて、足を止めるありさま。
後から審査員にも「あれは危なかったねぇ」と苦笑されました。

それはどちらの「危ない」でしょうか??
逸走すると思った「危ない」? それとも点数を落とすレベルになるという意味での「危ない」?? 聞くのが怖くて、そのままにしてしまいました。
個人的には、審査員は、「逸走」のほうの意味だった、と推察しています……ラブですし(自棄)

そのほか、危なっかしい作業はありましたし、わたし自身、「こんな作業に点数くれるのだろうか」と思うような作業でした。
それでも点数を見たくて、寒い中待っていましたら、蓋を開けてびっくり。
ポイント獲得していました。

今回は本部ですので大会が発行する最大ポイントである、10ポイントをゲットしました。
でも内容は上記の通り、おおいに不満足。
このポイントは、審査員の温情点、期待点ということで受け取り(笑)、次回につなげていきたいものです。

レインコートも2回着替え、3回目は防水タイプのを着ていたのにもかかわらず、全部着替えても、3回ともびしょぬれ。
久しぶりに、携帯の文字も打てず、体の中から震えの止まらない寒さの今日でした。
明日はお天気になるそうですが、まだグラウンドは状態悪し。

遊びにいらっしゃる方は、靴にお気をつけてくださいね。
明日はフラット姉妹が出陳。
いいご報告ができますように!
フラット姉妹、がんばろうね!!

笑い話



先日、テレビで「ダメ犬しつけ~」という番組がやっていたそうな。
いつも、終わったあとに「昨日、あったんですよ」と聞くので、見たことがほとんどない、わたし。
その内容はともかくとして、今日、そのことを教えてくださった飼主さんがショッキングな一言を!


「テレビで出ていたダメ犬に、うちの犬、全部当てはまっちゃった~(笑)」



そういう、がっくりすることを言わないでください……。


もちろん、どんな例をもって、「ダメ犬」に当てはまったのかは、それぞれですから、わかりません。
ただ、たとえば「飛びつく」をとって、理由はともかく「飛びつく」という事実だけを取り上げて、「ダメ犬」に当てはまったとおっしゃったのだと思います。

その理由、止め方、意味などは全部ご理解されたうえで、笑い話でおっしゃっていたので、こちらも、他愛ない会話として「じゃあ、頑張って直してください」と(笑)

まぁ、長くこのブログをごらんの方でしたら、この主がどのWanか、想像できるかもわかりません。
答えは、内緒ですけど(笑)

笑い話にできるだけに、その飼主さんとWanも成長した、といえるのですけれどね。
(そうでなければ、ブログにアップできませんから♪)

明日は大荒れの空模様の様子。
みなさま、家の中で、楽しく、Wanと遊んでください。
わたしはそのころ、・・・・・・びしょぬれになりながら、競技会に出ていることでしょう。

パピーでも、大人でも

カウンセリングでおうかがいしたお宅のWan。



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ミニチュアシュナウザー×アメリカンコッカーのMixちゃん。
この仔は、姿かっこうは、シュナ。性格はどちらかというとコッカーっぽい子でした。



「もう1才過ぎてしまったのですが」
「2才なんですけれど、もう直らないですよね」

そんな質問をときどき、お受けします。
いいえ~。
Wanは何才からはじめても、学ぶことができます!
8才になったって、いろいろなことを教えることはできるのです!

この仔は、1才7か月。
今日からお勉強スタート♪ がんばろうね!


1才になるまでは、「かわいいと思えない」くらい、ハチャメチャで、想像していた犬とのゆったりとした生活…はまるでできなかったそうです(笑)

お散歩していても、後ろからきた方に「せわしない犬だねぇ」と言われたこともあるそう(笑)
そういう犬らしい犬、わたしは大好き♪
でも、「こうしようよ!」「うん、わかったよ」と言える関係になれたら、もっとステキ。


パピーがハチャメチャさんなのは、人間の子供時代と同じ。
でもそんななかでも、「いまはこうしたほうがいいな」とWan自身が考えられるように、仕向けて行くことはできます。
パピーだってできますし、8才になったってできますし。
Wanは、想像する以上に、学習能力はあるのです!

一緒に楽しみながら、教えていきましょうね!

Wanの歩み

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このWanとも、長いお付き合いです(笑)

生来的にシャイの度合いが強くて、いまでも数限られた人や犬としか、リラックスできないWan。
誰かれかまわず甘えにいくことはまずないですし、犬をみたら、硬直するか逃げる、…そんなWan。

クレアよりたしか年上だったと思いますが、その体の小ささ(本当に小さいWanなのです)で、年齢不詳犬になっています(笑)

当方の猫ミモザとも馴れて、同じマットで寝ていることもありました。
もちろんマットの端と、真ん中ですけれど、それでもこのWanにしたら、凄いことなのです!
……でも、どちらが端で、どちらが真ん中かは、ご想像にお任せいたします♪

ゆるやかに、穏やかに、それでもキャパがそれ以上狭いものにならないように、適度なストレスを与えながら、ですね!

調子が出ない~



このところ、やる気満々でいい調子だった、競技会の、相棒(?)トイプーちゃん。
なのに、なのに……



「アタシ、今日はちょっとやりたくない気分なの」 ……




久々に、朝お迎えに伺ったときから、ちょっといつもと違って、やる気がダウンぎみ。
それでもやることはやります。
やらなければならないことは、きちんとやることができるようになったので、安定はしてきたのですけれどね。

このところ、暑くなったり、寒くなったりと気温差がはげしいので、それで体がちょっと疲れているのかもしれませんね。
なので、軽くトレーニングして、遊んで、今日は早めにお帰り。


それでも、まだ息抜きとして新しい科目をまた1つ増やして、指導。
「おて」と「おかわり」(笑)
トイプーちゃんはできますが、競技科目としての「お手」「おかわり」は若干勝手が違います。
「お手」の次は「おかわり」と知っているトイプーちゃんの、すぐに出てしまう右手を止めることから練習。

正面停座のだいぶコマンドの違いを理解してきましたので、もうちょっと、かな?



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今日は画像を撮り忘れたので、前回、お天気がよかった中で撮った画像をお届けいたします♪

こいぬのしつけ教室




本日開催した「こいぬのしつけ教室」には、2組のご参加と、1組の見学の方がいらっしゃいました。




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Wanは、前回も参加してくれた、チワワくん。
家の中にいて、外を人や犬が通るだけで「わわわわ!」となってしまっていたそうですが、いまでは、ご近所もびっくりするくらい、吠えなくなったとのこと!
たまたま、このご近所の方を、わたしも少し存じていますので、直接その方からも、「吠えないのよ!」とうかがっていたのです。
でも頑張ったのはもちろん、飼主さんとチワワくん。
すごい、すごい。
よくがんばりましたね!


そしてもう1頭は、今回初参加の、Mixくん。
かわいらしいWanで、何のMixかとおうかがいしましたら、パピヨン×チワワだそう。
一見マルチーズ×パピヨンかしら、と思うような顔立ちですが、パピヨンが強くでたWan。
キュートな男の子でした。

Mixくんは何度も、チワワくんに「遊ぼうよ」「こっち見てよ!」と吠えたり、プレイボウしたりしていましたが、チワワくんは必死に「ボク、見てません」「ボク、興味ありませんから」とカーミングシグナル。
正反対のタイプでした。
そのうちにMixくんはあきらめることを覚え、チワワくんは無視し続けることで、相手にあきらめてもらうことができました(笑)

今回は、「からだのあちこちを触る」ということのお話しを主にしました。
撫で方から、触れ方、人の立ち位置や、盲点となる部分へのアクションのお話し。
これをやってみてくださいね!

次回は、「チャイム対策」。
まだ吠えないうちに、吠えても経験を積ませないうちに、それをコントロールしていきましょうね!

またのご参加をお待ちしております。





次回の、「こいぬのしつけ教室」は

  5月 3日(日) 10:30~

  5月17日(日) 10:30~




ふるってご参加くださいませ。
なお、お問い合わせ、申し込みは、当方、もしくは華カフェまでお願いたします!

チャイム吠え対策



母娘3頭飼いのお家。
課題のひとつに、玄関のチャイムへの吠えがあります。
歓迎だったり、警戒だったり、便乗だったり……三犬三様の吠え。
これはなかなか、……大変(笑)

一方では無視しなければならなかったり、一方では牽制しなければならなかったり……
ご夫婦そろってレッスンを受けてくださるので、同時に3頭を(なんとか)御することはできますが、それでも大変であることは確か。

今日は秘密兵器(?)を使ってのこの吠え対策に終始。
レッスン時間全部を使って、ひたすらこの練習。
頭の中でチャイムがいっぱい鳴っているかな?? ……でも中盤から徐々に反応がうすくなり、アトランダムに鳴らして、予測させない中で、反応しないときもでてきました。

ご近所の方も「トレーニングはどう?」と、あたたかく見守ってくださっているとのこと。
犬の吠えだけでも、肩身の狭い思いをすることが多い昨今、いいご近所さんに恵まれましたね。
本当に、感謝ですね。
こちらからのご恩返しは、はやくこの吠えを止めること!(笑)
わたしも、がんばりますよ♪



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レッスン終了後、「つかれた~」とお父様の膝で、自分からごろん、の娘トイプー。
お父様が大好きなんですね!

不審なひと




きょうはまた、えらく寒い日。
飼主さんたちとも、「動きましょう! 動けば温かくなります!!」と、せっせと動いてのレッスンでした。

さて。
午後一番レッスンのEコッカーくん。
河川敷を散歩していると、川べりに下りたり、上ってきたりする(犬からみたら)不審な動きをした人を見ると、吠えたてながら向かって行ってしまうところがあります。

人から見た不審なひとは、おそらく犬からみても、おおいに「不審なひと」でしょうが、人から見て「なにが不審なのか?」と思うような一幕でも、犬から見たら「変…」となることは、よくあります。

見慣れないもの。
予測の出来ない動きをするものなど、犬によって理由はそれぞれです。

コッカーくんには、いきなり視界に入ってくるもの、自分が気づいた時、突如としてあらわれたような存在に対しての警戒から、吠えたてて行ってしまうようです。
川べりから上がってくる方は、少し小高くなっているところを登ってこられるので、姿勢も動きもぎこちなく、足に手をつくようにして来られます。
なので余計に、コッカーくんから見ると、「あやしい!」なのでしょうね。

だけれど今日は、寒さのせいか人もまばら……。
そんななかでも「不審なひと」がいてくれたおかげで、コッカーくんの練習ができました。
相手を確認した時点での、こちらのアクション、
通り過ぎる、または立ち止まるなどの、飼主からみて「好ましい」と思えた行動の強化。
今日のところは我慢して、吠えもせず、立ち止まって相手の行動をじーっと見ているだけでした。
よくなってきましたね♪

前回に比べたら、ずいぶん上達していました。
その調子で、また次回までやってみてくださいね!


画像は……デジ一を忘れてしまったので、撮っていません。
ごめんなさい。

気を遣う犬




お散歩で河川敷にやってきたダックスくん。
お散歩嫌いで、すぐに四肢を踏ん張ってしまっていたのに、いまでは河川敷に来るのがわかると、ソワソワ。
土手を用心深くゆっくり下りたあと、平地では爆走!
20mのロングリードをつけて、好きに歩かせたり、追いかけっこをわたしとしたりしているのですが、時折こちらが小走りにならないと20mリードでも張ってしまいそうないきおい!

この場所が楽しいところと認識できてきた様子♪
お外は楽しいんだよ、ダックスくん。



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いつも、ややうつむき加減だったり、上目づかいにオドオドと見上げるところのあるダックスくんですが、ほら、この笑顔♪
楽しいって、声が聞こえてきそうでしょう?

ちなみにこのときはわたしは名前を呼んだわけでも、おやつを使ったわけでもなく、自然体のダックスくんを撮ろうとカメラを向けていただけ。
なのにこの笑顔。
ファインダーごしに、こっちのほうが胸が熱くなってしまうような表情が撮れました。


気を遣いすぎて、オドオド、びくびくしているようなこの仔。
あんまり周りに気を遣いすぎなくていいんだからね!
飼主さんだって、あなたの笑顔がいちばん愛おしいはずなのだから、いつもその笑顔でいて、いいんだよ!

それぞれの課題



来週にせまる競技会。
気づけば来週…で、自分の方の練習がまだできていないことに、焦りを感じた今日でした(笑)


フラット姉妹のトレーニングでは、それぞれに悩みが違います。

姉フラットは、「常歩行進中の伏臥」という科目が、どうしても斜めになってしまうこと。
妹フラットは、ターンのふくらみが大きすぎること。

色々な方法を用いてやってみましたが、今日、姉フラットは(この仔にとっては)思い切った方法を使って1発で直す、くらいの気持ちでやってくださいとアドバイス。
そうしたら、「お! できた♪」です(笑)
そのあと、リードをはずして練習しても、斜めにならず、ぴしっと真っ直ぐにフセができました。
だけど、問題はそのあと。
「できた! すごいすごい」と褒めたのはわたしで、指導手の褒めが足りない……。
せっかくバッチリ決まったのですから、そういうときに、もっと褒めてやらないと!
テンションをあげるのではなく、「これなんだね!」と犬がわかるように、褒めのランク付けをもっとはっきりしてやってください。
もったいないことしましたよ……(笑)

妹フラットのターンの直しは一度レベルを下げて、小回りして、ついていきたいというように仕向けていく練習。
あとは姉フラットがいなくなると、「お姉ちゃんは? お姉ちゃんは?」となってしまうので、その部分での指導手への執着がちょっと薄いのが、……惜しむべき点。

指導手、はっきり言います。


姉フラットに、あなたの魅力は劣っているようですよ!(爆)
女子力ならぬ、指導手力をあげて頑張ってください!!




今日は写真を撮り忘れました。
前回の画像でも載せてみようかなと思いましたら、かわゆい時代の画像がでてきましたので、こちらをアップ。

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                   2007.06.18撮影
妹フラット、かわゆい~(笑)
3ヵ月齢くらいでしょうか??

お便りをいただいた♪


今日はひさしぶりに雨模様でしたね。
乾燥続きでしたので、なんとなく潤ったような気分になりましたね。(仕事柄、雨が続いてしまっても困るのですけど…)

さて10日ほど前いただいた、飼主さんからのメール。
読ませていただいて、わたしもとっても嬉しくなってしまったので、こちらでもご報告です♪


そのWanは、とある保護団体さん(了承を得ていませんでしたので、名称は伏せておきます)からやってきた、MixのかわいいWan。
飼主さんの愛情をたっぷり受けて、伸び伸び成長していきました。
レッスンにも、かならずご夫婦で参加してくださり、精力的にトレーニングを楽しみながら頑張ってくださった方々。

そのWanがその家へやってきて1年8か月。
保護団体さんが、トレーナーを招いてのしつけ教室を行ったとき、なんと、ここのWanが栄えあるデモ犬に抜擢されたとのこと!



デモ犬に選ばれたことが、飼主としてとても誇らしかった



そう飼主ご夫妻がおっしゃったのを受けて、本当にわたしもうれしかったです!
愛情も、誇りもたくさん、その身に受けたWanは幸せですね!

もちろん、よくできるWanだからこそデモ犬に選ばれたのでしょうけれど、わたしがもしそのトレーナーさんの立場だったなら、ちょっと違った目を持って、選ぶと思います。

よくできるWanであることと、もうひとつ、「飼主さんとちゃんとコミュニケーションが取れている」ということを見ます。
失敗しても、Wanに失望したりしないこと。
きちんとした愛情の土台、フォローできるだけの飼主側の余裕と、周囲の状況判断ができるかどうかも、同時に見ることでしょう。

きっと、あたたかいコミュニケーションがそこに見えたのでしょうね!
そんなご夫婦とWanに、わたしのほうが「感謝」のことばをお伝えしたいくらい。
縁を持たせていただいて、本当に、ありがとうございます、って。

そんな嬉しい報告が、わたしの活動源にもなります。
「心も満タンに」の気持ちで、またわたしも頑張っていこう、そう思えました。

Kくん、そして飼主のHさん。
どうもありがとう!
またKくんの笑顔に会うのを楽しみにしています♪

新しいこと

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フラッシュがきつかったかな……でもちゃんと目が見えますでしょ?(笑)


トイプーちゃんは、いままで招呼(呼び戻しのことです)で、直接、脚側ポジションにつかせていましたが、ちょっと思うところあり、正面で一度スワレをする正面停座を教えてみることに。

正面停座からは、頭の位置を支点に、180度お尻を回転して脚側ポジションについても構いませんし、わたしの足をぐるりと回って脚側ポジションについても構わないのですが、トイプーちゃんはそれまでのクセから180度回転での脚側を、トイプーちゃん自身が、選びました(笑)
それまでそうやってきたので、やりやすいんでしょうね。

それまで「コイ」で直接ついていたので、正面停座ではコマンドを変えています。
「Come」にしようかなと迷いつつ、結局は、ユリウスと同じコマンド「Front」に決定。
クレアは最初から正面停座でしたが、トイプーちゃんとユリウスは直付けでしたので、正面停座はコマンドを変える必要があったのですね。

なぜ最初から正面停座を教えなかったか?
それには、それなりのワケがあるのですが、それは……ナイショ(笑)


最初こそは戸惑っていたトイプーちゃんですが、新しいコマンドに興味津津。
「それ、ナニ?」という、にこにこの表情。
「これ? 違う? じゃあこれ?」と、あの手、この手でいろいろとやってくれましたが、「それ!」となったときには、笑顔炸裂。
そのあとからは、ずいぶん「Front」ができるようになりました。

トレーニングの良さは、こうして、Wanと意思疎通を図りながら、コミュニケーションを深めていけること。
犬の笑顔がイチバン! …ですね!

人慣れ 犬慣れ




母犬、娘犬たちと、トイプー3頭飼いのお宅。
お散歩中、娘犬たちが他の犬に吠えてしまうということで、今回は、犬も人も多い公園で練習。
想像以上に、……人がすごかったですね(笑)

でもあまりの人の多さ、犬の多さ、刺激の多さに、吠えるどころではなくなってしまったWanたち。

場合によっては、少しずつ慣れさせていかなければならないケースもありますが、今回は逆に、刺激の中に入れて慣れさせていくというやり方で。
もちろん犬たちの吠える状況や、環境、精神的な問題などすべて照らし合わせたうえでの今回のやり方。
徐々に、が効かなかったから、ドカンと、ではありません。
そのあたりは犬の様子や、吠える理由をしっかり見て、トレーニングは組んでいます。(ですから、犬や飼主さんによって、トレーニングのやり方が変わるのですね)

何人もの方や、犬を連れた方に話しかけられ、触れられ、通り過ぎられ、いい練習ができましたね。

それまで、他の方や犬に迷惑をかけては…と、人や犬のいない道、いないところを歩いていたけれど、こういうことが大事だったのですね!とお母様。
そのとおりです。
確かに迷惑をかけないようにという配慮はとても大切。大事にしていきたいものです。
でもその配慮を忘れず、心に留めて、未然に防いでいく心構えでおこなえば、立派なトレーニングになります。
がんばってくださいね!



今日は1日、デジ一を忘れて、画像なし。
トイプーちゃんたち、ごめんね!

犬が好き

こちらが「どうして?」と思ってしまうくらい、犬に執着するMixくん。
周囲にあまり犬がいる環境ではなかったり、飼主さんのライフスタイル上、犬と出会う時間に外にお散歩することが少なかったり、いろいろな事情、状況があわさって、犬を見ると「いくの! いくの!」になってしまいます。

相手が犬が苦手だったり、こちらが急いでいたり、または接触させられないなどの、いくつかの「場合」によっては、相手の犬を無視して歩くこともあります。
それがなかなかできないMixくん。

落ち着いて、飼い主さんの指示を待つ、ということがこのときばかりは、とてもきついこと。
そのトレーニングに今日は終始しました。
幸い、そこにいらした他の犬の飼主さんの協力があり、こちらの犬を無視していただくことができましたので、その練習ができました。
落ち着かせるときの犬へのアクションなど、お話しさせていただきましたが、それを実践してみてくださいね。




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今日は暑い中、おつかれさま。
またがんばろうね!

お散歩練習




お散歩に出ると、嫌がって動かなくなるんです……ということから、トレーニング開始のWan。
甲斐犬系Mixくん、6か月です。

今日はお父様、お兄様もご一緒で、お母様はもっと緊張されてしまったかな?
気持はリラックス、でも気は配って、とはじめは大変なことばかりかもしれませんが、ゆっくり慣れていってくださいね。

カウンセリングでお伺いしましたときにも、実際にお母様にWanを連れて歩いていただいたのですが、その歩き方に、ちょっと「?」となり、お聞きしました。


「もしかして、犬、苦手ですか?」


答えは、YES……(笑)
子供のころ、犬に噛まれて以来、少し犬が怖いそうです。
それがリードの持ち方をはじめ、歩き方、気の付け方、すべてに表れていて、Wanがその感情を読み取って、好き勝手歩いてしまってるところも見受けられました。

はじめは、お父様が面倒見るということで飼われたそうですが、お忙しかったり、なんだかんだと、結局お母様が面倒をみることが多くなってしまったそうです。


カウンセリングのときに、歩き方、リードの持ち方の説明をして、今日レッスンでおうかがいしましたら、ずいぶん改善されていました。
お母様ご自身の歩き方はずいぶんよくなりましたから、今度はWanですね。
アスファルトの道路が苦手、車が苦手、犬と出会っても座ってやりすごす、のWan。
そのつど、歩き方のご指導をさせていただきました。

次回まで少し間があきますが、今日やった内容に気をつけて、やってみてくださいね。
わからなくなったり、ちょっと悪くなったかな?と思ったら、すぐご連絡くださいね。




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前回カウンセリングでおうかがいしたときに撮った画像。
初めて会ったときは、吠え続けていましたが、今日はうんともすんとも言わず、すり寄ってきてくれました。
かわいい♪(笑)

自分で考える

月1回のレッスンペースになったMixくん。
公園で待ち合わせた場所に向かう途中、お母様と遊んでいるMixくんがいました。
ちょうど今日の課題となっていた「ボール遊び」でしたので、少しずつ近づきながら様子を見守っていました。
途中でお母様はわたしに気付かれたようですが、Mixくんは気づいていませんでしたので、そのまま遊び続けていただくことに。
わたしの前だと、「良い子」になってしまい、レッスンのときには出てこない問題がでるかな? と思って見ていましたら、案の定、……出ました(笑)

でも1ヶ月間、課題としてお渡ししていましたので、1ヶ月前のアドバイスを踏まえて、お母様ご自身の工夫のあとがみられました。
やりかたとしては、間違っていません。
そのため、普段よりずっと早い段階で、その「問題となる行動」が消えていました。すごい、すごい!

そのあと、そのときの対処の仕方の、よかった点と、改めてのアドバイスをさせていただきました。
それでも言われたとおりだけでなく、それを基に、「どうしたらいいか」をお母様ご自身が考えることができるようになっただけ、本当に、飼い主さんが急成長! の、この2ヶ月です。


「このときはこうして……ああ、でもこうなっちゃったらどうしよう」
「あ~、またやっちゃった! どうしてなの~!?」

と、頭がいっぱいになって、パニックになってしまったり、自己嫌悪~になってしまうことが、多かったにちがいないMixくんのお母様。
そのときに比べると、今は、ご自分で工夫できるくらいにまで、ご成長!
あわてず、騒がず、「こうしてみよう!」と考えることができるようになったのですから、だいたいのことはもう、ご自身が判断できるレベルになってきたのだと思います。
頑張りましたね!

次回は、それを応用した形で、もっと気楽なかたちででも、コミュニケーションが取れるようになりましょうね!
がちがちになる必要はないのですから!





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この公園には、空が桜の花で埋め尽くされる一角があります。
今日もたくさんの人がきていました。
文字どおり、桜吹雪の舞う中で、お花を見上げるMixくんが可愛かったので、今日の画像はコチラ!
最近、花とWanの写真が多いですが……せっかくお花がきれいな季節なのですから、ご容赦くださいませ♪

心機一転

トイプーちゃんの訓練日。
いつもは6時台や7時台と、朝早くにトレーニングするのですが、今日はお母様がお家にいらっしゃるとのことで、9時におうかがいしました。
気温がだいぶ高くなってきましたので、それに対応するためにも、いい練習になりました。

グランドトレーニングチャンピオン完成目指して、去年の11月末くらいから、たしか高等科出陳が重なっていたように思いますが、前回晴れて完成しましたので、今回はひさしぶりに中等科に戻って、競技出陳!
折を見て、トイプーちゃんと、家庭犬訓練試験の高等科(CD3)を受験したいなと思っております。競技の高等科と内容は変わりませんので、そのままできるのです。

競技会といえば、中等科が花形! メイン!
ですから、出陳数も半端ではありません。競う相手がたくさんいる、ということですね。

高等科から中等科に戻って、なにが変わるのかといえば、科目数が変わります。
高等科は20科目ですが、中等科は10科目。
ひとつのミスが大きく響くのは、とうぜん中等科。
それぞれの点数配分は同じ1科目10点満点ですから、減点の比率が変わるのがわかりますよね。

今日はいろいろな科目をざっとさらって、今後使えそうな科目、今度の競技会で使う科目に目星をつけました。
前回審査員にもお褒めいただいた「停座(スワレ)」関係の科目はどうかなぁと思ったり、心機一転、違うものを取り入れてみようかなど、わくわくしながら練習。

こちらがわくわく、気楽に(?)あれこれさせるものですから、当然トイプーちゃんもわくわくな作業。
つくづく指導手と犬は以心伝心だと感じます……(汗)




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公園のレンギョウの花が綺麗でした。
ほかにも、ゆきやなぎ、さくら、タンポポの群生などがあり、そのどれとも撮りましたが、この画像が一番きれいでしたので、こちらをアップです。

自転車への反応

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携帯からの画像ですので、画質が悪くてごめんなさい。

ポインターくんがトレーニングでよく使う公園には、立派な桜の木が3本あります。
とても近い距離で植わっているので、遠目には1本の桜の大木が、花を咲かせているようにさえ見えるくらいです。
今年も、満開の桜に会えました。
お姉ちゃんに抱っこしてもらって、桜と撮影。
ポインターくん、花の香りを楽しんでいるようにも見えます??

ネタ満載のポインターくんですが、ずいぶん落ち着きました。
今年の終わりにはご家族と沖縄へ一緒に旅行に行く予定だとか。いまから皆様、楽しみですね!
そこまで頑張ってトレーニングした甲斐がありますね!

で。
今日のトレーニングでは、違うことをやる予定でしたが、この公園で、小学生の女の子ふたりが自転車に乗って、公園内をぐるぐる…。
こどもが乗っている自転車に反応してしまうポインターくん。
女の子たちに頼んで、そのままぐるぐる、適当に走ってもらいました。

最初は飛びかかろうとするかのように、前足をあげたりしていましたが、徐々に、ちらちら見るだけで、我慢ができるようになりましたね。
ポインターくん自身が、スワレをしていたり、フセをしていたりすると、飼主さんが、リード1本分どの向きに離れてもじっとしていられるのですが、一緒に歩いていると、自転車への反応があがってしまいます。
そのコントロール練習に終始した今日でしたが、最後には、気にはしても、我慢できるようになったので、この練習をしばらくいろいろなところでやってみてくださいね。

灯台もと暗し

今日からしばらくの間、毎月曜日は朝一番のレッスン以外はお休みとさせていただきます。
新しいことの勉強のため、都内まで犬を連れて出掛けていますので、皆様にはご迷惑おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。


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先日、訓練仲間と会ったときのこと。
競技科目のなかで、ユリウスがなかなか上手くいかない科目があります。
それを今はこうやって直してみているんだけどね、と相談にもならない、他愛ない話のひとつとして話していたとき、その方がユリウスを持って、「こういうやり方だとどうかな」とやってくださいました。

なるほど、とびっくり。
こうすると、よくなるのか、と思わず感心してしまいました。
決して奇抜な方法ではないですし、わたしも取り入れている方法。だけれどなぜかその時は気づけなかった方法でした。
今日はその方がおっしゃっていたやり方で、矯正のトレーニング。
良い調子です(笑)……ありがとうございました。

違う視点からのトレーニング方法。
立場、見方を変えたために気付いて、提案できる方法。
仲間っていいなぁと思ってしまいました。
ひとりで悶々と悩むより、さらっと聞いてしまったりすると、意外と答えが出てしまったりすることもありますものね。

トレーニングに限らず、いろいろなこと、小さな悩みでも人に聞けば解決することがあります。
犬のトレーニングや日常のことは、レッスンのときまで先延ばしせず、いつでもメールや電話などで、ご相談くださいね♪

犬種選び

カウンセリングでお会いしたWan、ジャックラッセルくん。
落ち着きのあるジャックに会うのは、ちょっと久しぶりかも?(笑)

ジャックラッセルという犬種上、とっても元気いっぱいで、立ち止まっている間があったら動いていたい!というようなタイプが多いのですが、この仔はとても落ち着いていました。
(元気がない、というのではなく、落ちついている、のです)

いろいろお話しをうかがって、毎日朝は2時間くらい、夕方もたくさん、自由運動も入れたお散歩をなさっているとのこと。
年齢的に5歳と落ち着きだすころとは言え、この運動で身体的にも、精神的にも満たされ、オンオフのはっきりした犬になったのでしょうね。

犬を飼うということは、その犬種や性格、気質にいたるまで、すべての責任を飼主が負うということ。
それをきちんと考え、どのようにしたらいいのか考えることが大切。
憧れや、希望だけで犬を飼っては、のちのち「こんなはずではなかった…」となってしまうのは、双方に不幸な結果となってしまいますものね。

だからこそ、迎え入れる犬を、幸せにするために、飼主さんご自身が「Happy」な犬との生活を楽しむために、感情抜きに、きちんと冷静に考え、調べ、家族で話し合い、できれば第三者にも相談し、決めていきたいものですね。




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            「ン・べ~っだ!」(笑)


ちゃめっけのある表情が撮れました(笑)

犬が? 人が?

移動中、見かけたこと。


信号で停まっていましたら、灌木の向こうで人が、妙な動きをしておりました。
紐が2本伸びていて、妙な動き、……といえば犬飼いにはわかる動き。
そう、「引っ張り」です(笑)


どんなWanが引っ張っているのかなと思って見ていました。灌木と灌木の切れ目にちらりとのぞいた犬。
ゴールデンと、あと小さめの犬の2頭。
だけど、いっしゅん、目を疑いました。


引っ張っているのは、飼主さんでした。
ゴールデンが、スワレの姿勢のまま、首をのけぞらせて断固動きませんという姿勢、小さい犬のほうは、飼主さんと反対方向を向いて必死に踏ん張っていました。

それでもこの飼主さん、力持ち(笑)
嫌がる(かどうか不明ですが?)犬2頭に負けじと、リードを持つ手が後ろに引かれても、ぐいぐい、ぐいぐい犬を引きずって歩いておりました。

相当の力がいるだろうなぁと思いながら見てしまいましたが、そこで信号が変わったので、その後の様子はみていませんが、あの調子だと、たぶん飼主さんが勝ったのだろうなと推察(笑)


ひさしぶりに、「犬が人を引っ張る」のではなく、「人が犬を引っ張る」光景を見てしまいました。

さて。
このとき、なにがあったのでしょうねぇ?
その後の道は、「においを嗅ぎたかった」、「横断歩道がいやだった」「もう帰りたかった」「足を痛めた」などなど、いろいろな考えられる理由候補を考えて、運転して帰ってきました。




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仕事の合間に、近くの公園にクレアとユリウスを連れてお花見散歩。
さんざん運動かけた後ですので、クールダウンかねてのお散歩でした。今日はあたたかでしたから、一気に桜の花が開きましたね!

人が変わる

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カウンセリングでおうかがいしたお宅のWan。
このお宅には2頭のチワワちゃんがいました。(写真はその片割れ)

最初はマウンティングが多い、人や犬に向かって吠えるということから話をいろいろ伺いました。
1頭は4か月齢まで、ワクチンなどの諸問題で外に出たことがないため、そのときの経験の少なさも、影響を与えている様子でした。

でも一番大切なのは、飼主さんと個々のWanの関係。
それをもう一度丁寧に作り直していくところから始めないと、難しそうです。

怒鳴るような大きな声が苦手…というお母様。
強い口調で「No」を伝えることが難しいお母様には、強く叱る、ということが苦手そうでした。
でもそこを少し頑張って変えていただくことを、お話しさせていただきました。
そうしませんと、いつまでたっても、Wanには「おかあさんが何を言っているか、わからない」になってしまいます。
「わたしはこう言っているんだよ!」というのが、きちんと伝えられるように、その練習をしていきましょうね。
これから、がんばっていきましょうね! 応援していますよ!

パニックと冷静の間

JKC競技会の本部展まで1ヵ月切った!
さぁ~、気合い入れていってくださいよ、フラット姉妹!(笑)

お父様がお忙しい方だからなかなかレッスンできませんけれど、フラット家はフラット家のペースでやってくださいね!

姉フラットは、どうも脚側行進のときにワンテンポ遅れがち。
なのでその部分を徹底的に教えてくださいね。
指導手が、コマンドと同時に動きやすいので、それで犬が遅れがちになってしまいます。そのあたりをもっとすっきりできるようになりましょうね!


妹フラットは、一度パニック(?)におちいると、自分でもなにをやっているかわからなくなるフシあり。すぐに冷静さを取り戻せるように、テンションの上げ下げに柔軟に対応できるようにしていきましょうね(フラット家! テンション、ですよ。モチベーションじゃないですからね! 間違えないように!)

レッスンでなければ、この妹フラットの「なにやればいいのか、わかんなーい」とパニックになったときの行動はかなり笑えたのですが、競技会会場でそれをやられたら、指導手、かなり落ち込む結果になりますから、そうならないように、落ち着く練習を取り入れてくださいね。



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ただいまデジカメが壊れ中。
ですので、毎回なにで撮っているか?
デジタル一眼レフで撮っております……購入してからずいぶん経つはずなのに、あまり出番がないせいで、デジ一を使いこなせていないわたし。
うーん。かわいそうに、一眼レフが、普通の使い方をされております…。
でも持ち歩くのはちょっと辛い……早くデジカメを買わなければ~~。

嬉しいお便り

昨夜、あるMixくんの飼主さんから、メールをいただきました。
久しぶりのメールを楽しく拝読させていただきました♪

Wanと旅行に行ったというメールの内容でした。
とても聞き分けのいいWanに変身して、心配なく過ごすことができました、との嬉しいお知らせ。
Wanのイベントがあったようで、そのトライアルにも挑戦するなど、家族みんなで楽しんだ様子が書かれており、読んでいるわたしの頬もしぜんと緩んでしまいました。


番犬というイメージで飼われたお宅。
それがトレーニングを通し、コミュニケーションを通し、飼主さんご家族ひとりひとりと絆を持って、2歳を超えたいまは、とても落ち着きのあるWanになりました。
本当にうれしいメールでした。

何枚か画像を送ってくださいましたので、飼主さんには了承(?)を得て、掲載させていただきます。(本当は動画も送ってくださるつもりだったようですが、送れなかったとのことで、わたしも残念~)



apl011.jpg
生き生きとした表情。
自信満々、楽しくてたまらないというこの表情。
写真をみているわたしでさえ、それがわかるのですから、ご一緒にいらしたご家族は、この仔同様にさぞかし楽しかったことでしょうね!




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また器用なところに乗っています(笑)



はじけるような笑顔のWanの写真の数々を、ありがとうございました。
またお会いするのを楽しみにしています!
そのときはぜひ、動画もみせてくださいね!


こんなふうに、トレーニングがひと段落ついたWanや飼主さんからいただけるお知らせは、わたしにはとてもうれしいものです。
どうもありがとうございました!

プロフィール

Clea

Author:Clea
【Julius】
LR・♂
13才8ヵ月
幼顔になりつつあります


【Lucia】
ES・♀
11才3ヵ月
年齢不詳の美犬になります


【Glanz】
GSD・♂
8才3ヵ月
オレの苦手な季節がきた……


【Sirius】
LR・♂
5才7ヵ月
少し肥えられたんだ


【Felice】
LR・♀️
5才7ヵ月
犬教育は任せて


【Alice】
LR・♀
5才7ヵ月
礼儀作法には五月蝿いわよ


【Sophia】
GSD・♀
3才8ヵ月
ゆっくり成長タイプなんだ


【琥珀】
Cat・♂
推定12才
呼びの聞く猫なんだ


**お空へ**
【Mimosa】
Cat・♀
2007年8月15日生と推定。
2017年5月17日永眠
猫っぽくない猫でした。
9才9ヵ月でお空へ旅立ちました。

【Clea】
GSD・♀
2003年7月22日生
2018年4月13日永眠
初代相棒犬、14才9ヵ月大往生でした。

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