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ステップアップ

Wanを見ると大興奮のMixくん。
興奮する環境の中での練習にいきました。
残念ながら、あまりWanには会えませんでしたが、刺激的な場所での係留練習や、おちつく練習ができましたね。

カラーを変えたこともあり、ずいぶん落ち着きがでたようですが、最初が肝心要。
この1週間は気を抜かずに、それまで以上に「要求」するつもりで、練習してみてくださいね。
せっかく、いつもと違う、状況、かたちができたわけですから、それを逃さない手はありません。

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家に帰ってきた後、お父さまに遊んでもらっているMixくん。
とても遊ばせ上手なお父さまですので、Mixくん、しっかりお父さまを見ていました。
時々織り交ぜられる「すわれ」「まて」「とってこい」にも、随分いい反応をみせるようになりました。
外に行くと、なかなか…なので、家の中でも外に近い場所で、Mixくんが、「もしかして外ですか?」となるようなところで、練習してみてくださいね。


同志

今日は、クレア・ユリウスの通院日。
もうひとつのかかりつけは、横浜の病院なのですが、いつも混み混み。
この病院に来るだけで1日の大半を使ってしまいます。

ユリウスはだいぶよくなり、2週間後に診察を延ばし、それで落ち着いているようだったら、治療終了となれそうです。先天的疾患疑いも晴れ、とりあえず一安心です。

クレアもまた、少し目処がつき、気長に、一生涯付き合っていく持病と思って、腰据えて対処。
わたし自身が勉強させていただけるチャンスと、ポジティブにとらえてやってけたらと思っています。とりあえずは小康状態。このまま維持できるといいですね。


この病院へ行くと、決まってうかがう訓練仲間のお宅。
ここのお宅のWanと、ユリウスは1ヶ月違いということもあり、お互い、生後2ヶ月から、いい遊び友達です。

この方とは、犬の訓練を通じて知り合っただけあり、話題はいつも犬。
99%犬話題!
よくもまぁ毎週毎週、こんなに話ができるものだと思うほど、尽きぬ泉のように犬の話で盛り上がります。

訓練のこと、ショーのこと(ここのWanはショーもやっています)、マナーのこと、普段の生活のこと、食事のこと、最近あったこと、それぞれの疑問など、それこそひとつの話題だけでも盛りだくさん。

この方は、わたしも存じ上げているトレーナーさんについて、訓練しています。
「あ、このトレーナーさんはそういう教え方をされているのだな」「そういう考えがあって、この指導なのだな」と思うことも多々。

いろいろなやり方、考え方を聞き、それを受け止め、自分の中で咀嚼していく、その過程、その刺激が、いまのわたしにはとても楽しいのです。
自分と違うやり方をする人の話を聞くことはとても勉強になります。
どこにも真実があり、どこにもその人なりの信念があります。
それに触れ、理解し、受け止めていく……。

人の信念に触れるということは、その人の生きざまに触れるということ。
共感し、あるいは「ん?」となり、そのつど、自分の中で考え、自分の答えをみつけていくこと。
それがなによりも、おもしろくも、楽しくも感じます。

同業であればあるほど、感じます。
仲間であればあるほど、自分の身のことのように思われます。
それが同志なんだなぁと感じる今日この頃。

わたしは犬を通じて、「同志」がたくさんいて、幸せだなぁと思います。
そんな出会いをくれた、クレア、ユリウス、そしてわたしと出会ってくれたすべてに感謝!です。

もちろん、生徒Wanとその飼主さんにも、大感謝!です。
指導させていただけることに感謝の念を忘れず、今後も精一杯お手伝いさせていただきます!



本日のWan画像
  なんだか、皆幸せそうな表情!
  おもわず嬉しくなってしまう笑顔炸裂画像でした。
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Wanは飼主を映す?

ときどき受ける相談ですが。


「うちの仔、食が細くて、トッピングしないと食べないのです…」


確かにパピーだとなんとかして食べさせなくちゃ、とあの手この手で食べさせようとしてしまいますが、それはWanに「食べなかったら、いいものを加えてくれるんだ~」ということを教えてしまっているようなもの。
食べなかったから、なにかを加える、のではなく、トッピングするのなら、先に加えた状態でわたす。
トッピングしないのなら、そのまま何事もなかったかのようにわたす。
食べなかったら、時間をみて取り上げる。
健康なWanであれば、餓死するまで食べないWanはいません。
もちろん、なんらかのサインが隠されている場合もありますから、冷静に、客観的にみることが大事です。
便の状態、ふだんの元気、遊び方などをチェックして、問題がなければ大丈夫ですよ、とお話しします。

どんなときでも、オロオロせず、毅然としていること。
Wanをきちんと観察し、様子を把握していること。
Wanの一挙手一投足に、飼主が、一喜一憂しないことです。


レッスンのなかで常々申し上げます。
「普段の生活が、すべてマナーなのですよ」と。


マナーとはスワレやフセができることではなく、それを指導するときに毅然としているということではなく、普段の生活の中から毅然とし、Wanに接すること。
その飼主の心持が、Wanの心を飼主に向かわせ、飼主の「言うこと」に耳傾けるようになるのです。
普段の生活はなぁなぁ、でも外ではめちゃくちゃイイコ!ということはありえません。

レッスンを通して、飼主さんがおっしゃることとは違う、そのWanの普段の生活が見えることも多々…(笑)。
子どもをみれば親が分かるといいますように、Wanは飼主を映す鏡なのかもしれませんね。

トリック

今日は雨が降ったりやんだりと、不安定な天候でしたね。

夕方のレッスンでは、雨がやんでいるので大丈夫かと思いきや、またザーッと降りだしましたので、家の中でのレッスンとなりました。

寝ているところを起こすと、怒るようになった。
一番ひどくて咬まれた。
扉を開けて外に出ることができるようになってしまった。
などなど。

いろいろなお話しをうかがい、その対処の説明。
本来ならば寝ている状態で、飼主が手出ししても大丈夫なようにしたいところですが、その仔、その仔の性格もありますから、ここでは、このWanに向いたやり方をお話ししました。

そのあとは、あたらしい小技の練習。
別にできなくてもかまわないものですが、飼主さんとWanとが「遊ぶ」ひとつのツールとして、とりあげてみました。
叱る必要がないので、飼主さんには、褒めるタイミング、誘導するタイミングや位置の再確認になりますし、Wanも叱られずにすむので、楽しいもの。

こんな雨のときは、トリックを教えてみるのもいいですよ!

真正面から向き合おう

それまでお家の中や、家の近くを歩く練習していたパピヨンちゃん。
今日ははじめての場所で、練習。

家の周りを歩くときは、すぐに「おうち帰る~!」となってしまっていたので、今日はどうなるかなと見ていましたら、意外や意外!
ぐいぐいリードを引っ張って、くんくん匂い嗅ぎし、リードの長さ分、駆けずり回り、意外な一面性を見せてくれました。

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どんなに興奮する場所で、楽しい場所でも、飼主さんが「おいで」と言ったときには戻ろうねという練習をしました。
これがまた難しい。
あちこちに気がいって、飼主さんのそばに戻るとつかまると思っているらしいパピヨンちゃん、途中で進路を変えてしまったり、無視したりと、飼主さん泣かせのWanになっておりました(笑)

はじめての場所ではこういうふうになる、というのが分かってよかったのではないでしょうか。
この仔は、こういう仔だから、こうなるだろう…というのは飼主さんの想像の域。
今回のケースのように、意外…ということも、十分ありえるのです。
ですから、いろいろな体験をさせ、経験をさせ、その都度どう反応するのかをきちんと見ておくことが大切になります。


たとえば、当方の犬、ユリウスはラブラドール。
ラブラドールといえば、歩く胃袋といわれるくらい、なんでも食べてしまいます。
食事にしても大食漢。
さぞやすごいだろうと覚悟していたのですが、……あれ?
ユリウスは食にあまり興味が無いのです。
食が細く、ためいきをつきながら食べ、残すことも多々。(おやつは好きみたいですが、ボールとおやつですと、迷わずボールを選びます)

こんなふうに、一般的にはこういわれている、でも…ということは往々にしてあるのです。
自分のWanはこういう性格だから、こうにちがいない!というのは、あまり当てになりません。
真正面から、Wanと向き合い、しっかりそのWanのことを知ること。
これが大事ですね!

遊びの中で教える

今日のレッスンで、お体を動かすのがつらそうなお母さまに代わり、わたしがWanと走り、遊んでいる時間がありました(笑)

小高くなっているところに駆け登ったり、ちょっとした石のうえにコマンドで乗せたり、下ろしたり…。
上に乗るコマンド、下りるコマンド、少し間が開いたので忘れ気味でしたが、すぐに思い出して、コマンド待ち姿勢がみられました。
もともとがアクティブで、駆けずり回るのが大好きな仔。
好きなことのなかに織り込まれたコマンドには、反応が早いです。

他のWanを見ると吠えてしまうところがありますが、今日もニューファンをみて、1度は「わ!」と吠えたものの、制止のコマンドでやみ、こちらにアイコンタクト。
2度目は、「……わ」。
ちょっとためらったあと、でも小声で、がまんできずに吠えてしまいました。が、ためらいが入ったぶん、そのまま吠え続けていた前に比べたらよくなったわけですから、制止の方法、言葉も変えます。
3度目は、見ただけで吠えませんでした。それどころか、Wanを見て、こちらにアイコンタクト。こうするのがいいのよね、と笑顔でアイコンタクトしてくれました。

遊びの中で、タイミングをうまくキャッチして、教えていくこと。
楽しい思いをしているところで、段階的ではありますが、その犬にとって苦手なものを克服させていくこと。

今日もたくさん走り、遊び、笑顔でレッスン終了。
また次回も、お母さまに代わり、わたしが走らせていただきます(笑)

セカンドオピニオン

あいにくの雨模様。
レッスンは見合わせとなりました。残念。

さて、話は変わりますが、ただいまY市にある大きな病院へ通院中のユリウス。(クレアも同時通院中ですが、こちらはドッグドックで引っかかったため、その長期治療のための通院です)

ユリウス、ホームドクターのところでは、ちょっと特定がむずかしかったのと、院長がちょうどお盆休みに入られてしまったあと、悪化したこともあり、飼主判断でセカンドオピニオン、もうひとつの信頼できる病院へと連れて行きました。

いろいろ検査した結果、呼吸器系に若干のトラブルがみつかりました。
その治療のため、激しい運動、水泳などが制限されています。
最初こそは、本犬も体調不良でおとなしかったものの、さすがに退屈になってきたらしく、家の中でも、度の激しい悪戯が炸裂です。


こんなときに感じるのは、セカンドオピニオンの大切さ。
犬も人も、ひとつのところだけでなく、別の見解をあおぐことにためらいを感じずにおこないたいものです。
どうしても普段お世話になっているから、他を当たるのは…となってしまったり、獣医さんがそういうのだから間違いないわ、となってしまうケースが、ままあります。

とことん聞いて、それでも納得できなかったならば、ほかの方の見解をあおぐのも、またひとつの方法。
それは動物病院にかぎらず、ですが。

なにをおいても、犬や猫は自分から選ぶことはできません。
飼主が代わって選択していかねばならないことも多いのです。
自分のところにいる犬や猫の命を守るのは、飼主さんだけなのだということの意識をつよく持ち、さまざまな場面でそのことを念頭においていきたいものですね。


★追記★
現在、ユリウスは獣医さんでもおどろくほどのスピードで、測定不能なくらい悪かった数値が、正常値内に入る数値になり、すこしずつ安定に向かっております。
クレアもまた、長期治療が必要ですが、治療というよりも持病のひとつと思って対処することが求められるものですので、ご心配なさらず!

心の洗濯

3日間、山梨の山へ、犬猫とともに行って参りました。
携帯電話は、ずっと圏外を示したまま、つながらず、その間にご連絡くださった方々にはご迷惑をおかけいたしました。ごめんなさい。

さて…
山梨では涼しい思いをしたか?
13度や15度というのが当たり前に表示されているエリア。
答えは、「涼しいを通り越して、寒いくらい」でした。
日中でも長袖が必需品。
時折「避暑」という格好をした方々を見かけては、こちらのほうが寒くなる思いでした。お風邪を召されなかったならいいのですけどね!


こちらにいる間は、朝夕、1時間強、犬猫とともに山の中をぶらぶらと歩き、森林浴をたっぷりしてまいりました。
雨が降れば、またたくまに川と化す道をゆるりと歩いたり、道なき道を踏み分けて歩いて白樺やきのこに目を留めながら歩いたりと、まさに「散策」でした。
その側をクレア、ユリウス、ミモ(当然リードつき)が縦横に走りまわり、木の棒を取り合い、川に飛び込み、自由を満喫しているようでした。

ふだんは河川敷やアスファルトの上を歩いている犬たち。
たまにはこんなふうに、自然のなかを、倒木あり、川あり、茨の道ありのそんな道を歩いて、野性を目覚めさせてやりたいものです。

普段とは違った、イキイキとした目、キラキラとした目を見て、「ああ、よかったな!」と思い、それが自分自身のリフレッシュにもなりました。

猫のミモも自分のペースで歩き、走り、のぼり、楽しんでいたようです。


子どもの顔を見て癒される親がいるように、わたしは愛犬、愛猫たちの楽しそうな様子に癒された数日でした。

徹底した理解

今日は風があり、そのぶん涼しく感じましたね。
本日のラストは、フラット姉妹でした。

涼しくて、夏ばて気味だったらしいフラット姉妹もだいぶ元気が復活の様子。
姉フラットはとてもいい集中をみせ、妹フラットはいつものようにムダに元気でした(笑)。
集中できる時間はまだ少ないけれど、それでも集中したときは、姉フラットよりも、一点集中できるWan。そのぶん、その短い時間のなかにどれだけ、効率よく指導できるかがカギの妹フラットです。

ただ、今日も飼主さんとお話ししていましたが、同居の下の犬のほうは、上の犬の所作を見ているので、かたちのうえではよくわかっているように見えます。
でも、真の意味での理解はきちんとできているのか、と聞かれると「?」ということも多々。

たとえば、フセを命じてフセをする。
上の仔は、スワレといわれるまでフセていなければいけないことを理解しているので、次の指示を待ってからスワレになります。
でも下の仔はコマンド→所作というふうな覚え方ではなく、見えたまま、「フセをしたらスワレ」というふうに覚えてしまいます。
ですので、フセを命じても、コマンドなく勝手にスワレになってしまったりすることも多いのです。
またこれがクセになりやすいのです。

例に漏れず妹フラットも、上述のようなミスをだしてしまいます。
ですから、いま妹フラットに必要なのは、「コマンド→所作」の徹底した理解です。
クセでおこなうのではなく、指示が出てからおこなうというもの。

なぁなぁのままでは、きちんとした作業はできませんので、この徹底した理解をすすめていってくださいね!


きりり画像になりました
        ↓
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窓の外への関心

家の中の問題をみてくださいとのことで、チワワちゃん、久方ぶりにお家の中でのレッスンになりました。

はじめてカウンセリングでお伺いしましたときは、目を見開いて吠え立て、人の会話がままならないくらいでした。
そのあとピンポン吠え対策でお伺いした以来、実にひさしぶりの訪問でしたので、家に入ったらどうなるかしらと思っておりましたが、姿を認めるや、走りよってきて、すりすり。嬉ションまでする始末。
そこまで興奮しなくても…(笑)

あいかわらずピンポンには弱く吠えてしまうものの、相手が誰かがわかると止むことが増えたというチワワちゃん。今度はすこしずつピンポンの音への反応を弱めていきましょうね!


さて。
家の中の問題のひとつに窓の外を通る人や犬に吠えるというものがありました。
わざと窓を開けて、普段どおり。
時間も、あえて人や犬が通る時間でおこないました。

窓の外を気にはしますが、実際に人が通るまでに、窓の外への関心や警戒を解く練習をしていましたので、それが功を奏しましたね。
「No」と「Come」のコマンドで、あわてて口をつぐむ一幕も。

次回まで少しまた時間が空きますが、この練習をたくさんなさってくださいね!


画像はたくさん遊んで得意満面のチワワちゃんです。
こんな笑顔を見せてくれるようになりました!


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レスキュードッグ

Mixくんのところで、Wanを1頭保護したとのこと。
以下、そのMixくんの飼主さんのところから転写しました。(一部、固有名詞の差し替え、および削除させていただきました)
平塚市内です。



*****   *****   *****   *****   *****   *****   *****




里親さん・預かりさん募集
我が家で保護した迷い犬ですが、飼い主さんが現れなかったため里親さん・預かりさん募集に切り替えます。

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・ 愛称:ポチ(仮)
・ 犬種:柴 か 柴MIX
・ 性別:オス
・ 推定年齢:8~10歳 
・ 大きさ:7.6kg(柴犬ぐらいですが現在は痩せています)
      

【経緯】
7/30に車道をふらついて危険でしたので、保護しました。かなり広範囲に渡って飼い主さんを探してきましたが現れませんでしたので、里親さん・預かりさんを募集させて頂きます。

【健康状態】
保護直後にワクチン接種・検便・血液検査実施。フィラリア+でしたが、症状も出ておらず、通常の予防薬でケアすれば問題無しとのことでした。その他は特に問題ありません。お散歩も普通にしています。推定8~10歳ということでしたが、散歩の足取りも軽く、もっと若いかもしれません。現在は痩せておりますが、10kg未満で落ち着くと思われます。健康状態を見ながら近々去勢予定です。

【特徴】
殆ど構われていなかったようで、寝ていることが多いですが、起きると人恋しいのか鳴いてしまいます。躾も入っていないようですが、基本的に攻撃性は無く、人間大好きで近づくと尻尾を振って喜びます。他犬に対しても攻撃性はありませんが、ビビリションをしてしまうことがあります。また柴犬の血が濃いのか、興奮した時に歯を当てるような素振りを見せることがありますが、ゆっくり人の愛情を注げば、これらは解決できるように思えます。何も知らない大きい子犬のようですので、これから色んなことを経験していけば表情も変わっていくと思います。
トイレは外で済ませています。

【お願い!】
「飼い易い家庭犬」としては、まだ少し直さなければならない点もあります。その点を理解して頂き、ゆっくりと愛情を注いで頂ける里親さんを希望いたします。できれば室内飼いで、毎年のワクチン接種・フィラリア治療予防などの健康管理をお約束いただけるご家庭を希望いたします。
また、我々の至らなさから飼い犬の方にストレスが溜まってしまったようで元気がなくなってしまったので、預かりさんも同時に募集させて頂きます。

お散歩は楽し!

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このWanとは長い、長いお付き合い。
とても怖がりなWan。
避妊手術のため麻酔をかけても、マックスの量の麻酔をかけても効かず、うとうとしても体にタオルがかかっただけでパッと目を覚ましてしまうくらい。(結局避妊手術は取り止めでした)
犬や人をみても、置物のように硬直。
でも家では特定の状況においてのみ、豹変してガブッとやってしまうところも。

そんなWanですので、ご自宅以外で、食事&トイレができるのも、わたしのところしかなく、お母さまが所用あるときは、日中わたしがお預かりさせていただいています。

今日のお散歩のひとこま。
ふだんはカチンコチンですが、やっぱり広いところはいいね!
クレアとは問題なく一緒に歩けます。
広いところでも、クレアのあとなら付いて歩けるので、一緒にお散歩です。

試験がんばっちゃう??

今日の朝一番は、ひさしぶりのトイプーくん。

競技会(試験)に興味をお持ちのようでしたので、だいたいの内容と、この仔の持っている課題を織り交ぜながらのレッスンとなりました。
ママが指導上手ですから、きっとトイプーくん、応えてくれると思いますよ。

呼び戻しの脚側停座はとてもきれいなWan。
それぞれに得意なものがあり、それを伸ばしていってやりたいものです。

さしずめ、このトイプーくんの難関科目は「休止」になりそう。
ママが離れて隠れてしまうと、キュンキュン鳴いてしまいます。
普段の生活の中でもそうですが、科目のなかにも苦手なものはあります。
ものによっては、必須科目でないものもありますのでやらないでもいいケースがありますが、あえてそれを練習でやることによって、ふだんの苦手なものが克服できてくることもあります。
そんなふうに、気張らずに楽しんでやってほしいですね。


あたらしいことを覚える、その吸収は早いトイプーくん。
トイプーくんに限らず、教え方さえ間違わなければ、Wanは人と何かをするのが大好き。
遊ぶようなつもりで、楽しんでトレーニングしていただければと思います。


ママが「夢」としている、かっこいいヒールウォークめざして、頑張ってね!

料金改定

兼ねてからお知らせいたしておりますが、8月15日より料金を改定させていただきますことを、あらためてご報告もうしあげます。

なるべく料金は上げないように、みなさまにご利用いただきやすいようにと思って参りましたが、相次ぐガソリン代、諸費用の高騰にともない、やむなく料金を変えさせていただきました。

料金を変えさせていただきましたかわりに、尚いっそうの指導およびサポートに力をいれて参りたいと思います。
今後ともドッグサポートクレアをよろしくお願いいたします。

再出発だWan!

レッスン再開のMixくん。

入院期間も長く、治療のため押さえられることも多かったせいか、仰向けにされたり、足を触られたりすると、嫌がって暴れるようになったそう。

また拘束されていた反動でか、もともとジッとしているのが苦手な気質がさらにパワーアップ。
これをまた、ゆったり…に導くのはちょっと時間かかるかもしれませんね。

他のWanを見ると、行きたくてたまらなくなってしまうMixくんのため、お預かりだったパーソンちゃんに一肌脱いでいただきました。


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この微妙な距離が、Mixくんが突進せず、他のWanとマテできる距離です。
これ以上近いと突進します。
Wan同士隣同士になってもマテができるように、がんばろうね!

朝のお散歩

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ひさしぶりに会ったMixくん。
今回はお預かりです。
あいかわらず元気いっぱい。
でもこの暑さにちょっとヘタばりぎみか、食欲が落ちてるそう。

人にも犬にも酷暑の日々ですものね。

だからといって、部屋の冷やしすぎもよくありません。
温度差が体には負担、ストレスの素。

朝のお散歩も、6時をまわると、途端に蒸して、犬たちのパッティングが早くなります。
なるべく5時台に撤収できるようにしながら、お散歩です。
夏場はお散歩時間が限られてしまうのが、Wanにはつらいですね。

その分、家の中でいろいろと遊び、別の方法でコミュニケーションとって遊んでやってくださいね。

コミュニケーション

あらゆる問題が、飼主さんの接し方ひとつで大きく変わることは往々にしてよくあることです。

そのひとつの例として。
今日お伺いしたお宅に、飼主さんのWanへの扱いがバタバタしているために、意図した方向へ導けず、問題が起こってしまったケースがありました。

口を触らせない、
耳掃除をさせない、
爪を切らせない、
体を触らせない、など、Wanによって問題はさまざまです。


歯磨きを教えようとしても歯磨きさせてくれないのです…ということで、ちょっとやってみてください、とお願いしました。ちょうどはじめての歯磨きアイテムがあるので、それを使ってみますとのことでやっていただいたのですが……。


途中でストップかけて、ひとこと申し上げました。



「お母さま、ザツすぎます…」(笑)




Wanに、これから何をするよ、これはこういうものだよ、安心していていいよ、というコミュニケートがなく、それではWan、目が白黒、パニックにおちいって、場合によっては歯を出しても「No」とはいいきれません。

もちろん、普段から気に入らなかったりすると、歯をみせるWanでしたので、お母さまは勢いで終わらせてしまおうという気持ちもわからないではないのです。誰だって咬まれるのは怖いですし、イヤです。自分の愛犬であればこそ、なおさらイヤですよね。
でもそんなときほど、落ち着いて、リラックスして、「ママのこと、信じてもいいよ!」といえる強さと度量がほしいところです。

見せて、においを嗅がせて、安心させて、これはどうするものだよ、と教えて、………すべてはそこから、です。
一方的に言うことを聞かせるのではなく、きちんとコミュニケーションをとること、それを大事にしてくださいね!

マテといったら待て

飼主さんが離れても、落ち着いて待つ練習をしているコッカーくん。

リードを結わえて「マテ」をかけると、すかさず「きゃん! きゃん!」と甲高い声で鳴きます。
さまざまなバリエーションのなかでのマテを練習してきましたので、マテがどういうものかはわかっています。
ただし、それは飼主さんが側にいるとき、リードを持っているとき、または家にいるときに限られてしまうようでは困るのです。

たとえばCafeへ行って、用を足しに犬を待たせることもあります。
そのとき、犬から飼主さんの姿が見えなくなることもあるわけです。
それでも落ち着いて、飼主さんの帰りが待てるようになりたいものです。

鳴けば飼主は来てくれる、
鳴けば飼主さんは自分の思い通りに動かせる、では困ります。


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最初こそはキャンキャンないていましたが、車が通ったり、気を紛らわせるものがほかにありましたので、ほどなく落ち着き、伏せて待っていられました。

飼主さんだけ離れてもらったり、わたしも一緒に離れたり、さきにわたしが離れてそのあと飼主さんに離れていただいたり、待たせる時間を変えてみたり、さまざまなバリエーションでやってみましたが、だいぶ落ち着いてきましたね!

でも公園、などのような場所ではなかなか(笑)
どんな状況下でも落ち着く練習をしていきましょうね!

戦友仲間?

梅雨をはさんだこともあり、しばらくお休みモードだった、トイプーちゃん。
今日からまた秋口の競技会にむけて練習再開!

おかあさまと相談の結果、このあとはただ楽しむために競技会出陳です。
いままで以上に笑顔で明るい作業ができるように、精度を高めて出陳することが目標。

楽しそうにやっているトイプーちゃんを見たいから、というおかあさまの趣味(?)で競技会ライフ続行です。そのうちユリウスが一緒に出るようになるかな??(笑)
クレアとも一緒に出、ユリウスとも出るようになったら、まさしくうちのWanたちの戦友仲間です。

わたしも楽しくなってきちゃいました♪
どんな科目をまた教えようかなぁって(笑)
とりあえずは、科目としての「お手・おかわり」の精度を高めて、選択科目に入れられるようにしようかな? です。

Wanと一緒に楽しみ、悩み、喜びをわかちあえ、体への負担も少なく、息長くやっていけるオビディエンス大会が、わたしは好きです。
興味がおありでしたら、ぜひお声がけくださいませ。


カットで、羽根をはやしたトイプーちゃんです。
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にゃんことブリザードフラワー

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レッスンでうかがったお宅の先住動物、にゃんこ様。
個人的に日本猫の顔立ちが好きなわたし、かわいいなぁと思ってつい撮ってしまいました。
ミモも可愛いけれど、ミモはどちらかというと洋猫の風貌。(保護した猫なので、Mixにはちがいないでしょうが、何のMixは不明)
まるっこい顔に、まるっこいつぶらな瞳。
これぞ猫! という風貌。
かわいいです♪




さて。それとは別に今朝。
パーソンちゃんのお母さまから、夏のご挨拶に、こんな素敵なものをいただいてしまいました♪
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ブリザードフラワーです。
お花には詳しくないわたしですので、ブリザードフラワーというと、ぱりっとかたく乾燥したイメージがあったのですが、触ってみてやわらかくて、びっくり!
まるで生花の時間だけを止めたかのよう。

ミモに悪戯されないように気をつけて、飾らせていただきます♪
ありがとうございました。

犬掻きを教えたい!

昼までは天国にいましたが、夕方から仕事のため、下界へ下りて参りました。
さんざん皆に「下界は暑いぞ、暑いぞ~」とおどされ(?)ながらの、帰宅。

……ほんとうに暑いですね。


一気に汗が滝のように噴出して、サウナさながらでした。
でも英気は養ってまいりました!
また元気にお仕事させていただきますよ!



さて。
夕方はポインターくん。
「犬掻きを教えたいのですが」とのこと。
来週プールのあるところに泊まりにいくので、そのために泳ぎを教えたいとのことでした。
水には行くものの、足が着かなくなるのが嫌、のポインターくん。
流れて行く玩具を、へっぴり腰でなんとか引き寄せたり、くわえようとしたりするのですが、あまりに腰が引けていて、飼主さんに「カエル」と評されるありさま。

無理矢理させるほどのことでもないのですが、それほど水が怖い、苦手というふうではないので、玩具を使いながら、ためらいなく水に入る、浸かる練習から、少しずつ距離を出して、足が多少着かないところになっても、パニックにならないように、少しずつ全身を水に浸ける練習。
最後は、若干ながら犬掻きも??

でも焦らず、怖がらせず、ね!
プールでも、せっかくならば泳がせたい気持ちもわかりますが、無理させないように「楽しい」と思わせてやってくださいね。

おやすみ

2日夕方から、4日昼まで、お休みをいただきます。
その間ブログもお休みさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

問い合わせのメールアドレスは携帯電話のほうに転送されますので、お問い合わせには応じられます。ただし携帯のメールアドレスからの返信となりますこと、ここにお詫びいたします。

行ってまいりま~す。



プロフィール

Clea

Author:Clea
【Julius】
LR・♂
13才8ヵ月
幼顔になりつつあります


【Lucia】
ES・♀
11才3ヵ月
年齢不詳の美犬になります


【Glanz】
GSD・♂
8才3ヵ月
オレの苦手な季節がきた……


【Sirius】
LR・♂
5才7ヵ月
少し肥えられたんだ


【Felice】
LR・♀️
5才7ヵ月
犬教育は任せて


【Alice】
LR・♀
5才7ヵ月
礼儀作法には五月蝿いわよ


【Sophia】
GSD・♀
3才8ヵ月
ゆっくり成長タイプなんだ


【琥珀】
Cat・♂
推定12才
呼びの聞く猫なんだ


**お空へ**
【Mimosa】
Cat・♀
2007年8月15日生と推定。
2017年5月17日永眠
猫っぽくない猫でした。
9才9ヵ月でお空へ旅立ちました。

【Clea】
GSD・♀
2003年7月22日生
2018年4月13日永眠
初代相棒犬、14才9ヵ月大往生でした。

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