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出た芽を大事に!

ご無沙汰いたしております。
ちょっと体調を崩し、ブログ更新ができないでおりました。
金曜日・土曜日・日曜日のレッスンの方々、アップできなくて、失礼致しました。
また今日から張り切って(?)ブログを書きますので、よろしくお願いします。


さて。
今日はパピヨンちゃんのお話し。
自分が「大丈夫かな?」と思うまで、なかなか一歩を踏み出せないWan。
ですのでわたしも、その仔が自由に動けるようになる距離まで離れて、声を大きくして(笑)、レッスン。
初対面だと、5mは離れないとちょっと怖気づいちゃう仔かな。
それでもだいぶ慣れてきて、わたしの座っているところ1m前後のところをウロウロすることができるまでになりました。

この人は自分に怖いことをしない、近づいても安全だ、とWanが理解するまで、自分で納得できて近づけるようになるまで、わたしは一切手出ししません。
なので、思い切りなでまわした(??)ことのない、パピヨンちゃんです。

その仔、その仔のレベル、ステップアップがあるはず。
それを信じて、やってみてくださいね。
地道にじっくり育った仔は、そのような仔になります。
いろいろなことをすぐに吸収する素晴らしさも育てる内にはあるでしょうけれど、じっくり育てるのもまた楽しいもの。

ゆっくり芽が出て育つのを、気長に見守ってやってくださいね!
焦りは禁物。
きっといつか、大輪のきれいな花が咲きますよ。
その仔がその家のラッキーパーソンになれますように、わたしも精一杯お手伝いさせていただきますね!

せっかく、ご家族全員がそろってくださったのに、画像を撮り忘れてしまいました。
残念~!

全員一致は難しい!

家族が一致すること。

簡単なようでとても難しいこと。
Wanのために一致したコマンド、態度を見せるということから、Wanに対する考えをすりあわせていくということから、なにから、とても難しいことだな、と痛感。

コマンドは一致させやすいもの。
態度は…すこし難しいかな? でも少しずつやればできるもの。
でも一番は、Wanに対する考え方を皆が合わせていくこと。

もちろんいろいろな考え方があっていいと思います。
それを否定してはいません。
ですがそれが、人にとって都合のよい考え方だけ取り上げてしまってはいないか、注意を払う必要があるような気がします。
Wanはけっきょく飼主さんだけに依存せざるを得ない環境にあるわけですから、Wanの幸せにもまた思いを馳せてやること、それも大事。

たとえば、普段はコマンドを無視して自由にしていてもいいけれど、人が来たときだけは犬が変わったようにビシッとしてほしいなどのようにです。
人の子どもならばある意味では言葉で理解できますから、できるかもしれませんが、Wanは犬なのです。犬には、(人にとって)やっていい状況、悪い状況はわかりません。それを求めて、結果できなくて「トレーニングが入っていない!」では犬にとっても大迷惑。
それこそ、コマンドを出した人への不信感だけが募っていってしまいます。


わたしは、犬の行動学や心理学をもとに、アドバイスすることはできますが、決定権は飼主さんのもの。その決定が、自分たち人だけの幸せや楽さを取り上げただけのものか、Wanのためなのか、それを考えることも大事ですよね。

わたしも常日頃、自分の犬たちをみて、「この仔たちは幸せかな? わたしはこの仔たちに安心と笑顔を十分に与えてやれているかな」と振り返ります。
言葉なき動物たち、時にはこちらがその部分に目を向けてやることも必要かもしれませんね。

2回目のレッスン

本日レッスン2回目のパピヨンちゃん。

ワクチンプログラムの関係で、まだ外に出られないので、家の中でのトレーニングが中心。
それでも抱っこした状態で、少し外に慣れさせていくこともあわせてやっていきました。

警戒心がつよく、見知らぬ人がくるとHouseの中に逃げ込んでしまったり、部屋の隅っこのほうで小さくなって、こちらの様子をうかがっているようなWanです。
こういうWanには、慣れさせようと無理に手出しするのは禁物。
だれもあなたを傷つけないよ、とおだやかに静かに伝えていくことが大事。

まだ2回目でも警戒して近寄ってくることはありませんでしたので、遠めに座って、Wanが無理しない範囲でのリコールの練習やほめかた、なで方などの練習をしました。

ぽんぽんと、いろいろなことをすぐに吸収していくタイプではなさそうですが、腰据えて、この仔はそういう仔、と思って受け入れ、ゆっくり指導していきましょうね!



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室内撮影だったので、暗くなっちゃいました。
フラッシュにしてしまうと、パピヨンちゃんを驚かせてしまいそうでしたので、ノンフラッシュ。
目を凝らしてごらんください。
お耳が大きいけれど、ウサギではありませんよ!

ゆっくり成長中♪

久々に、お預かりWanのおはなしでも。

本日のお預かりWanは、パーソンちゃん。
先だって、お母さまたちとお散歩に出たおり、ちょ~っと悪い仔(笑)になったようですが、その話を伺っている間も、いつもの「ニャハハ♪」な笑顔でした。
いつも頭の中が楽しいことだらけ♪ なパーソンちゃん。
それでも最近は、マジメな表情をすることも!?

……いまだから言えるけれど、昔は本当に「反省って言葉、知っている?」と聞きたくなるくらい、しょげたり、マジメな顔をすることのなかったパーソンちゃん。
それが、いまではしょげることもできるし、マジメな顔をすることもできる!
なんて、成長したんでしょう!(爆)

今日は、いつもの広場で、他の方々からも「珍しく、パーソンちゃんが引いてる…」「引くことあるんだ」といわれるくらいの態度を取ることも。
世の中楽しいことだらけ♪ だけではないことを、証明してくれた本日でした。


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ほら、笑顔にもオトナびたものがあるでしょう??
成長しているんです、これでも!

犬種的に考えても無理があるので、重々承知ですが、ゆっくりペースでオトナ犬になっていくパーソンちゃん。
あなたのペースで、ゆったり落ち着いたWanになれるようになろうね!

継続は力なり!

あじさいが今を盛りと咲くあじさいロード。
平日とはいえ、静かな町にしたら花見客の多い場所近くに住むシェパちゃん。

通りすぎる人や自転車にはだいぶガウガウいかなくなったものの、Wanやボール遊びのこどもには、まだ我慢ができず行ってしまうところがあります。
Wanもいるかもしれないね、と歩いた道。結局1頭しか会わず、残念(笑)。
かわりに、人の往来が多いところで、わざとスワレマテ、フセテマテの練習。
多くの人に話し掛けられ、立ち止まられても、知らん振りすることができましたね。
もっとも飼主さんいわく、普段はここまで我慢できない…とのことでしたが。

レッスン中は、飼主さんも緊張(?)していますし、Wanもわたしに見張られているのがわかりますから、いつもよりピシッと出来てしまうものですが、普段はそこまで出来ない、と思って大丈夫ですよ(笑)
レッスン中の出来をみて、そこまでできることを目標に練習してみてくださいね。

たとえば今日のレッスンでのマテでは総じて5分は、同じ姿勢でマテができたわけですから、そこまではある意味では、できるのです。
わたしがいなくても、そのレベルができるように、普段少しずつ時間を延ばしてみたりして、やってみてくださいね。

そうやって少しずつ、自分のWanを知ること、コントロールすることがわかってくればいいなと思いますよ。



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生真面目な顔で、花見客を見物中(?)。

グループレッスン順延

本日予定されていたグループレッスンは、雨天のため来週に順延いたしました。
来週ですと予定が入っていて出られないとキャンセルがありましたので、若干名、参加可能です。




28日(土)  10:00~




ご都合のつく方はご連絡くださいませ。

グループレッスンでしかお会いしないWanもいますので、雨だと本当に残念。
後半は9月からの開始となります。


本日のこのあとのレッスン、およびカウンセリングは室内なので通常通りおこないます。

可愛いお洋服♪

あっちへチョコチョコ、こっちへフラフラになりやすいジャックちゃん。



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トレーニングの成果が出てきたようで、苦手な雰囲気の中でもだいぶ、スワレマテをキープすることができるようになりました。
あとはWanとすれ違うときもジーッと相手を見て、二本足立ちにならないように、かな?
それもさりげなく通り過ぎることが出来るようにならないとね!

今日はママ手作りのお洋服を着てレッスンにやってまいりました。
紫陽花色のかわいいお洋服。こういう服が作れるのはうらやましいかぎり。


わたしは個人的には、洋服を着せなくてもかまわないのでは…?という考えですが、ただシェパードもラブラドールも、ついでに猫も、抜け毛が半端でない!
ですので、人様のお宅にあがるとき、Cafeなどで毛を舞わせないためい、マナーの一環として服を着せるのはアリ、と考えています。
洋服を着慣れていると、レインコートも着せられますし、手術したあと、その傷口をカバーするのにも役立ちます。
どんなことがあるかわからないですから、練習はしておくといいかもしれませんね!

何の練習でしょう??

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階段を下りる練習……ではありません(笑)。
実はフセの練習をしています。


スワレマテは少し出来るようになりましたが、フセが苦手なので、フセの練習。
もともと色々なことが怖い仔なので、本当ならば静かなところで練習したかったのですが、なかなかいい場所がなく、やむなくバスケットのボールの音が聞こえてくる中、フセの練習。
Wanも飼主も、よく頑張ってくれました!

おやつも特上タイプに格上げし、周りが気にならないくらいノセノセにして、バスケットの音などなんのその…と飼主、がんばりました(笑)

そのあとは広場でロングリードでの呼び戻し。
ランニングしている大勢の人にびっくりして吠え立ててしまいましたが、「おいで!」の声に反応するのが早くなりました。まだランニングの人々に吠えながら、でしたが戻ってきました。

うーん。頑張っているなぁ!
飼主も、Wanも!

こういったことを実感できる瞬間が、わたしにはサプライズ。
いい関係ができてくるのが見られること、それが嬉しいことです。
自分のWanですものね!
それぞれに、皆がいい関係ができますように。

みなさま、ファイトですよ~!

Wan’sのアップ

たいへん遅くなり、申し訳ございません。
3月から6月現在までの、仲間入りWanの画像がようやくアップできました。

作っては、パソコンがフリーズし、また気を取り直して作っては、アップできずの繰り返しで、しばらくアップするのが怖くなってしまいました(笑)

ようやく今日アップでき、ほっと一息。


うちの仔がいないわ! …ということは無いと思いたいところですが、もしありましたら、お知らせ下さいませ!
パソコンがフリーズしない限り、すぐにアップさせていただきますから。


どの子も笑顔がかわいくて、どの画像を使おうか迷ってしまったくらいです♪

過大評価は危険!

夕方のポインターくんのレッスン。



「ランにある、ドッグウォークを歩けるようにしたい!」



とのご要望につき、ドッグランに行ってまいりました。


ポインターくん、どこまで歩けるのか、まず見てみました。
ドッグウォークはしいていえば、コンタクトゾーンに足を乗せることはできるけれど、坂をのぼりきり、高いところを歩かせ、坂を下らせる…ということが出来ないというレベル。

おやつは使わないでくださいと張り紙してあるドッグランですから、玩具くらいしかありません。でもその玩具にもあまり興味持たず。
ひたすら、ほめ殺し作戦です(笑)

4本の足を順番に一歩ずつ出させて褒めて、また一歩出させて褒めての繰り返し。
そのあとはカラーを持ったまま誘導してさくさく上り下りすることができるようになりました。
でも勢いあまって落ちる可能性も高く、まだ得意♪というレベルではないので、ゆっくり、走らせずに確実にやらせてくださいねとアドバイス。

犬がちょっとできるようになると、どうしても嬉しくなってしまい、先へ先へと急いでしまいがちですが、自分が思っている以上には犬はできていないことが多いものです。
いまは出来ているけど、次はできないかもしれない。
慎重に、失敗させないように、が大事。

どうもポインターくんところのお姉ちゃんは、ポインターくんを過大評価しすぎ!(笑)
もっと出来ないものだ、と思ってゆっくり教えてあげれば、ちゃんと最後までできる子なのに、お姉ちゃんのその(過大)評価がダメにしちゃっているよ!と厳し~いアドバイスをしてしまいました。

でもそれがために、犬に怪我を負わせてしまったり、精神的にも、肉体的にも取り返しのつかない事態に陥らないとも限らないのです。そのためにはいつでも、きっちり、心の紐を結わえなおして、Wanと過ごしてくださいね!





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ま、当のポインターくんは、こんなですけどね!(笑)


玩具無視!

昨日の競技会に見学にいらしていた飼主さんとWanのレッスンが、今日ありました。
ちょっと落ち込んだ(?)らしい飼主。

決定戦の指導手とそのWanたちを見て、「まだまだだなぁ」と思われたそうです。
あの、まがりなりにも決定戦ですから、落ち込む必要なないかと…(笑)

きっとカルチャーショックもあったのでしょうね。
今日お話ししていて、「すごく人と犬に一体感があって、(自分の犬とでも)あんなにできるんだと思いました」とおっしゃっていました。

もちろんそこにいくまで、多くのペアが悩み、苦しみ、試行錯誤し、そしてそれにも勝って、愛犬と喜びや悲しみ、悔しさをともに感じながら、お互いに向き合い、トレーニングして、そしてあの場があるのです。
ドラマがそれぞれにあるのですよ。
でもそれは、指導手とそのWanが作り上げてきた歩んできた過程。
それを知っていますから、どのペアにも拍手だし、また共感できるものです。


さて、話は変わりますが、本日の画像。
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シェパちゃん、行く手にどっさり玩具の山。
「玩具!」となるのをこらえて、お母さまとヒールウォーク練習。
ほかの子の玩具を取ったり、落ちているものに興味を持たさせないように、の練習です。
最初こそは玩具が気になってチラチラしていましたが、だんだんわかってきて、その玩具のそばでコマンドを出されても従うことができましたね。

次回までに、なかなか難しい課題をお出ししましたが、ちょっとずつやってみてくださいね!

本日競技会なり!

この前の競技会とは打って変わって、スッキリ晴れた空の下、競技会がありました。

今回もフラット姉妹&トイプーちゃんです。

姉フラットちゃんは、中等科に出陳。
調子がいいときはバッチリの招呼(呼び戻し)、今日は失敗しちゃいましたね…。トホホ。
でも課題だった、腰の崩れがほとんど見られず、着実に進歩。
次は招呼のムラを無くすこと、審査員からの講評にもあったように「集中力」をつけることですね!
秋口の大会に向けて、修正していきましょうね!

妹フラットは、初等科の試験。
前回は初等科の競技に出ましたが、今回は試験です。
においかぎが出てしまうので、早目に出陳したのですが、やはりにおい嗅ぎが出てしまいましたね。
こちらも集中にちょっと難ですが、まだまだ場慣れも必要。集中力をつけて、どんな場でも、問題なし!になれるように頑張りましょうね!

そしてトイプーちゃん。
大の苦手、最難関の物品持来。
10m先に投げられたダンベルをもってくるという科目ですが、案の定ブブーでした。
5席の緑色のロゼットを、いただいてまいりました(笑)
トイプーちゃんを送りに行き、飼主さんとも今後のことについてお話しし、わたしも対策の練り直しです。
秋にこそ! だね。頑張ろう♪


それから…
たくさんの生徒Wan&飼主さん、おいでくださり、ありがとうございました。
こんな大会もあるんだ~というふうに思っていただけたでしょうか?
家庭犬訓練試験ですから、楽しく、ね!
興味がおありの方、いつでもご相談くださいませ。


みんな、今日はおつかれさま!

幼友達

お預かり中のミニシュナくん。

7月生まれのクレア、10月生まれのミニシュナくん。
3ヶ月違いで、たしか3ヶ月令のときからお世話させていただいているので、そのころからのお付き合い。



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クレアの、よきケンカごっこ友達、同年代で一番大好きなWanかもしれません。
今年はおたがい5才になるというのに、2頭そろうと、「遊ぶ?」「遊ぼうよ!」となります。
幼友達というのは、いつまでも特別なのでしょうね。

かならずしも、犬と遊ばせる必要はありませんが、スマートな付き合い方ができるようにしたいものですね。

何かに似ている…

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このご立派なおカシラ……
なにかに似ています。





鳥にこんなの、いませんでしたっけ?

チャイム吠え対策

玄関のチャイムの音に過剰反応のチワワちゃん。
今日のレッスンの半分は、チャイム吠えへのレクチャー。

最初こそは、「ワワワワワン!」と狂ったように吠えていたチワワちゃんですが、少しずつ「音=いいこと」となってきたようで、ピンポンの音に一度だけ「わん」と言うだけになりました。
最終的には、吠えずにいられること、ですが、いきなりすべては難しいですから、1回吠えだけで止まれば「Good」。吠えずにアイコンタクト取れたら「Wonderful!」。
その差をはっきりつけていってくださいね。

たまたま遊びにいらしていた方にも協力していただき、どうやってほしいのか、飼主さんに説明していただくことから、やっていただきました。
何をどう伝えたいのか、何をやりたいのか、それをきちんと相手に伝えられないようでは、Wanに伝えることはもっと難しいもの。

練習では、室内でリードを離しても、飼主さんが隠れても、ピンポンの音に、吠えないか、1回だけで止まるかになりました。
これを次までの課題としてがんばってみてくださいね!



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最近後姿ばかりで、ごめんなさい。
相手の方にリードを持っていただいていますが、チワワちゃんの目は飼主さんのほう。
リードを持った人の指示に従う、のがベストの状態ではありますが、それまで飼主さんを見上げることのなかったチワワちゃんでしたので、これは大進歩!
やっぱり、飼主さんが一番、ですね!

完全管理の大事さ

ぐいぐい引っ張り、あっちこっち勝手気侭に歩いていたケアンくん。
家の中では食卓に飛び乗って、人の食べ物を食べてしまったり、リモコンゲットしてなかなか手放さなかったり、インターホンに吠えてしまったりと、家の中の問題がちょこちょこ多いWanでした。


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トレーニングをはじめてから、だいぶ落ち着きがでてきましたね!


引っ張りは、ほとんど無くなり、飼主さんが「行くよ」といえば、飼主さんと同じ方向へ一緒に歩くこともでき、お散歩が楽になりましたと今日おっしゃっていました。

家の中での問題も少しずつ落ち着き、食卓の上は、まず椅子の上に乗って食卓…なので、椅子の上に乗ることから禁止。ちょっと手をかけただけでも「No」。
椅子に乗らなければ食卓には乗れないのですから、それを見逃さないように気をつけてくださいね。
ずっと、何度も、結果として許されてきてしまった行動を、完全消去することはできませんが、完全管理で未然に防ぐことはできるはず。

悪いことをしてから叱る、直す、のではなく、それらを覚えさせないようにすることが大事。

順調に育ってきてくれていて、嬉しいですよ!
その調子で続けてみてくださいね。

レトリーブに挑戦!

ポインターくんのレッスン。

カナヅチ・ポインターくん。
足の半ばくらいまでは浸かれるけれど、それ以上は「むむむ」なポインターくん。
でも最近好きなモノは棒切れ。
棒切れ欲しさに、へっぴり腰ながら、がんばって水のなかに入っていきます。



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知恵を働かせて、流れてくる棒切れを、先回りして陸地でキャッチしようとするのですが、そうすると飼主、ちがうところに投げます。
どうにもこうにも水に入らないと取りにいけないところにわざと投げます。
何度もいろいろな方法を試し、ダメとわかると、頑張って水に入ります。そしてキャッチ!

嬉しそうに「うほほ~い♪」と笑っておりました。

そんなふうに、Wanが自分で考える、それを飼主は待つ、というのも大事。
結果を急ぐあまり、お膳立てばかりしてしまったりすることが、まま見られるケースもありますが、そうではなくて、時と場合によっては、こうして腰据えて「待つ」ことも大事ですね!
もちろん、それではダメなケースもあります。
噛みやワガママを「待って」いては、いつまでたっても直りません。そうではなくて、ケースバイケース、ということ、それをもっと頭において、柔軟に対応してやってくださいね!

目指せ、カッコいいヒールウォーク!?

タイトルのとおり、これがこの飼主さんの目標。

飼主さんがリードを持つと、その安心感からか、特にあっちへキョロキョロ、こっちへフラフラのトイプーくん。他のWanをみると、そちらに興味が強くなって、飼主さんのことばが聞こえなくなってしまいます。

なので、リードをつけたまま、黙々と歩いていただきました。トイプーくんがキョロキョロしだしたり、におい嗅ぎをしだしたりしたら、すかさず違う方向に歩き、黙々とただ歩くだけ。






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におい嗅ぎに夢中になりすぎて、飼主さんがいなくなってしまったことも(笑)
もちろんわたしが見ていましたけれどね。
そのあとから、飼主さんの足の方向転換には、いくらか注意を払うようになりました。

そのほか、この仔には係留されると、パニックになるというクセがあります。
わざと係留した状態で、できるコマンドを出しても、くんくん、鳴いてそれどころではありません。
係留する木のかわりに、わたしがリードを預かっていると、落ち着いていわれたとおりのことができますが、いったん、どこかに結ぶ、ひっかける、をすると、途端にパニック。

係留=「ちょっと待っててね」が、トイプーくんには、すさまじく嫌なこと、のようす。
飼主がそばにいても、係留されると途端に挙動不審になります。
係留されても、落ち着いて待っていられるようになるといいですね!

3回目にして

午前に2件仕事をしたあと、Wanずを川遊びに連れて行きました。

ユリウスは、4月半ばにプールがスイミングデビューでした。
そのあとクレアや友達Wanと一緒に河口でたわむれ、今回で3回目。
最初は2,3回、カラーを持って誘導しましたが、すぐに自分から泳ぐことを学習。
いまでは飛び込みよろしくジャンプして川に泳ぎに繰り出します。

皮下脂肪の少ないクレアはすぐに体が冷えてしまい、歯茎の色や耳の色が真っ白になってしまうのですが、水のそばを離れたくなくて、震えながらも水辺で「休みません!」と頑張るので、毎回強制的に休息を取らされます。
水温がまだ低いので、今回はウェットスーツを着せてスイミング。
そうしたら、冷えの遅いこと、遅いこと!
あらためて、ウェットスーツの効果を感じた次第です。

寒くなるとどうしてもトイレが近くなるものですが、今回は1時間半泳いでいても、途中1回、こちらのコマンドでトイレをしただけでした。
泳ぎたいクレアにはウェットスーツが必需品となりそうです。
別の目的で購入したウェットスーツ。本来の目的にやっと使われた本品でした。

パピーのユリウスはどうだったか?
パピー特有の皮下脂肪に守られ(?)、こちらもコマンドでしかトイレしないほど、体は冷えなかったようです。


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これからくる夏、たくさん泳ごうね!

基本は大事!

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スワレ、フセ、タテ、の3つを確実にする練習をしました。
タテがとてもきれいなWan。
これをばっちり、頑張ってくださいね。
これから梅雨で、思うように外に出られないことも多いかと思いますが、3段階分のステップアップバージョンをお話ししましたので、それを目安に、遊びながら教えて行ってやってくださいね。
さまざまなところで、さまざまな状況下で、確実に出来るように、楽しくできるように、ですよ!

トリーツがなくても、ボールがなくても、アイコンタクトはばっちりのシェパちゃん。
その調子!

本日のグループレッスン

雨が降ったり、やんだりとせわしない空模様の今日でした。
頭数が少なかったこともあり、藤棚の下で雨を凌ぎながら(?)のグループレッスンとなりました。
かえって、狭いところで、犬同士の近い中での練習になりましたね!

今日初参加のMixくん、ベテラン格になってきたゴールデンちゃんの2頭。
あとはわたしがおまけで連れて行ったボーダーくんと、トイプーちゃん。
雨の地面に慣れさせるためのトイプーちゃんと、お散歩を頼まれたボーダーくん。
双方、飼主さんに断って、グループレッスンにも同席させていただいちゃいました。



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右から、Mixくん、ボーダーくん、トイプーちゃん、ゴールデンちゃん。

犬のそばを通り過ぎるときに、双方ともに犬が相手方の犬を見ないように、知らん振りして通れるように、その練習。
相手を刺激しないこと、飼主のコマンドに耳傾けていられること、それらの強化となりました。
Wanによっては、犬がダメなWanもいますし、犬が苦手な人も居ます。
苦手な人は、顔を向けられただけでも怖いですし、引いてしまいます。
そんなときでも飼主の方に注目する練習をしておけば、安心ですものね。

ゴールデンちゃんは、フセが、一旦座ってからフセになるので、立った姿勢から直接フセをするようにするのが課題。
Mixくんは、リードワークに頼りぎみなので、手の指示で的確に「スワレ」「フセ」「タテ」ができるようにするのが課題となりました。

ボーダーくんはおとなしくフセて待っていられました。
トイプーちゃんは模範演技(?)に活躍していただきました。

また次回がんばっていきましょうね!
不安定な天気の中、おつかれさまでした!

House

車の中で興奮して大暴れ…のEコッカーくん。
前々回くらいから、House練習。

今日いらっしゃるときは、どうやらご主人が文字通り「押し込めて」くださった様子(笑)
車に乗ったらHouseではなく、バタバタ暴れていたいコッカーくんのようで、車のなか=Houseがまだ嫌なようです。

Houseが車の外にあれば、トリーツを使って誘導すればなんとか入る…とのことでしたが、今日は「house」コマンドですんなり入るようになれました。もちろん家でも継続して練習してみてくださいね。
本当は車の外でHouseにいれて、そのあと車に積めばいいのですが、Wanだけでも10キロ以上、House自体もそこそこの重さがあるので、毎回、では、ちょっと億劫になってしまうかもしれませんでしたので、Houseを車の出入り口近くに据え、脇から入らないように工夫。
ドアを開けられたらそこはHouseしかない…の状態を作って練習してみてくださいね。




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「House」


いまは練習のため、リードをつけたまま入れていますが、中で暴れたときリードがどう絡まるかわかりませんから、かならずリードは外して入れましょうね!
中に入れてから、リードを外す、扉を開けたらリードをつけて出す、それがすんなりできるように練習してみてくださいね!

多頭飼い

台風の影響で、今日はずっと雨でしたね。
トレーナー仲間のお手伝いも、先方の都合で昨日キャンセルになり、今日の夕方の仕事も雨で見合わせ。
ぽっかり空いた時間。
家のことをしたあとは、犬たちのごはんやトリーツの仕込みに明け暮れていました(笑)
オーブンで焼いているあいだの時間でクレア、ユリウスを交互に相手して遊び、トレーニングもしてみたりと、なかなか楽しい時間でした。


18時を過ぎると雨もあがったので、近くの大きな公園に2頭を順番に散歩。
個別に相手してやると、それまで見えにくかった部分、わかって居そうでわかっていなかったようなことが浮き彫りになり、トレーニングもしやすくなります。
かたっぽを相手しているときは、我慢を教えるいい練習になります。
毎日2回の散歩のいずれかは1頭ずつにするなど、多頭飼いの方には気をつけていただきたいことも多くあります。

「2度散歩に出るのはめんどうだから」
「かたっぽをお留守番させるのが可哀相で」

そういった声も聞こえてきそうですが、それはあくまで人の都合。
犬には人の都合はわかりません。
2頭で1セットではなく、それぞれ別個に相手すること、きちんと向き合うこと、それが大事になってきます。

一緒にいる姿は確かに可愛いものです。
でも犬たちが、お互いがいなかったら不安…では困るのです。
究極的に考えてしまいますと、死ぬ瞬間まで一緒、ではないですものね。
どんなときでも「飼主さんがいれば安心!」という関係をきちんと作っていくためにも、対一の関係はとても重要なものなのです。

飼主さんと対一の関係を持つこと、そのうえで犬たち同士の関係です。

1頭飼いのメリット、デメリット。
多頭飼いのメリット、デメリット。

もし2頭目をお考えの方がいらっしゃるのでしたら、このことをきちんと、冷静に家族全員で考えて、たまに第三者の意見にも耳傾けながら、判断してくださいね!

雨にも負けず??

予報では夕方から雨だったのだけど、さすが雨男&雨犬を名乗るだけあるパパと妹フラット。
予報よりはるかに早く雨が降ってきました。

ちょうどクレアの訓練で出てましたが、早目に切り上げたのを幸い、フラットちゃんたちのレッスンを早目にすることにしました。
雨でもトレーニングをしましたよ。
このまえは雨の中の競技会でしたから、次の競技会も雨ではないとはいえません。
雨でもいつも通りの作業ができるように、今回はじめて、雨の中での練習。

このまえ審査員にいただいた講評をもとに修正。

姉フラットは腰を崩してしまうのが課題でしたが、今回はそれの直しに重点。
妹フラットは、顔を上げ続けることが課題。気が多いので、きょろきょろ、くんくんが多いので、指導手に注目することに終始。
今日はまずまず。
雨のなかでも調子崩れないのは頼もしいかぎり。
フラットちゃんたちは、雨のほうが調子いいみたいです。

でも頼むから、競技会に雨は降らせないでね。

レトリバーず

仕事が終わった後の夕方、訓練仲間のおともだちとお互いのパピーを遊ばせておりました。
お友だちのところにはゴールデンが2頭。そのうち1頭は現在5ヶ月の男の子。
現在4ヶ月のユリウスにとっては、一番の遊び友達です。
ちょうどお預かりだったゴールデンちゃんを、飼主さんに断ったあと、一緒に連れて行きました。



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ゴールデン3頭、ラブラドール1頭、シェパ1頭(画像には映っていません)

遊ぶのが大好きな、お預かりゴールデンちゃん。
先方の大人ゴールデンに好かれ、ひっつかれておりました。
あまりに相手がしつこいと、「わん!」と拒否宣言。
でもそのあと、変わらず遊んだりと、あしらい上手のゴールデンちゃん。

呼び戻しもばっちりですし、訓練仲間のことばを借りるならば「審査員受けするWanだね~」とのこと。
わたしも同感。
この方とは、競技会仲間ですので、ついついWanをそんな角度からも見ちゃいます。
でも確かにこの仔は、正面停座や脚側停座が上手。
やってみたら、おもしろいかもしれませんね!?

このあとは皆バタンキューでした。

プロフィール

Clea

Author:Clea
【Julius】
LR・♂
13才8ヵ月
幼顔になりつつあります


【Lucia】
ES・♀
11才3ヵ月
年齢不詳の美犬になります


【Glanz】
GSD・♂
8才3ヵ月
オレの苦手な季節がきた……


【Sirius】
LR・♂
5才7ヵ月
少し肥えられたんだ


【Felice】
LR・♀️
5才7ヵ月
犬教育は任せて


【Alice】
LR・♀
5才7ヵ月
礼儀作法には五月蝿いわよ


【Sophia】
GSD・♀
3才8ヵ月
ゆっくり成長タイプなんだ


【琥珀】
Cat・♂
推定12才
呼びの聞く猫なんだ


**お空へ**
【Mimosa】
Cat・♀
2007年8月15日生と推定。
2017年5月17日永眠
猫っぽくない猫でした。
9才9ヵ月でお空へ旅立ちました。

【Clea】
GSD・♀
2003年7月22日生
2018年4月13日永眠
初代相棒犬、14才9ヵ月大往生でした。

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