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頭痛い課題

来月の競技会リベンジをかけて、トイプーちゃんと訓練。
雨が降らなければねぇ…なのですが、「どんな状況下でもコマンドに従う」のが服従訓練大会ですから、そんな理由はもちろん通用しません。

でもそれで訓練がいやになってしまったら、元も子もないですし、だいいち一緒にやっていても楽しくなくなってしまいます。
やはり、出るからには、楽しく! 嬉しそうに! やりたいですものね!

グランドトレーニングチャンピオンまで残りあとわずかのポイントなのですが、一番難関のメジャーポイントを取り残しています。
このメジャーポイントがなければ、グランドトレーニングチャンピオンは完成しない!

そのポイント獲得のためには、高等科、もしくは大学科といわれる科目で95%以上の成績をとらなければなりません。

トイプーちゃんで何がネックか。
それは「物品持来」といって、10m先に投げたダンベルを取りに行かせるという科目があるのですが、これが、ムラがある。できない。やらない…。
それを教えようとすると、途端にすべての作業を「いや!」と言ってやらなくなる。
無理強いした覚えは無いのだけど、彼女にしたら、「そんな硬いの持ちたくない!」のようです。
いろいろ手を尽くしたのですが、どうしても「イヤ!」。


………さて、わたし、どうしましょう?

次の競技会まであと半月なのですけれど??

リベンジなるか?ですが、その前にこの課題をどうにかしないといけません。
そのほかの科目は問題ないのですけれど、この「物品持来」という必須科目だけが……頭痛い今日この頃です(笑)

油断大敵

お母さまがお出かけになるとき、せわしなくしているときに、見計らったかのように悪さの出るMixくん。

Mixくんはリモコンに所有欲をもやすWan。
でもお話しを伺っていると、リモコンが欲しくて仕方なくてやっている、のではなく、お母さまに「相手してもらえるツール」としてリモコンが好きなだけのようす。

相手にせず無視すると、リモコンを破壊して、食べてしまうので、結果として「ちょうだい」と相手せざるを得ず、20分以上たたかう(?)のだそうです。
本咬みがあるWanですので、毎回のように咬まれる飼主さんにしてみたら「怖い」という気持ちもどうしても出てしまいます。

まずは所有欲を増させるものを、犬の手の届かないところに置いておくなど、徹底的にやってみてくださいね。「
飼主の隙アリ」の状態を与えないこと、「かすめとってやった」という成功をさせないように注意することが大事。
まだこの徹底化が足りないかもしれません。
もう少し気を配って、やってみてくださいね。

犬の「成功例」が増えれば増えるほど、直すのは難しくなってきますから。

6月のグループレッスン

6月のグループレッスンは以下のように決まりましたので、お知らせいたします。


    5日(木) 10:00~
 
   21日(土) 10:00~


上半期は6月でグループレッスンはこれでお休みとなります。
夏場はおやすみし、暑さ次第ではありますが、9月、10月あたりから、また再開いたします。
そのときはまたお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。

少しずつ成長!

社会化の不足が大きな要因となって、人・犬に吠え掛かってしまうチワワちゃんがいます。

いまでは普通に歩いている分には、人には吠えなくなり、過剰に反応して飛びすさるような逃げ方もなくなりました。飼主さんがさりげなく、ヒールポジションの位置を変えているせいもありますが、それでだいぶ安心したようです。
でもまだ話しかけられたり、後から子どもが走ってきたりすると、パニック。

犬に対しても、以前は姿を認めるだけで吠え立てていたのですが、レッスンごと、いろいろな犬に会わせ、段階を経て、さまざまな犬に会える時間帯にトレーニングしてきました。
「いけないよ」「静かにね」と声をかけると我慢することも少しずつできるようになりました。


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今回、ちょうどシッティングを頼まれていた柴ちゃんたちにも、会わせるだけ会わせてみました。
姿を見たときだけ吠え、自分がフリーになったとき、自分のパーソナルスペースに入ってこられると吠え、という感じ。
このあとお礼と言ってはなんですが、シッティングのWanたちは広場で走り回りました。

スワレやマテも少しずつ確実性があがってきましたね。
マテが「いいコマンド」になるよう、いろいろなところで練習してみてくださいね。

お手伝い

今日はトレーナー仲間のトレーニングの手伝いのため、ユリウス1頭を連れて、はるばる都内まで出向きました。(クレアは家でのんびりお留守番です)
行きに首都高で事故があり、予定よりも大幅に遅れての到着でしたが、遅刻は免れ、ほっとしました。都内は道がよめません…。



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そのお手伝いが終わったあと、また別のトレーナー仲間が連れてきた人間の、もうすぐ2歳になるボクと対面。
さすがトレーナー仲間だけあって、子どもにもきちんと「わんちゃんの玩具を取ってはいけません」と声をかけておりました。ボクもただそばでジーッとみていただけ。
時々、ユリウスの頭をなでたり、背中やお尻を触ったりしていましたが、ユリウスは、たまにボクをちらりと見るだけで玩具に夢中。

ユリウスにもいい勉強ができました。

人の子には、むやみやたらとWanをからかったりしてはいけないと教える一方、犬には、たとえ物を人に取られても取り返しに行ったり攻撃してはいけないことを指導していかなければなりません。
双方ともに注意を与えること。

子どもと犬の接触は、時として危険含み。
それをしっかり認識したうえで、監視しているなかで接触をもたせてやってくださいね!

ドッグスポーツ

今日は、クレアの訓練日。
2週間前からユリウスも一緒に参加です。(でも実際に訓練に参加したのは今回2回目。先週は他の犬がいましたので、お邪魔虫のパピーは見学でした)

2週間前は、ただただクレアのあとを付いて歩き、はぐれないように必死になって追いかけている感じでしたが、今回はちがいました。
まず、クレアの反応が前回とはちがいました。
ユリウスの存在が、「おまけ」から「ライバル」になったようです。
もちろんユリウスは「お姉ちゃんが楽しそう~、ボクも~」というふうなのですけれど、姉犬はそれどころではありません。

「とられてなるか!」。

でも初回はあろうことか、ユリウスに軍配があがってしまい、クレアそのあとは真剣!
それまでは「楽しい訓練」「大好きな訓練」でしたが、弟犬の存在で「絶対に(自分が)勝つ訓練」になったようです。楽しいには楽しいようですが、あまり無かった闘争心に火がつけられたようです。

なんでもそうですが、持って生まれたものや自信と、そして闘争心。
それがステップアップの鍵なのかもしれません。
もちろん個体差はありますよ。

たとえばクレアは服従訓練大会では、怖気づきます。やるだけのことはやりますが、闘争心以前に気持ちが萎えてしまい、「あと1歩」がどうしても難しい。
それがいまの訓練では闘争心がでてきます。
クレアに向いていたのは、おそらくいまの訓練だったのでしょう。
彼女はスポーツよりもワーキングのほうが得意なのでしょうね。
ユリウスはどうでしょうか??


そうやって犬が好きで、楽しくてたまらない遊びや訓練をみつけてあげることも、大事。
ポイントは、人が楽しい、好き、ではなくて、犬が楽しい、好き、と思えるものです。
どうしても人が「これをやりたい!」という気持ちが先行してしまっている感のあるスポーツもあり、犬に無理をさせてしまっていることもあります。

スポーツは楽しむためのもの。
ドッグスポーツは、人と犬がともに楽しむもの。
それぞれに合った「スポーツ」をみつけて、ドッグライフを楽しんでいただきたいなと思います。

雨中の競技会

今日は競技会の日。
出陳は、フラット姉妹+トイプーちゃん。

姉フラットは中等科(2部)。
妹フラットはデビューで初等科(1部)
トイプーちゃんは、高等科にしようか寸前まで迷って、けっきょく中等科。

昨日の夕方から降りしきる雨で河川敷は深い水たまりだらけ。
くるぶしの上まで浸かるほどの水たまり。
そんななかで、トイプーに、スワレやフセは、拷問に近いよね…と思いながらも出陳。
結果は、トイプーちゃんのなかの最低点数更新に至りました…(撃沈)
そりゃ、あれだけスワレもせず、フセも浮いていれば、仕方ないでしょう。高等科でなくてよかった、と心底思いましたよ。来月にリベンジ!

姉フラット、出陳順番は午後にまわってしまいましたが、雨に祟られた午前組からみれば、うらめしいほど晴れた中、作業でした。
練習でもみたことのないミスがひびき、ポイントゲットにわずか0.3点足りませんでした。
これで獲得できたら、中等科出陳2回目でポイントゲットでしたのにね! 残念。
でもこれもまた次につなげる課題となったのではないでしょうか。

そして、デビューの妹フラット!
審査員に評価の高い作業ができました。
講評をうかがっても、成長が楽しみとのこと。
うーん、姉フラット、強敵が登場ですね!

場慣れで出させた妹フラット。
来月は、CD1(初等科)の試験です。
今回の課題をより消化して、今回よりいい作業ができるようにがんばりましょうね!
もちろん姉フラットは、ポイント獲得に向けて、こまかなチェックをしていきましょうね!

そして、多くの応援団(!)のみなさま。
ありがとうございました。


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来月も、このメンバーでがんばろうね!
向かって左から、姉フラット・トイプー・妹フラットです。

グループレッスン

本日のグループレッスンは2頭。
日本犬系Mixくんと、シェルティ系Mixくん。
どちらもひさしぶり。

基本練習をしたあと、お花畑にくる人、サッカーを観に来る人でにぎわう道を、リードをゆるめて、飼主さんの歩調にあわせて歩く練習。

狭い道をすれちがうこともあります。
子どもに話しかけられることもあります。
他の犬に吠えられたり、遊ぼうと誘われたりすることもあるし、水上スキーの音、いろいろなにおいなどの刺激の中、飼主さんとスマートにあるく練習。

2頭ともがんばりました!
今度はわたしがいないところでも、それができるように、ね!

来月は来月で、難関を用意しておきますので、楽しみに(?)いらしてくださいね。
おつかれさまでした。


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お花畑をバックに。
このあと、ちいさなかわいいお子さまに声をかけられていましたが、おちついた態度で接することが出来ましたね!

お散歩

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お預かりのパーソンちゃん&ミニシュナくんを連れて、朝のお散歩。
朝の5時台で誰も居ない広場を走る、走る!

呼び戻しはミニシュナくんは時々「どうしようかな」となりますが、それでも「来い!」といえば、たったかやってきます。
パーソンちゃんは、どかんとぶつからんばかりにやってきます。

呼び戻しが大事。
それができなければ、どんなところへいっても安心できませんものね!

画像では、ミニシュナくんが追われ役。
ミニシュナくんは基本的に追われるのが好きなようで、率先して、誘うように走り回ります。それを他の3頭が追いかけます。
厳密にはミニシュナくんをクレアがおいかけ、そのクレアの後をパーソンちゃんとユリウスが追いかけます。
その躍動感たるや、みごとなものです。
そろって、フセとすれば、皆、ぜいぜい、はぁはぁ言いながら、それでも満足そうに笑顔で伏せて休み、「ヨシ」といえば、また走り回ります。

朝露にびしょぬれになりながら、楽しそうに走っていました。

飼主がいれば…

今日は盛りだくさんで、どの話題にしようか迷うところですが、ひさしぶりにレッスンだったこのWanの話。


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女の子に、「凛々しい」はブーかもしれませんが、このWanのこの立ち姿は、凛々しい、のことば以外ないでしょう!(笑)

ジャックちゃん。
きょうは同居のお兄ちゃんWanのジャックくんも同伴。

お兄ちゃん子のジャックちゃん、お兄ちゃんが前を歩けば、飼主さんのチェックもなんのその、必死になって追いかけ、お兄ちゃんが後を歩けば、(後を歩かされたお兄ちゃんは文句をいい)後をふりかえり、ふりかえり歩きます。
そこにリードを持っている人の指示に従う、ということは皆無。

こんなときは、歩き始めが肝心。
最初にわたしにガツンガツンとチェックを入れられ、目が覚めたらしいジャックちゃん、そのあとは、忠告コマンドだけで、さっと後に下がることができるようになりました。
飼主さんも、今日ご指導した、Wanのいい位置を覚えてくださいね。
そこから前へ出たら忠告コマンド、足を突っ張って抵抗したら無視です。
リードを持つ人の指示に従う、それを徹底化しましょうね。

お兄ちゃんがいればいい、ではなく、飼主がいればいい、にしていきましょうね!

対比?

チワワちゃんのレッスンに、預かりだったダックスちゃんを同伴して連れて行きました。
チワワちゃんはだいぶ我慢したり、飼主さんが前以って「No」を出すのが上手になってきたので、これはいいチャンスと、ダックスちゃんにご協力いただくことに(笑)

チワワちゃんは最初こそは吠えてしまいましたが、すぐに落ち着くことが出来ました。
飼主さんとの信頼関係も少しずつできてきたようで、家の中での呼び戻しすらできなかったというチワワちゃんでしたが、最近はだいぶ来るようになり、撫でさせるくらいおとなしく足元に居るというお話しを聞きました。

飼主のそばへ行ったらつかまる、という意識が根強く、呼び戻しには戻らず、来てもぱっと逃げるというそんなチワワちゃんでしたから随分変わったものです。
その調子でがんばってくださいね!

2頭ともに、遊ぶことこそしませんでしたが、匂いをかぎあったりして、まずますの様子。
そこまで接近できたチワワちゃん、成長しましたね!


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ダックスちゃん、満面の笑顔。
チワワちゃん、冷めた表情(笑)
対照的で面白かったです。

これも練習

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ただいまマズルつけの練習中。
はじめてのマズルですので、いい印象を持ってもらうために、おやつや褒めことばをたくさん使って慣れさせました。

マズルをつけている=咬む
咬む=危険な犬

という図式ができやすいのですが、突発的なことの予防にはとても役立つ代物。
逆に、マズルをつけているので、咬まれる心配はなく、かえって安全と思いますけれどね。
もちろん、それをからかったり、ちょっかいだしたり、いやなことをしたりしてはいけません。接し方に注意が必要であることは確か。かならず飼主さんに許可を得てから、どんなふうに接すればいいのか確認してから、接してあげてくださいね。

マズルをつけていることで、そのWanがそれまで経験できなかったことが経験できるようになるというメリットがあるのですから、あまり構えて逃げたりせず、普通にしてあげてくださいね。

咬むという経験もさせず、怪我を負わず、負わさせず、いけない行動を「No」とできるのですから、飼主さんの気持ちにも大きく影響を与えることができると思います。

さて。
この仔には課題があります。
マズルをつけるのに慣れたら、さっそく課題クリアにむけてがんばりましょうね!

楽しむこと

競技会を間近にひかえたフラットちゃん。
妹フラットにはデビュー戦! あかるい、楽しい作業ができるようにがんばろうね!


今日は本番を意識した内容でトレーニング。
それまでは作業途中に褒めたりすることも入れていましたが、試しに今回、本番同様の動きでやっていただきました。
いつもと違う雰囲気の指導手(お父さま)に、妹フラット「え??」だった様子。
戸惑いながらも、よく反応してくれていました。
それまで褒めがあったところで無かった、ということが「パパ、どうしたの? なんで?」だったようです。いい意味で指導手への集中がもっていかれたかな?
でもそういう反応をかえしてくれる子だとわかって、指導手は嬉しかったかも?
姉フラットは真面目に反応する子ですが、妹フラットは頭の中がいつもお祭り騒ぎですから(笑)

 注意:バカにしているわけではありませんよ。かわいいなぁと思いつつの上記コメントです。

こういう明るい性格が、ふんだんに出せる競技会になりますように。

ちょうどフラットの飼主夫妻とも話していたのですが、競技会というと、難しい、堅苦しいというイメージがあるけれど、やってみると普段のことなんですよね、と。
そうそう、そういう気持ちでやっていただけると、嬉しいです。
やれチャンピオンだ、やれ席次だ、ではなく、飼主とWanが「一緒にやるのって楽しいね!」とコミュニケーションとれるような、そんな作業、そんな気楽な気持ちでの参加ができたっていい、そう思います。
興味がおありの方はいつでもおっしゃってくださいね!



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トレーニング終了後、遊んでいるときのヒトコマ。
みごとなるジャンピングなのですが、みごとなる、ミスキャッチ。
そんなところがかわいい、妹フラットです。

アジリティもどき?

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遊んでいるようで、遊んでいません。
遊んでいないようで、遊んでいます。

このWanはシャイ。
はじめてのこと、ものには、ことさら「イヤだ!」と吠えたり固まったりして、拒絶。
太目の遊具で上り下りさせたり、マテをやってみたり、飼主さんと一緒だと楽しいよ、という印象をつけています。

一緒に写っているのはお姉ちゃん。
今回は、最初から最後までお姉ちゃんがリードをもち、レッスンをがんばってくれました。
おつかれさま!

しっかり者のお姉ちゃんなので、今日やった内容を、頭が半分、まだ夢の中だったらしいお父さまに、レクチャーしてくださいね!(笑)

並んでSit

午後、セミナーに参加するために、午前中、犬たちをめいっぱい遊ばせました。
ここは横浜の、とある公園(笑)




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ダックス連れのこどもたちがやってきて、クレアやユリウスと遊んでくれました。
小学校低学年と思われる男の子がもっているプリン型のおもちゃに興味津々の2頭。
きちんとSitして待っているのですが、ひとさまの玩具です。
クレアは鳴り物の玩具は、「ぴぷー!!」と一発鳴らして絶命させてしまうので、あげられません。
ユリウスは「ぴぷ・ぴぷ・ぴぷ・ぴぷ……」とエンドレスに鳴らして騒音犬ですので、当然あげられません。

だから、男の子は「貸してあげるよ」と言ってくれましたが、今回は見ているだけにしてください。

来客への興奮

人が好きで、来客に吠えてしまうケアンくん。

チャイムに反応というよりも、飼主さんがそちらに向かい、自分が行かれないことに対して吠えてしまう傾向。
もちろん「ボクにも挨拶させてよ!」とワガママを言っている部分もあるのですが、まずは吠える、ということのコントロールから。

一緒にお出迎えする練習や、その場での「マテ」の練習、人が近づいてきても興奮してジャンピングしたりせず、落ち着いて出迎える練習をしました。

わたしとだと落ち着いて出来ていましたが、これをご家族の方や、近しい方、犬が大丈夫な方に協力していただいて、やってみてくださいね

なかには犬が苦手な方もいらっしゃるでしょうし、宅配便など、飼主さんの手がふさがることも考えられます。そんなとき、飼主さんが命じたところで、きちんとマテをすることができるように、もしくは挨拶をしなくてもあきらめることができるように、それを目指していきましょうね。

すべてを「してはいけない」で教えるのではなく、コントロールすることが大事。
最終的な決定権は常に人にあること、人が主導権をとって終わらせることを鉄則としてくださいね!

ひっつき虫

すっきり晴れた日。

呼び戻しが課題のゴールデンちゃん。
たまたまお散歩代行の、ゴールデンちゃん仲良しのボーダーくんも同伴させてもらいました。
遊んでいても「コイ」と言えば戻ってくるか、マテをかけるとなかなか呼んでも動かないゴールデンちゃんが呼び戻しコマンドに反応できるのか、などの練習。
今日は総じて、とってもよく出来たと思いますよ。

課題が少しずつ消化されていっていますね。
でも飼主さんにいわせれば、どうやら、わたしがいるから、だそう。
それならば、今度は隠れたところから見てチェックしないといけなさそうですね。


でもボーダーくん、きみも実は、笑われていたのだよ?
飼主にもしない、べたぁ~とわたしにひっつきになるのを、「ママにさえやらないのに、ありえない」とゴールデンママに笑われてました。


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レッスン終了後、はじけて遊んだ2頭。
笑顔・笑顔、ですね!

雨の日は…

雨の日。


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家の中では、「OK」コマンドを出した後、このお方と、犬2頭が追いかけっこ、パンチで遊んでいます。

疲れて、犬の届かないウッドクレートの上でくつろぎ中。
これでもなかなか策士で、上からパンチをかます、という、こずるいてを使うことも。

現在、(推定)9ヶ月のにゃんこ、ミモ。

黒猫のはずが、焦猫化しています。
きみはいったい、なんのMixかね??

マナーは1日にして成らず

おおよそ1ヶ月ぶりのレッスンとなったポインターくん。

あれれ?
ちょっと、ずいぶん悪くなっているぞ?

パピーのとき以来出ていなかった抗議咬み、ボールを飼主が取ろうとすると顔を向けてくるなど、1ヶ月前にはみられなかった諸問題が勃発!

いろいろお話しをうかがっていると、どうやら「どうせまた先生来るし…」と、普段のなかでのマナーがダラダラっときてしまったそう。
そのために隔週にして、自覚をもっていただくようにお母さまともお話ししていたのですけれど、ちょっとそれが仇となったようです。

逆に「なにもせず放っておくと、こうなってしまうんだ!」となることがわかったのではなでしょうか。
マナーは日々の積み重ね。
レッスンのときに覚えるものではなく、常日頃から修正し、指導し、見ていくことが大事。
一晩で悪くなるはずはないのですから、この1ヶ月の間に徐々に崩れて行ってしまったのでしょう。

また立て直さないと、ちょっとこれは見過ごせない問題が山積です。
来週からまたきっちり、やらなくちゃね。

犬も人もマナーは1日にしてならず、ですから。


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わたしが取ってもなにもいいませんが、飼主さんだと…?

てくてく歩け!

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チェック、褒めのタイミングは、お母さま以上に上手。
危うし、お母さまの立場!(笑)

でもこのシェパちゃんもなかなかツワモノ。
そう簡単には「褒められた♪ うれしい♪」にはならないタイプ。
「ふーん」とちょっとそっぽ向くこともあります。

一般的にラブなどのように、いつも嬉しいこと、楽しいことだらけ、というタイプの犬種ではありませんから、まだ様子見しているようです。
そのくせ、(自分にとって都合よく)甘えさせてくれる相手を見抜くのもうまい。

まだまだ格闘(?)の日々は続きそうですが、根気という面では飼主のほうがうわてなのだと、Wanに伝えていきましょうね!
ファイト!

頭が…

頭がこんがらかりそう。

今日は午前にセミナーがあり、横浜に出ていました。
獣医学関係のセミナーで、1年通しで毎月1回あるのですが、それまではちゃんとついていけましたが、今日はついていくので必死。

終わったあと、久々に頭のなかが飽和状態に陥りました。
こんな状態は学生のとき以来です…(笑)

興味深くて、おもしろいセミナーではあるのですが、やっぱり医学は難しい。
生半可な知識だけではとても太刀打ちできません。
来月のセミナーまでに、消化しなくっちゃ!

ヒートへの反応

今日は雨。
ことごとくレッスンが見合わせでしたね。

それでもうちのWanたちは、雨の中、わたしたち以外誰も居ない広場で、訓練仲間のWanと駆けずり回って遊んでいました。

今日いちにち、お預かりのWanがいました。
お預かりWanが先日ヒートになってしまった…とのことでしたが、まだユリウスが小さいことも手伝い、部屋を確実に分ければ大丈夫かなと思い、預かりました。

でもユリウスがおとなになったら、ちょっとこうはいかなくなるかもしれませんね。(去勢すれば済むことですけれど)

だいたい、どのくらいからオスはヒートの女の子に反応するようになるのかしらと思い、知人にも聞いてみました。やはりわたしと同じく、9ヶ月くらいになってからではないか、との返事。
またよく去勢のタイミングをうかがわれますが、これは人それぞれですし、獣医さんによっても答えが違ってきますが、わたしは、Wanの体ができてきて、足をあげて排尿を覚える前がいいのではないでしょうかとお話しします。

わたしも自分がもつ犬では、オスはこれがはじめて。
メスにはない、別の諸問題がありますから、ある意味では新鮮で、おもしろいです。
生徒Wanで見るオスと、自分が持つオスは、やはりちがいます。
新鮮な驚きがあったり、「へぇ?」と思ったり…。

メスにはメスのよさが。
オスにはオスのよさがありますね。
どちらも可愛いです(笑)

もうすぐ4ヶ月令になるユリウス。
でも現在14キロ強…。
確実にクレアより大きくなりそうな犬です。

画像ネタ

今日はちょっと画像にて。



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なぜこの姉妹、見事にシンクロするのでしょう??

本日のグループレッスン

今日も暑かった…。
そんななか、グループレッスンに来てくれたWanとその飼主さん方、おつかれさまでした。

今回はまぁいろんなWanが集まりました。
ベテランから若葉マークWanまで。


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左から、シェパちゃん、ゴールデンくん、チワワちゃん、がきんちょボーダーくん(笑)、先輩ボーダーくん、イングリッシュコッカーくんの6頭。

ベテラン3頭、若葉3頭。
だれが、とはいいません(笑)

犬を見て、接触の仕方がわからなくて、がぅぅ~となってしまうWanから、遊ぼうぜい~なWanから、まぁ本当にいろんなタイプが集まったものです。めずらしい…。

そのなかでもベテランズはさすが。
若葉たちにいいお手本を見せてくれてありがとう!
若葉たちはベテランWanに続け、ですよ!

今回もまたしてもやってみました。
レトリーブゲーム。
他のWanがいるなかのレッスンだけでは緊張して疲れてしまいますから、これは個人プレイ。
他のWanを気にせず、自分のペースで、自分の飼主さんと楽しんでもらうためのもの。

結果。
レトリバーの名誉を守ったゴールデンくんの6こ回収が最高記録。
あとは先輩ボーダーくん、5こ回収。
あとはがきんちょボーダーくんとシェパちゃんがタイの2こ。
玩具が大きくて、興味は持つけれどもてなかったチワワちゃんや、見たことのない玩具に戸惑い、「やめとこ…」のイングリッシュコッカーくんには難しかったですね。

でもこれを通して、飼主さんが、どのタイミングで褒め、誘導すればWanが自分が思ったことをしてくれるか、少し分かっていただけたのではないでしょうか?
おうちで好きな玩具からでいいですから、やってみてくださいね!

上半期のグループレッスンは、とりあえず6月で、一旦お休みとなります。
また次回、来られたら是非いらしてくださいね!
お待ちしています!

歩く練習の次は…

今日は暑いくらいの陽射しのなか、木陰を使いながらチワワちゃんのレッスンがありました。

人・犬・環境すべて苦手で怖くて、「ワワワワワン!」とすぐにキャパオーバーになって吠えてしまっていたWanですが、だいぶ予測しない事態や、話しかけられたりしなければ、我慢ができるようになってきました。

それまでは歩き練習。
飼主さんの歩く姿勢や気持ちや、リードワーク。
Wanに伝えたい「安心感」。
それを3回ほど立て続けにやってきました。



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今回は公園で「呼び戻し」をはじめ、体に触れさせる練習、飼主から目を離してはダメだよということを重点的にやりました。
どうしても体がちいさいので、つかまえてひょいと抱き上げてしまいがち。
それだけではないでしょうが、人のふところ深くにまでは人に近づきません。それをふところ深くにまで来させる練習です。
様子を見て、少しずつ体に触れる練習。
体に触れることは、あなたをつかまえようとしているわけではないんだよ、ということをWanに知ってもらうためです。

帰りはわたしが同伴したWanと並んで歩いて帰ることができましたね。
犬なれしていないだけですから、あわせる犬に注意して、徐々に接触させてもらえれば、きっとよくなりますよ!

Golden Day, Golden Time

トレーニングの仕事が完全にオフの今日。
きゅうきょ、犬猫友達と一緒にWanたちのお散歩&ランチをしましょうということになりました。

Wanたちを草の生い茂る広場で遊ばせ、暑くなった体を河口付近でスイミングさせて冷やし、また広場を走り、暑くなったら泳ぎのくりかえし。
ユリウスには2回目のスイミング。でも河口でははじめてです。
水大好き、スイミング大好きのクレアは何度もユリウスを誘い、最後にはいっしょに泳いでいました。まだクレアのように水を見たら飛び込む、までにはならないものの、水に足を浸からせ遊ぶことは躊躇なくできるようになった様子。


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お友だちのWanもユリウスと一緒に全身びしょぬれになりながら、エンドレスに遊んでいました。


このあとはランチ。
一緒にランチを作り、バルコニーで食事。
美味しいサンドウィッチ、スープ、サラダ、飲物、そしてつもる話の尽きぬこと、尽きぬこと…。

そのあいだ犬たちは遊んだり、足元でごろりとくつろいで、まどろみ……
人も犬もおだやかな時間を共有することができました。

そうしたら、話に夢中で、うっかり日に焼けてしまいました。
夜には赤くなってしまいました。
今年はなるべく焼かないように…と思っていましたのに、くぅぅ~!(泣)
これ以上焼かないように気をつけないといけません。
日焼け止め塗っていても、ふりそそぐ紫外線は容赦ないものです。

たっぷり英気も養い、また明日から元気にお仕事ができそうです!
がんばるぞ!

ユリウスときょうだい

クレアの訓練の日。

いつも休日に来ている、訓練メンバーが、今回はゴールデンウィークということで、会うことが出来ました。そのうちの1家に、ユリウスの同胎がいっているので、ひさしぶりに遊ばせてもらいました。

さすが同胎。
遊び方がとてもパワフル。
遊びあううちにだんだん、お互いにコツをつかみ、相性がいいことを確認したのか、どんどんパワフルに追いかけっこし、プロレスごっこをし、たまに呼んでもお互いの飼主のところへ戻り…と安心できる遊びを展開してくれていました。

またこの仔とユリウスはよく似ています。
おなじオス同士なので、カラーをはずして並べたら、きっと一瞬は「うちの仔どっちかしら?」と分からないでしょうね(笑)

でも決定的な違いがひとつ。
ユリウスには胸に白い毛がちょんちょんと生えていますので、それが見極め材料。あといまは、相手のほうが体が大きいので(2キロも差あるのです!)、それでもわかります。

これからどんなふうに変わっていくのでしょうね。
成長をともにみられる仲間がいて、嬉しいなと感じた今日でした。

ちなみにクレアにもきょうだい犬があと7頭いるのですが、どこへ、もらわれたのか皆目わかりません。きっとあちこちの訓練所に送られ、活躍している仔もいるのでしょうね。
クレアのきょうだい犬たちは、どんな犬たちになったのかしら、と、ユリウスとそのきょうだいが遊んでいる姿をみながら、ちょっと思いをはせてしまいました。
みんな幸せになっているといいですね!

お預かり

本日、急遽お預かりのWan、ゴールデンちゃん。

ゴールデンちゃんと仲のよいボーダーくんのママに「夕方遊ばせませんか」とメール(笑)
ボーダーくんのママ、ありがとうございました。

同じ月の生まれの2頭、グループレッスンでも仲良しこよし。
普段のときも、時間が合うと一緒にCafeへいったり、遊んだりしているそう。
こんなふうにWanの輪が広がっていくのは、嬉しいですね!

だけどなぜか、最初だけはボーダーくんとゴールデンちゃんは遊んでいましたが、しだいに、ボーダーくんはパパとサッカーに興じ、ゴールデンちゃんは、ユリウスと遊びだしました。
時々からみ、遊び、またふらっとそれぞれ遊びに行き、とそんな感じ。
でもいつまでもWanとばかりしか遊ばない、というわけではありません。
だんだん、飼主さんと遊ぶということに目が向いてきますから、ボーダーくんはそうだったのかもしれませんね。
ひとつの成長の証、かな?(笑)

遊びに夢中になると、呼び戻しの声が聞こえなくなるゴールデンちゃん。
時折、試すように呼んでみましたが、即座に反応して戻ってくることができました。
お利巧!
今度はお母さまが呼んでも、ちゃんと戻って来るんだよ!



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ボーダーくん、ゴールデンちゃん、ユリウスです。

目線の先には

飼主さんのお仕事や、お家の事情で、ひさしぶりにレッスンのシェルティ系Mixくん。
でもレッスン全般を通してみて思ったのが、これだけの間隔が空いていながら、以前と変わらぬMixくん。
もちろん課題もそのまま残ってしまっているとは言えるのですが、それでも新たに課題を作らず、きちんとそれまでのトレーニング内容を持続されていた点はとても感心してしまいました。
これが、「マナー」を教える意味なのですよね!

普段をきちんとすること。

それができるようになれば、いざというときに、犬も混乱せず従えるというもの。
いざというときのためにマナーをおぼえているのではありません。
普段からさりげなく、なにげなく守るルール、それが「マナー」。

その点においては、Mixくんのママ、がんばったと思いますよ。




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目の先には、にゃんこさん。
気になる、気になる~!!

理由は色々

人に対してや自転車に対してはだいぶ吠えが落ち着いてきたというシェパちゃん。
でもどうしてもWanには…というところで、同伴していたユリウスと対面してみることに。(2度目の対面です)


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ワンとも、ガウともいわず、ユリウスに走り寄り、においをかいだ後、やおら遊びに誘い出しました。それをユリウスのほうに「おちついてください」とたしなめられ、どちらのほうが年長かと思うほどの温度差。

遊び方は下手くそだけれど、一生懸命、「あそぼ、あそぼ」と言っている様子をみても、まだWanとの接触不足が原因。
もともとが警戒心がつよいシェパちゃん、どんな状況でも吠えたり、暴れたりしてしまので、相手を怖がらせてしまうのが災いして、不慣れに拍車がかかってしまったようです。

まずは落ち着くこと。
「マテ」を取り入れていったり、飼主さんが怖がらずに、どんどんその環境の中を歩く、という練習が大事。(接触させず、ずんずん歩くだけでもかまいませんから)

そのほかチャイム吠え対策をやりましたが、このGWのあいだにたくさん練習してみてくださいね!

プロフィール

Clea

Author:Clea
【Julius】
LR・♂
13才8ヵ月
幼顔になりつつあります


【Lucia】
ES・♀
11才3ヵ月
年齢不詳の美犬になります


【Glanz】
GSD・♂
8才3ヵ月
オレの苦手な季節がきた……


【Sirius】
LR・♂
5才7ヵ月
少し肥えられたんだ


【Felice】
LR・♀️
5才7ヵ月
犬教育は任せて


【Alice】
LR・♀
5才7ヵ月
礼儀作法には五月蝿いわよ


【Sophia】
GSD・♀
3才8ヵ月
ゆっくり成長タイプなんだ


【琥珀】
Cat・♂
推定12才
呼びの聞く猫なんだ


**お空へ**
【Mimosa】
Cat・♀
2007年8月15日生と推定。
2017年5月17日永眠
猫っぽくない猫でした。
9才9ヵ月でお空へ旅立ちました。

【Clea】
GSD・♀
2003年7月22日生
2018年4月13日永眠
初代相棒犬、14才9ヵ月大往生でした。

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